すさんの映画レビュー・感想・評価

す

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

長ーーーーーーーく感じるが、テンポよく展開するしあらゆるやりとりが微笑ましくて何時間でも観ていられる。
ティモシー・シャラメ好きになっちゃう。
シアーシャ・ローナンとローラ・ダーンは当たり前にすげえし
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アス(2019年製作の映画)

3.7

ゲット・アウトほどの衝撃はないし、ラストもまあそうでしょうねというオチ。
ジョーダン・ピール監督の次回作に期待したい。

・貧困層-富裕層の分断
・侵略、奴隷制、人種差別という過去から現在に繋がる問題
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ボールギャグ咥えて整復はずるいわ

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

シュールすぎて笑いが絶えない。田舎ののんびりしたテンポも心地よい

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

テンポとアクションをさらに捨て、世界観と芸術性に全振りした傑作だなあと思った。渋い。プロットも良い。
空飛ぶ車(スピナー?)が基本的にブレのないショットで、滑らかに動くのが好き。

ジョイほしい。家帰
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.9

原作を読んだことがないので正確な比較はできないが、列車の構造とヒエラルキーが絶妙にマッチしていて、描写の一つ一つも非常にポン・ジュノ監督らしい。
しかし、(多くの人にとってもそうだろうと推測するが)列
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

Where’s the TV guide?
最後のこの一言にすべてが詰め込まれている。

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

4.1

前作を超える痛快な風刺ドキュメンタリー。養鶏家の皆さんは報われてほしい。
ドキュメンタリーでこんなどんでん返しみたいな展開が観られるとは感動。

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

4.0

一番恐ろしかったのはアメリカの給食制度。「子どもに選択肢を与えている」体で誰も責任を取らない。
とはいえ大人も糖尿病や高血圧、心臓疾患など様々なリスクを(雰囲気として)知りながら、欲求に逆らえずジャン
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メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

耽美で退廃的な世界観。第一章は披露宴がクソ長すぎて離脱しそうになったが、第二章はまあまあおもろい。ドキュメンタリー風の手ブレで不安を煽るのは好き。ただテーマがあらゆる場面で流れすぎてくどい。
惑星の接
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

母(エヴァ)と子(パイロット)の繋がりが副題となっていたテレビ・旧劇シリーズに対して、新劇シリーズではエヴァとは魂の器であると言う。神話的世界観と言えば聞こえは良いが、性や愛はひとまず置いて「世界を救>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.2

分からないところはミサトや冬月、アスカが全て解説してくれるので、こんなに親切な回は後にも先にもないだろう。

みんなと一緒になっちゃえばとても気持ちいい。現実世界は容赦なく「気持ち悪い」を突きつけてく
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

現在のコロナ禍の経験なしに、これほど実感を伴って観ることはできなかっただろう。
公開当時は死に至る発症者、暴動、強奪、誘拐などショッキングな映像が見どころだったと推測されるが、接触=重大な感染リスクの
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.0

うーん……?
ワンカット風カーチェイス〜戦闘シーンは見事だが、ジョー・ルッソ × クリス・ヘムズワース × デヴィッド・ハーバーで期待するものは観られなかった。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

MCUファンとマンダロリアン視聴者はとても足を向けて寝られない、偉大なるジョン・ファヴローのほっこり映画!
スカーレット・ヨハンソン、ボビー・カナヴェイルとその他のMCU俳優もちらほら。そして何と言っ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

3時間があっという間に過ぎるお涙頂戴作品。
ビルだけでも娘たちとの関係、仕事(ドリュー)との関係にジョーのお世話とやることがたくさんあるが、一方で物語全体としてはジョーの恋愛や社会科見学について掘り下
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メメント(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「信頼できない語り手」の代名詞と言ってもいい作品。分かっていながら観たものの、それでも予測のつかない"結末"だった。
時系列を遡るカラーと時系列順に進むモノクロを組み合わせ、さらにレナード、テディ、ナ
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セブン(1995年製作の映画)

3.6

ファイトクラブにも繋がる90年代特有のカッコよさ。
ラストのモーガン・フリーマンを下から写す黄色いショットが良かった。

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ネット配信だからこそできた映像作品で、メタ描写や視聴者を巻き込んだ展開などは面白かった。しかし結局のところ「大予算の実写ノベルゲーム」の域を出ていない。

プレステージ(2006年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

テスラの装置、ボーデンとファロン…… それがアリなら何でもアリじゃねえ??と声に出しそうになった。ボーデンとファロンの伏線の張り方だけは見事だったし、アンジャーとボーデンの逆転合戦は心地よかったが。>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

シャロン・テート殺害事件について調べてから観ればよかったと激しく後悔。
初見の人は絶対に事件を詳しく調べてから観てください

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「信頼できない語り手」映画としてジャンルに忠実に作られていて、伏線が綺麗に回収される。名優たちの意味ありげな演技も素晴らしい。

・アンドリューの最期の選択(モンスターとして生きるか、善人として死ぬか
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.8

仕事を断ち芝居を貫き続け、世間を騙すことで製作されたリアル・モキュメンタリー(それでもドキュメンタリーではない)。
映像作品としては正直退屈だが、発想力とホアキンの演技力の勝ち。それ以上でもそれ以下で
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最も好きなシーン

収容所が閉鎖され従業員らもまとめてアウシュヴィッツへと送られる計画を知り、帰郷することを決めたシンドラー。ありったけの札束をスーツケースに詰め込むが、善の心が彼を躊躇わせる。
窓際
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大筋は読めてしまうものの、最大のツイストを中盤に配置し後半でさらにたたみかけてくる。すべてに納得がいくよう、90分で完璧にまとめられている。

わざとらしいほど幸せすぎる家庭、ホラー描写によるミスリー
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