翔さんの映画レビュー・感想・評価

翔

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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.5

アメリカという国において一般的にデリケートってかタブーじみた問題だと捉えられている事柄全てをネタにしてみましたって映画。軽いものでも乱交、もっと踏みこんだものだと宗教戦争や人種差別等々。
コレ等を余さ
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

4.0

モーニングで連載されていたと思う、『聖☆おにいさん』。その原作漫画はべらぼうに好きなのにいつの間にやら映画化までされてたのは知らなかった。

和やかな雰囲気で延々と繰り広げられるユルユルライフがたまら
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恍惚の人(1973年製作の映画)

3.5

今の世の中でこそ『認知症』という名で認識されている症状が『老人性痴呆』または『ボケ』という言葉で通っていた時代。ケアワークが社会問題ではなく家単位での問題、または責任、または汚点として扱われていた時代>>続きを読む

スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

1.0

ホラーとひとくちに言っても当然その中身はホラーシーンだけではない。導入から不穏な場面をチラつかせ、ここぞの場所で観客を怯えさせて始まるパニックを経てクライマックスへ。

それなのにこの作品は映画として
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ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

2.5

まーたやってしまった。
ここ最近ストリーミング配信サービスやDVDレンタルを物色していても専らドラマばかり観ていた。
「たまには久々に映画も…」とふと思った事だけは覚えている。気がついたらまーたB級。
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雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

「日本的」な流れならば男は鼻先で笑って余裕ぶり、女は愚痴って見下して。で終わる内容かもしれない。ガキじゃないんだし、と片付けず本音と本音をぶつかり合わせて相手より一枚でも上を取ろうと美辞麗句に罵詈雑言>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ通しての功労者といえば我らがヘクター・バルボッサ。元スパロウ海賊団一等航海士、ブラックパール号船長、カスピ海の覇者、英国私掠艦隊長。とシリーズを追うにつれて明らかになる煌びやかな経歴と確かな>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.0

設定こそある程度踏襲しているものの、装いを新たに新構築されたキングコング。続編を匂わせるあたりシリーズ化を希望しているのかな。

申し訳程度に反戦のエッセンスを振りかけてはいるもののどこか割り切って軽
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ディープ・インフェルノ(2014年製作の映画)

2.5

適当に選んで鑑賞したら想像以上に凝った味付けで楽しめた!ハードルが低い望外の喜び。

さてそんなわけで本題。
僕は元々都市伝説やUMA等のアレコレを暇潰しに読むのが好きなのだが、本作はそのアレコレを下
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

ちょいと前に何故か前二作品だけ観たままスルーしていた「ダークナイトライジング」を鑑賞した。そしてつい先日1日しか記憶が残らないという設定の映画「リピーテッド」のレビューを書いた。そんなこんなの繋がりで>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

4.0

いや、二時間弱の暇な時間を潰そうと思ってた矢先に丁度ピッタリ前々から観ようと思ってた本作を思い出し再生。

いやなかなかどうして面白いな!よくある設定やオチだってことを差っ引いてもハラハラの鑑賞だった
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アポカリプト(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「紀元前一万年」を観たからにはこっちのレビューも書いとこう、同じくプライマルチック作品の代表格映画「アポカリプト」。

とはいえ正確にはコンキスタドール到来直前のアメリカ大陸が舞台なのでバリバリの紀元
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紀元前1万年(2008年製作の映画)

2.5

映画館に足を運べる時期と運べない時期が当然ある。だからこそありがちなのが、足を運べた時期に映画上映前流れる新作のプロモーションビデオを観て「うわ、面白そう」となってもいざ公開時期になるとタイミングが合>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.0

なんというか「そうじゃねえだろ」って感じが凄まじい。

別にダークナイト三部作と比べて、とかではない。他のあらゆるメディアに描かれているジョーカー&ハーレイと比べて尋常じゃなく浮いている。売り込み方か
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

100本目のレビューはジュラシックパークと、このアカウントを作った瞬間から決めていた。

初めて観た映画であり最も観返した映画であり過去現在未来永遠に一番好きな映画。ジュラシックパークに心を震えさせら
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

レビューなんてものはどこまで行っても比較だと思う。今まで観てきた作品の中でコイツは楽しめた方だったか、当時の人気はどの程度だったか、シリーズの前作と比べてどう変わったか、監督俳優諸々のキャスティング変>>続きを読む

ジャングル サバイバル・ゲーム/ジャングル -不滅-(2013年製作の映画)

2.5

最近は遂にHuluの『あなたへのオススメ』にB級作品しか表示されなくなりました、色んな作品をバランス良くオススメしてくれていたあの頃が輝いて見えて少し複雑です。「折角母親が毎朝三菜一汁を用意してくれて>>続きを読む

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

2.0

色々あって全然レビュー投稿出来てなかったものの、全然映画を観ていなかったというわけでもないのだ。

気づくのがだいぶ遅くなったが最近のアニメーション原作のリブート、若しくは初実写化作品がとてもアツイ。
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ジュラシック・シティ(2014年製作の映画)

1.0

はい、久しぶりにこんなの。

正直こういった作品を観て、やれ酷いだの、やれ安っぽいだの言うのは嫌だ。デカデカと髑髏マークが描かれた瓶の中身を飲んで「毒だったよ!!」って叫んでもナンセンスだと思うから。
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清須会議(2013年製作の映画)

3.0

史実に則った作品は、ある意味ネタバレが完全に為された状態で製作しなければならないという宿命を負っているから大変。定められたストーリーや結末の中にどれだけ自然にスパイスを効かせることが出来るかがミソ。>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

2.5

全体通して50点ってことでは無く、前半80点後半20点という意味での点数。

まずなにが素晴らしいかというと世界観。世紀末モノと言えば、見渡す限りの荒野に生存者達が作ったコロニーや集落が点在している。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.5

友達から散々微妙だと言われてて後回しにしていたけれども新作公開の報を受け鑑賞、満を持して。

結論から言うとシリーズの中でもかなり好き。イングランドとイスパニアの敵対関係や英国私掠艦隊(公賊)等、当時
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ドラえもん のび太の南海大冒険(1998年製作の映画)

4.5

次のリメイク版ドラえもんはコレなんじゃないかな、南海大冒険。藤子先生亡き後に作られた最初のドラえもんであると同時に大山ドラ映画衰退期、もといラストスパートの急先鋒。

衰退期とかのたまいつつも個人的に
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処刑人(1999年製作の映画)

3.5

本作品劇中歌のThe Blood of Cu Chulainn を聴いた瞬間恋に落ちたあの日から長かった、ようやく観ることができた。

ずっと楽しみに寝かせていたこともあって贔屓目も入っているかもしれ
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ザ・トーナメント(2009年製作の映画)

1.5

世界各国の超一流ヒットマン達が一つの都市に集められて殺しあう闇賭博、色々あってそのトーナメントに参加する事になってしまった冴えない主人公は自分を助けてくれた謎の女殺し屋と共にロンドンの街を駆け回る。>>続きを読む

ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.0

今回は創世日記。

この作品は中々異彩を放っているように思える。まず他作品と比べて圧倒的にいつものメンバー達の活躍シーンが少ないのだ。それもそのはず、この作品の趣旨は"神"として見守ることだから。のび
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ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

1.5

映画版ドラえもん第8作目、竜の騎士。
正直言うと他作品と比べるとどうしても劣ってしまっているように思える。そもそもの陰が薄い。そのうえ別世界での新生活や恐竜、タイムスリップからの最終対決等シリーズ他作
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

3.5

今になって考えると、大長編ドラえもんシリーズ初期は一作ごとにそれぞれ色々なストーリータイプの試作型が開発されている段階なのだなと思う。

最初の「恐竜」ではドラえもん一行が大スケールの冒険を通じて成長
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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

4.0

どんどん行こう、今回はドラビアンナイト。

数多くあるドラ映画の中でも今作ほどレギュラーキャラ(シズスネジャイ)たちにしっかりスポットライトが当てられている作品はあまり無い。特にしずかに関しては映画版
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

2.0

ここらで一本、初期ドラえもんを混ぜておこう。のび太の恐竜と大魔境(中編作品のぼく桃太郎のなんなのさが三作目としてカウントされることも)に挟まれた本作品は大長編ドラえもんシリーズの二作目に位置する。それ>>続きを読む

ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.0

「三人の危険が危ない!」

というわけでパラレル西遊記。本作は映画版ドラえもんの中でも一風変わった制作過程で出来上がったものなんだけれどもそこらへんは割愛。このあたりから大長編ドラえもんシリーズは黎明
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

4.0

はい引き続きドラえもん、確か本作は藤子・F・不二雄が作品にしっかり関わった最後の物語だったような記憶。定かではないけれども。

この銀河超特急はシリーズ中でもワクワクする箇所がトップクラスに多いと思う
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.5

懐古厨と呼ばれようと構わない、ただ純粋に僕にとってドラえもんの声は大山のぶ代が原点であり思い出の全て。

小さい頃に正気の沙汰ではないくらいに観まくっていた大長編ドラえもんシリーズ、ようやく観直す機会
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提督の艦隊(2015年製作の映画)

4.5

最新鋭の航空機や超重装備の軍艦もイイけれど、やっぱりロマンが詰まってるのはレシプロ機や帆船だよなー!!
にしてもこんなにアツい作品なのに微妙にB+級映画っぽい装いで国内流通がなされてるのは勿体無い。邦
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.5

いやー、久しぶりに映画を観た。本当に観る時間を捻り出すことが出来ずにズルズル一ヶ月。そのリハビリに選んだ作品がこのブラックホーク・ダウン。およそリハビリには全く向いてないであろう超硬派な戦争モノ。>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.0

本当にツボだった「はじまりのうた」について少し調べるとこの作品の情報がポンと出てきた。監督が同じなだけでなく、ストーリーの芯もかなり近い作品とのこと。

「はじまりのうた」がかなりストライクだったうえ
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