merciさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

4.3

華やかな表舞台から身を引きピアノ教師として静かに慎ましく生きることを選んだシーモア先生の言葉

「多くの人は内なる源泉を利用する方法を知らない」

「夢にも思わなかった、この二つの手が青空さえつかめる
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.9

過去視聴の記録。

アナ・ウィンターの超人的なな仕事ぶり、ファッション誌編集の舞台裏のあれこれ、母親としての顔…文字通りスーパーウーマン。アナのファッションも楽しめる

同じVOGUE誌でもフランスや
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フランカ・ソッツァーニ: 伝説のVOGUE編集長(2016年製作の映画)

4.7

昨年観た記録。

ファッション雑誌でパリやミラノのコレクション会場のお洒落ピープルが紹介される時、ファッショニスタの中でもこのひときわエレガントで際立つセンスの(色遣いが絶妙だった)どこか儚げな華奢な
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マドモアゼルC -ファッションに愛されたミューズ-(2013年製作の映画)

2.7

Fashion beyond clothes が新雑誌のコンセプトらしい

元フランスVOGUE誌の編集長だった彼女が作り出す妖しい退廃美はある意味で美の極致だしこの上なくゴージャスで確かに素敵なのだ
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ソニはご機嫌ななめ(2013年製作の映画)

4.0

ホンサンス作品も10本近く観てしまうともうどれがどれだったか分からなくなってしまうけれど 笑

これはわりと心地良く楽しく観られた。

ヘウォンの恋愛日記(2013年製作の映画)

3.9

ホン・サンス作品視聴三作目。
彼の映画ってハッとするような気になるいい女が出てくるから好き
それも日向性の華やかな女優というよりはどこか訳ありな危ない色気のある透明感のある美人ばかり…監督の好みなのね
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.0

人は皆、生まれた時代をそれぞれ荷物のように背負って生きているのだなぁ…と、改めて思う

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.7

題名が予感させる通りの物語。

サンウが生意気すぎて中盤までは腹が立って仕方がなかった。途中で観るのを止めようかと思った位… でも最後はやっぱり泣いてしまった

映像は綺麗でした

写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

4.3

とても好きな写真家ソール・ライターのインタビュー形式のドキュメンタリー

彼は普段ぼんやりしながらいつも色の事を考えてるんだ... やっぱりね
ライターの写真は静かなスローモーションのように人を夢に誘
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.1

私の中でピナ・バウシュはエレガンス美の極致のような人
フェリーニの映画『そして船はゆく』でミステリアスな盲目の役を演じるピナを観て尚更そう思った

ピナは自分に、皆に、いつも問いかける
 私たちは何に
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次の朝は他人(2011年製作の映画)

4.3

ホン・サンス作品2本目

とても楽しめた。
自分はかつてこんな映画が好きでヨーロッパや日本のこんな雰囲気の映画を沢山観てきたのだったなぁ、ということを久しぶりに思い出した
(去年から突如韓流ドラマにど
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教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

3.8

初めて観るホン・サンス作品

会話劇やカメラの回し方が評判通りロメール、時々ゴダールの映画を思い出させ懐かしい気分に。1番始めに映る家の前の古びた塀と煉瓦の色合いが美しく直ぐにこの映画に惹きこまれた。
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ハウスメイド(2010年製作の映画)

2.9

去年観た記録

大好きなチョン・ドヨン目当てで視聴。
下女、女中、...というのは古今東西の文学や映画でエロチックな題材になることが多いけれど、この作品は韓国らしく格差社会の闇が根底に流れていて描き方
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レッスル!(2017年製作の映画)

3.7

モテまくりのユ・ヘジン♡
チッ、彼に惹かれているのは私だけじゃなかった😆
温かくてホロリとする楽しい映画♪

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

3.2

だいぶ前に映画館で観たはずなのに全く覚えていなかったので再視聴したけれど、

5区の話に出てくるイスラムのモスクの場面を観て、昔ここを訪れてこの坂道をゆるゆると下った昼下がりの忘れていた記憶が不意にフ
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.6

ユ・ヘジンがどんどん好きになって困る
たまに凄いイケメンに見えてくるし..💓
石鹸😂気楽に観られる楽しいドラマでした

恋は命がけ(2011年製作の映画)

2.6

幽霊が出てくる軽〜いラブコメ。
ソンイェジンの童顔笑顔は無敵、癒された

天使の入江(1963年製作の映画)

3.7

ギャンブル依存症の危なっかしい女と、平凡な人生に倦怠を抱いていた真面目な銀行員が旅先で出会い一緒にカジノに取り憑かれてゆくお話。ジャンヌ’モローが少し薄汚れた刹那に生きる危険な女を好演している

ミッ
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ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

4.1

最後、アニエスのナレーションと共に映し出される海辺のシーンの美しさと哀しさ…
たぶんこの頃すでに病に冒されていて死を覚悟していたであろうドゥミの顔のズームアップは胸に迫るものがある

夫であり同士であ
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.3

アニエス・ヴァルダは87歳になっても好奇心、想像力、自由な心、柔軟な知性をずーっと持ち続けたままアニエス・ヴァルダであった。その尊さに感動する
JRとの凸凹コンビも良い

最後のゴダールの家を訪ねると
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

-

人間にとって「食」とは。
「食べる」という営みの原点を思い起こさせる静かで力強いドキュメンタリー。
以前インドで経験したスパイスと体臭の入り混じった強烈な匂いを想像しながら観た

愛してる、愛してない(2011年製作の映画)

2.2

ヒョンビンの作品をすべて観た中で、自分的には最も好みじゃない作品だった
離婚を決めた若いdinks夫婦の一日を淡々と静かな長回しの映像で描いているのだけれど...

今どきのお洒落な生活をしている建築
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素晴らしい一日(2008年製作の映画)

4.1

チョン・ドヨンとハ・ジョンウ、
大好きな俳優さん2人が繰り成す小粋なロードムービー。女が昔の恋人に貸したままの借金を取り戻しに行く一日を描いている

ハジョンウ演じる元恋人の優しいダメンズぶりがしょー
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男と女(2016年製作の映画)

2.5

題名が『男と女』だし、チョンドヨンが大好きだし、舞台はフィンランドだし、と期待してみたけれど…
かなり残念。惹かれ合う2人には見えなかった。現実逃避したいのはわかったけれど…

ただ一つ、最後に登場
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.6

箸休めのつもりで観始めたら意外に面白かった。

最近ユ・ヘジンがどんどん好きになってきて、どうしようw
どうせもつのなら素敵な秘密を持ちたい

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

懐かしい題名。久しぶりにまた観てみた。
夏至の5時から7時、クレオに寄り添ってパリ左岸のあちこちを眺めながら一緒に歩き回っている気分

スマホがない時代の意識の時間の流れ方が何だか感動的。スマホと引き
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私は幸せです(2008年製作の映画)

3.5

これ以上ないような不幸の連鎖に見舞われ精神のバランスを崩してしまった極貧の青年をヒョンビンが演じてる。場面のほとんどは精神科病棟、ヒョンビンはずっと無精髭、パジャマ姿

多分ヒョンビンって難しい役柄で
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.1

パラサイトや母なる証明はあまり好きになれなかったしポン・ジュノは残念ながら自分には合わない監督なんだろうな、と思いつつ観てみた彼のデビュー作

この作品も犬好きとしてはその残酷性にはついていけない部分
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キャロル(2015年製作の映画)

3.9

以前観た記録

ケイト・ブランシェットの美しい横顔をひたすら眺めていた記憶