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世界一のジャズマンを目指す青年の成り上がり物語。
音楽漫画の課題「音が聴こえない」部分を見事に解消した実写化映画になっている。
主人公である大の音を想像したくて何枚かジャズアルバムに手を出したがどれも>>続きを読む
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社会へ踏み出す若者の恋愛、仕事の葛藤を描いた物語。
こういった設定を北村匠海に演じさせたらピカ一。
世代もドンピシャでラッド、ヴィレヴァン、妄撮、フジロック2014と小ネタが盛り沢山。
世代ドンピシャ>>続きを読む
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ドクターストレンジ単品作品の2作目。
全体的にホラー感が強く序盤のヴィランも今までとは違った印象。
個人的には埋葬されたストレンジを終盤で再度登場させるシーンが、ゾンビストレンジやりたいがために埋めた>>続きを読む
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裏社会をヤクザを通じてコントロールしていた大上の後を継いだ日岡。大上の代わりにはなれないが自分のやり方を模索していく中で底なし沼にハマっていく様を描いた作品。
前作よりハードボイルドさは感じず、狂気さ>>続きを読む
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正統派SF!!ではなくSFをギミックとして利用し不良の抗争を描いた物語。
実写ということもあって、よりSF色は弱く、人間関係に焦点が置かれている。
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刑事でありながら暴力団との関わりを持つ上司を調査していくうちにその真相に迫っていく作品。
役所広司の迫力と色気が凄まじく、たびたびどちらが暴力団かわからなくなる。
大上の孤独な戦いは誰にも称賛されるこ>>続きを読む
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セミの幼虫のロボットに乗って砂漠で遭難し、そこで出会ったココの母親を探す物語。
子供を飽きさせないシーン展開のテンポの良さは秀逸。
ついつい踊りたくなる、口ずさみたくなるセリフや楽曲にもノウハウがつま>>続きを読む
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児童施設だと思っていた場所が鬼の食料育成所で、そこから脱出を試みる子供たちの知能戦を描いた物語。
子供たちが主役という難しい作品の中でそれを成立させる浜辺美波のあどけなくも芯のある演技が光る。
渡辺直>>続きを読む
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スパイダーマンのリメイク版。映像技術の発展もあり戦闘シーンを含むCGがよりスタイリッシュに描かれている。内容もヒーロー映画らしくシンプルでわかりやすい。
個人的に図書館の戦闘シーンが好き。
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スパイダーマン3部作完結編。
ハリーとの長い因縁、スパイダーマンの内なる悪との葛藤、新たなヴェノム、2まででも盛りだくさんな内容だったが3はそれをさらに凌ぐボリューム。
途中までは前後編の映画だったか>>続きを読む
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スパイダーマンが電車を救うシーンは、その生き様の象徴のように思えた。
決してピーターが表舞台で称賛されることはなく、それでも救われた人達からすれば間違いなくヒーローである。スパイダーマンの今まで、そし>>続きを読む
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大いなる力には大いなる責任が伴う、作品の大きなテーマが生まれるきっかけとなった叔父が殺される強盗事件と、ゴブリンとの死闘を上手くクロスさせながらひとつの一本の作品にまとめている。
爽快なSFアクション>>続きを読む
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親友と仲良くなったきっかけが思い出せなかったり、仲が良いはずなのにケンカしてしまったり、大人でも共感できる内容を一冊の絵本を中心に描いた物語。
要所要所でアニメのテイストが変わったり、実写が混ざったり>>続きを読む
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元殺し屋の復讐劇を描いた物語。
恋人との過去も深くは描かない、殺し屋仲間との過去も匂わせだけで作中では掘り下げられない、殺し屋御用達ホテルとの過去も、掃除屋との過去も、警察官との癒着も…、主人公が殺し>>続きを読む
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剣心の十字傷にまつわる最後の戦いの物語。
原作ファンからすると描き切れていない描写は多々あるものの、そもそもボリュームのある部分なのでbeginningを一本の映画として独立させるためには仕方なかった>>続きを読む
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原作では回想シーンである剣心の過去をクローズアップした作品。
本作単体では暗く悲しい物語であるが、剣心のストーリーを語る上では避けては通れない重要な話。
剣心の過去と現在を演じ分ける佐藤健の演技はさす>>続きを読む
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とんかつ屋とDJを掛け持ちする青年のサクセスストーリー。
原作からは映画化なんて想像できなかったが起承転結をつけておりしっかり作品として成立させている。
北村匠海の今後の役者としての幅の広がりを予感さ>>続きを読む
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南極観測隊に料理人として参加した主人公を軸に隊員たちの生活を描くヒューマンドラマ。
シーンのほとんどが観測拠点の中であり、かつ大半が食堂であるという異色の映画。
それなのに、だからこそかもしれないが隊>>続きを読む
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ある事故をきっかけに曜日ごとに人格が入れ替わる体になってしまった青年の話。
中村倫也のカメレオン俳優っぷりが発揮される設定なのだが、主に登場するのは月曜日と火曜日のみ。別人かと思うくらい振り切った演じ>>続きを読む
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アニメ観賞後なのでどうしても先入観があったが本作も単体としてしっかり楽しめた。
初め、浜辺美波の演技が少し作中で浮いているようにも感じたが、自分の死を目前にした少女が元気に振る舞おうとして空元気混じり>>続きを読む
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ゲームの世界のモブキャラが与えられたロールから外れて成長していく物語。異世界転生物をアメリカらしい設定で、壮大なスケールと映像で実写化したような作品。他作品やゲームのオマージュもあり細かい部分まで楽し>>続きを読む
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観賞後に91年の作品と知り驚いた。
ダンスシーンのアニメーションとCGの融合が美しい。30年前でこの技術。オールCGが主流となってしまったが温かさは圧倒的に手描きの方が伝わってくると思う。人物だけでも>>続きを読む
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「糸」の歌詞を丁寧に物語にした作品。
映画という限られた時間の中で二人の人生が様々な人と出会いながら時に交差し、近づき、離れ、再開する様を大きなスケールで描いている。壮大な話だけにドラマとしても観賞し>>続きを読む
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しっかりとヒーロー物の王道を描きつつも、細部にカンフー映画らしい演出も織り交ぜられていて監督のこだわりがしっかりと伝わってくる。
暗い室内の格闘シーンにビビッドな背景が差し込まれるだけでなぜあんなにカ>>続きを読む
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アベンジャーズの時系列の中でかなり限られた期間を舞台設定として選んでいるが、それであのボリューム感ある内容に仕上げて来るところはさすが。
今後の繋がりを予期させつつも、一つの作品としての完成度やテイス>>続きを読む
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生い立ち、生活環境、人間関係から一人の人間が闇に落ちていく物語。
どうしようもない、同情してしまうような人生ではあるが、ジョーカー自信にももともと悪は備わっていたようにも感じさせる。とにかくダークサイ>>続きを読む
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ヴェノムの名刺代わりのような作品。ヴェノムとエディの今後を大いに期待させる作品でありながらも、一本のSF映画としてもしっかり楽しめる。悪とユーモアのバランスが絶妙。
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場面場面をそのまま切り取ってもスピッツのアルバムジャケットになりそうな色彩の使い方と滲み出るかっこよさが良い。
メインの楽曲を一度ファンのインタビューで歌わせてからライブのシーンを聴かせるのは上手いの>>続きを読む
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主人公が他人を救おうともがく中で過去の母親の想いに気付く物語。
過去の細田守作品のキャラクターを感じさせる登場人物や設定も楽しめる。
序盤のクリオネキャラのセリフと終盤の知くんのセリフをリンクさせたり>>続きを読む
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母親に捨てられ父親とも長年連絡をとっていない売れないマジシャンが過去にタイムスリップし自分の出世の秘密を知る物語。
本映画のタイムスリップは過去を変えないし舞い戻る未来も変わらない。ただ、主人公が真実>>続きを読む
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詩のボクシングを舞台に心の内を表現する登場人物を上手く描いている。1戦目と2戦目で詩のテーマは同じなのに、取り繕った1戦目と内から感情が溢れる2戦目の対比が秀逸。詩の腕が上達していくのではなく、それぞ>>続きを読む
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恋愛映画の価値が、いかに切ない設定を思い付くかで決まるとすれば、この映画に勝る物は無いかもしれない。少しずつ仲良くなっていると思ったものが相手にとっては逆で。始めてだと思ったものが相手にとっては最後で>>続きを読む
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迫力の戦闘シーンが満載の本格派SF、王道のSFが観たい人の期待は裏切らない作品。絶望的な状況からなんとか敵の弱点を見いだして撃退する、序盤の伏線もしっかり回収して物語を締め括っていく、どこかで見たよう>>続きを読む
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岡田准一のアクションは一見の価値あり。木村文乃がネジのとんだ女を演じたり柳楽優弥のどこか間抜けな悪役等回りを固める俳優陣も豪華、佐藤二郎のコミカルな演技もシリアスな場面とコメディタッチのシーンを切り替>>続きを読む
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終始現実と夢の間を行き来するような非日常的なシーンが続く映画。色使いなのか、キャラクターデザインなのか、どこか懐かしさを感じさせる。(観賞後に監督の経歴を調べ、クレしんシリーズを担当されていたことを知>>続きを読む