showcoさんの映画レビュー・感想・評価

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ダンボ(2019年製作の映画)

3.2

ティムバートンのエッセンスが効いた、遊園地やサーカスの世界観がワクワクを掻き立てる。

そして、ダンボの賢さや母親を慕う姿が愛おしい。

しかし、残念ながらそれ以上の感想は出てこない。

* * *
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九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

3.4

ちゃっかり泣いたし、退屈しない程度には楽しんだんだけど、人に勧めるかと問われれば、勧めないかな。

* * *

論理的思考は共感できる方なので、高橋一生の人物設定や、タイムパラドックスを説くシーンは
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

ドラクエシリーズを1度もプレイしたことがなく、ストーリーはおろか登場人物も知らない状態。
批判レビューで荒れているということは知っていたけれど、レビューやネタバレは読まずに鑑賞。

* * *

第一
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

法律で決められた善と悪。
その「悪」は、いかなる場合でも「悪」なのか。


部外者から見れば「悪」であることも、当事者から見れば「善」のことだってあるかもしれない。

真っ黒な「悪」を選択しないために
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

すごく好き。

実はアニメ版のアラジンも観たことがなくて、あらすじを知らなかった。
どうやら私のツボだった部分の設定が、アニメ版と今回の実写版で違うらしい。

* * *

▲この先ネタバレ注意▲
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.9

原作未読。

テンポの良い、アクションエンターテイメント。

以前の「オーシャンズ8」のレビューに
【始まりから終わりまで退屈することなくサクッと観られる映画って、意外と貴重だと思う】と書いたことがあ
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

キングダム原作ファン。

成蟜反乱からの王都奪還を、ほとんど原作に忠実に描いている。

感想としては、
●山崎賢人の信が想像以上に良くて、続編も楽しみになった。
●大沢たかおの王騎をもっと見たいから、
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

体温の上がる映画だった。

音楽に疎い私。
こんなに話題にならなければ、ロックバンドのドキュメンタリー映画を観ることはなかっただろう。

でも、話題になるだけある。
こんな私でもすごく楽しめた。
感じ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

王道エンターテイメント。
始まりから終わりまで退屈することなくサクッと観られる映画って、意外と貴重だと思う。

標的である1億5000万円の宝石を、ファッションデザイナーのローズ(ヘレナ ボナム=カー
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.4

前作が大好きだったばかりに、どうしても比較してしまう。

いっそのこと比較しながらレビューを書いてみよう。

●ストーリー
前作は、誰が父親なのか!?という、ストーリーのゴールが示されていたので、その
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

子供の本能と、大人の理性。
どちらが正しいとか、どちらが正義だとか、そんなことは決められない。

お互いに大切な存在であることは揺るぎないのだけど、
子供は大人の都合なんてものは理解できないし、大人は
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

「二度楽しい」を二度楽しめる映画。

一度目は疑心感満々で見て、
二度目の序盤では期待と不安が入り混じりつつ、後半にかけては純粋に爆笑。
そして二度目の二度目は作品への愛にほっこりした。

一度目の時
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

エンターテイメントの極み。

単純な感想しか書けなさそうだったから、ちょっと時間を置いてみたんだけど、観終わった直後から、こんなにも印象が変わらない映画は初めてかも。

シンプルに、面白い。

* *
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

大切なことをたくさん感じさせてくれた映画だった。こんなにも琴線に触れて、心が震えた映画は他にないかもしれない。

感情が揺さぶられただけじゃなく、
ストーリーの展開もドラマティックで起伏に富んでいたし
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.9

好きーーー!!
やっぱりハリウッド映画はこうじゃなきゃ!という、THEエンターテイメント。

もともと、ミュージカル映画が好きなんだけど、ミュージカル映画の中では断トツでナンバーワン!!

楽しすぎて
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

良く出来た映画だったー。
万人に好かれる映画じゃないかな。

差別や偏見という逆境の中で、黒人女性が社会的に成功するまでを描くサクセスストーリー。そんなん大好物に決まってるやん♪

でも、想像していた
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

小難しい熟語や形容詞、回りくどいと言ってしまいたくなる比喩が沢山盛り込まれた、独特の表現。

あの場面この場面その場面。全てが、そういった言葉を用いたファンタジーの世界で描かれる。

だから最初のうち
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

ゴッホ好きには堪らない。
どこから感想を言おうか…。

まず、私が感じたのは大きく2つ。

ゴッホの純粋な心と愛に触れ、今後、ゴッホの絵の見方が変わりそうだということ。

人は多面性に富んでおり、その
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セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

2.8

この映画を愉しむには、自身の知識と感性が圧倒的に足りていないなーと感じた。

フランス人なら体感で分かってしまうであろう19世紀のフランスの時代背景(日本人が朝ドラの明治時代を違和感なく受け取れる感じ
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.5

やっぱり、「やりたいこと全部やってから死にたい!」

私も人生のうちで、
腕時計で方角確かめてみたいし、野生のブルーベリーを手づかみで食べてみたいし、その日出会った異性に唇を奪われてみたいし、50年後
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俺物語!!(2015年製作の映画)

4.0

いつから合理的な恋しかしなくなったんだろう。

脈がなさそうな時、それでも「がんばる」と言わなくなったのはいつからだろう。

ただただ相手を想う切なさだけで胸がいっぱいになって、涙を流しながら時間も忘
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

4.0

うちの世界は4つだけしかないねん。

ポチ男には1つ。
それを2つにすればええねん。
カンタンやな。

* * *

過去のまま時間が止まっているカスミの世界は5つに。
過去がないポチ男の世界は2つに
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.4

人間界はどことなくドンヨリ。
バケモノ界はなんだか清々しい。

人間は闇を抱え、
バケモノには裏表がない。

隣の芝は青く見えるのか、
意図的に人間界を暗く描いているのか。


観終わった後、自分が生
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

初夏に観る映画として、とてもさわやかでした。

日本の夏もいいなあ。今年は懐かしい香りがする「夏」を味わいたいなあ、と思わせてくれました。

クーラーの効いた部屋、バーゲン、年に1度の海外旅行、という
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.5

トゥモロートゥモロー
どうしたってこの曲が頭から離れない。

アニーがチャンスを掴んだのも、
短い期間でスタックス(ジェイミー・フォックス)に変化を与えることができたのも、素直な心と明るさゆえ。

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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.0

私には「中学1年生男子の脳内で起きたカオスな戦争の映像化」という風に見えた。

主人公である中1男子の興味はもっぱら、学級内統制、エロ、バトルゲーム、ヒップホップ。
ある日、プライドを傷付けられて頭か
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