しょーごさんの映画レビュー・感想・評価

しょーご

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蛇の道(1998年製作の映画)

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謎数式に謎設定、僕には謎のまま終焉に向かいました。最後のブラウン管並べたところは狂気的で好きだった。
このジャケずっと香川照之が引きずられてるのかと思ったけど全然違った笑

そんなことより今日は飲み屋
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BLUE ブルー(1993年製作の映画)

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3年ほど前に見た関根光才のInvisible Cinemaを思い出した。見えないことって何かがものすごく見えることなのだなあと。

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

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ほぼないに等しい物語のカオスな進行と満ち満ちたエネルギーが溢れている感じ、ものすごく『アンダーグラウンド』を彷彿とさせられた。というか極めて似つかわしいカットもあったし、かなり影響を与えていそう。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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最後にあんな一言を言われるアインシュタインが酷すぎる。本来であれば退屈になりかねない冒頭の一連のシーケンスはキレッキレのカットバックで一気に引き込まれたのとは裏腹に、尻すぼみにワクワクしなくなる聴聞会>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

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最後のミスターに終始疑問符、ことの発端お前だからな?と

ソフィアは友達に欲しい

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

音楽って最高、デヴィッドバーンはもっと最高。そしてデヴィッドバーン中休みお着替えタイム中のトムトムクラブも最高。

これほどのフロントマンがいたらこっちまで踊っちゃうし、多幸感が凄すぎる。

アメリカ
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

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シーソーみたいな人生というか、数日間を過ごしたコズモが贈る「気楽に生きようぜ」

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

ヴェンダースと役所広司、2人の洗練されきった演出と演技の極上体験。

今の自分と真逆の生活、すなわち決まりきったルーティン、外の掃き掃除の音で目覚め、歯を磨き、水をやり、コーヒーを買ってスカイツリーが
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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おれは、ランティモスに狭い世界で独自のローカルルールを描き続けてほしい。

Saltburn(2023年製作の映画)

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バリーコーガンはどの作品に出てきても本当に不気味で奇行が似合って最高。説得力が違うのです。ランティモスの『聖なる鹿殺し』でも家庭に潜入してぶっ壊してたし、これからも家庭壊し続けそう。

主題とラストカ
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

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カラックスの脳みそには金輪際追いつきそうにありませんが、どの作品にも必ず映画的瞬間が訪れるところがすごいなあと思う。
この理解しきれないけどなんだかすごい、を実現させるところが逆説的に映画だなあとも思
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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Xと続けて鑑賞。

ミアゴスのなんとも言えない顔が最高。
どことなくシャイニング女に似てる。
悲しい境遇含めて。
というかXに絶対シャイニングパロってるシーンあったし、舞台設定も含めて好きなんだろうね
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銀河英雄伝説外伝/わが征くは星の大海(1988年製作の映画)

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毎年恒例、親父の部屋でのDVD探し

頭でっかちではなく行動で示しつつ妥協点を提案するあたりがまじで社会。あとそれでもダメなことは許可取らずに実行するあたりも。


この1年で、怒られたくないときはぜ
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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ちょっと拍子抜けしちゃう展開だわね、
あの男いなかったら?ってなっちゃうわものね

枯れ葉(2023年製作の映画)

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今月はカウリスマキとケリーライカートの新作がともに公開される楽しみな月です。

まずはカウリスマキ。特別何か起きるわけではないけど何もかもうまくいかない2人のすれ違いがキュートでした。何もうまくいかな
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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今年見た新作の中で抜群に良かった。

行きたい人と行けないし、行きたい場所にもなかなか行けない。それがなんだかものすごく人生を暗喩していて、それでいてとても心地よかった。ここまで終わり方が完璧な映画も
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ナポレオン(2023年製作の映画)

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僕とはまるで何もかも正反対なナポレオンでした。
氷ぶち抜いて沈める戦闘シーン凄かった。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

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実話をもとにしながらも壮大なコント。
かなりクスクス笑った。


画面の隅っこで人質がなんか食べてたり終始リラックスモード。強盗籠城中にLGBT人権団体が押し寄せてきたり、アッティカの件だったり、社会
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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ものすごいエネルギーだった。
新しい表現をしようというのがひしひしと伝わってきたし、その上で今見てもダサくない。センスが光るトランジションがいくつか合ったところと、服切ったたままマリエ自身もバラバラに
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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編集うますぎ、「天国でいちばん話題になっている…」、なんて洒落たフレーズだろう、すべてが心地よかった

キリエのうた(2023年製作の映画)

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末端中の末端みたいな形で現場の制作に携わり、(そして広瀬すずと仕事をするんだという中学時代の厨二病心を半分くらい引きずりながら仕事をしている僕にとって、)とても楽しみにしていたのですが、悲しいくらいに>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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傲慢と希望と絶望について。

「そうしたいならして」


途中からないはずの扉も見えてくる。
まさにSDGs

メランコリア(2011年製作の映画)

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これまた破滅的な映画を…。
『メランコリア』によって世界が滅亡ってなんだかいいですね。

人が調子良い時ほど調子が出なく、その反対に人が調子悪い時ほど調子良いみたいなことは僕にもよくあります。

凱里ブルース(2015年製作の映画)

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奇妙なアングルの切り方に長回し、浮遊するような映像には相米慎二を感じました。

がしかし、個人的にはかなり見づらかった。ショベルカーの操縦には思わずおお〜〜と声を出してしまいました。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

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持てるものと持たざるもの。持たざるものがすべてを手に入れる瞬間、終わり方の余白や中盤のサスペンスの盛り上げ方含めてとてもおもしろい。まあ、アランドロンほどの美貌があれば決して持たざるものではないですね>>続きを読む

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