shu_さんの映画レビュー・感想・評価

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

2020年11月、ようやく観賞。内容は、流石の出来です。そもそも韓国映画は嫌いでは無く、この作品は、奇想天外な起承転結と、登場人物たちに感情移入が出来、ラストシーンも賞を獲得できる素晴らしい出来。半地>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

期待していた作品を早速鑑賞。先ずは映像が驚愕です。時間の順行と逆行を織り交ぜながら、第三次世界大戦を未然に防ぐミッション系のストーリー。時間の逆行については、インターステラーのアドバイザーである理論物>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

4.0

日本とフランスの合作映画。基礎知識やあらすじを知らない方が楽しめる作品。最初は二重人格なのか、ストーカーなのか?そして、時間軸がバラバラだったり、なんでこういう設定なのか、疑問を感じながら鑑賞してたが>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

W座で鑑賞した作品。
日本もとうとう過激な告発ものを
作る事が出来た事に拍手。
ちなみに、主人公の新聞記者は何故、日本人女優では無いのか?という問いに内容が過激過ぎるため、誰も手を挙げなかったらしいが
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

ようやく期待していたジョーカーを鑑賞。ダークナイト系は全て鑑賞しているが、基本的には思考を切り替えて観た方が第三者視点で楽しめる。感想は、ホアキンは素晴らしい演技力で、あれだけの演技でよく精神を病まな>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

最近気になる監督の一人、ロブスターのヨルゴスランティモスの作品。設定はサスペンスだが、ストーリー展開とカメラワークが絶妙。そして、バックに流れる効果音。それを踏まえ、二度見できる映画。内容はあまり詳し>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

SF好きには、楽しめると思うストーリー。簡単に例えるとエリジウムと寄生獣?のような設定で、主人公の恋人が何者かに射殺、主人公も四肢麻痺にされ、苦悩の生活を送る中、顧客の一人であるIT企業の若社長からス>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

韓国の鬼才、ボンジュノ監督のサスペンス。ある母子家庭の息子が殺人容疑で逮捕される。その母親は息子を守るために尋常ではない行動で、真犯人を見つけるため、核心に迫っていく…だが、息子は健常では無く、記憶す>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.5

凄まじいリアル感と言うか、リアルな世界大戦当時のモノクロ映像をカラーに変換し、当時の記録を振り返る。一見の価値ありです。出演も当時の兵士たちをリアルに記録しており、画像は戦争アクション映画そのもの。し>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

続編です。観賞については必ず1を見ること。この作品については、前回売りにしていたホラー色は殆ど無く、その代わり、ループ、サスペンス、SF。そして若干のコメディ。主人公も前作同様、魅力的で可愛いツリーで>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

レビューは毎回、「まぁまぁ」以上の作品と印象に残った作品を限定してアップしているけど、これも楽しめた一つ。特徴は、ホラー、ループ、サスペンス。登場人物も内輪の少なめで何も考えずに楽しめる作品。主人公の>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

近未来な架空のストーリー。
お互い共通の何かが無ければ、結婚できず、独り者は強制所で、
パートナーを募る。しかし、大凡、一月以内に見つける事が出来なければ、特殊手術で動物にさせられる。また、森では独り
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生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件(1985年製作の映画)

3.5

1980年、新宿バス放火事件の犠牲者として、桃井かおりが演じるストーリー。当時、桃井は30代ですが、良い意味で癖のある演技で、私は好きです。又、不倫相手の杉原との心中の流れも、生きて行きたい気持ちと、>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

デンマーク映画で、サンダンス映画祭で絶賛された名作。
登場人物は、主に、緊急通報指令室のオペレーターのみ。
とある事件が発生し、これが視覚では無く、観る者が聴覚で事件を探って行き、景色、場面や被害者が
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

名作中の名作。
テーマソングもとても美しく儚い。物語は、鉄工所仲間の親友5人。そのうち、マイク、ニック、スティーブンの3人がベトナムに出征。出征前にはスティーブンの結婚式を皆で祝う至極、幸せなシーン。
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.5

韓国映画は暗く、ドロドロした物語が多く、地味に私ごのみ。
この映画は、認知症の男性が、正義と称し、世間には必要の無い人間を抹殺するという設定が最初の場面。しかしながら、認知症なので、殺人を犯している時
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

前作、スカイフォールの続編。
やはり、ダニエルクレイグは渋い。過去の007のような女たらしでも無く、いつでも周りには女性がいるが、筋のとおったスマートでストイックなジェームズ。
ストーリーは、ダニエル
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斬、(2018年製作の映画)

3.5

振り返ると、塚本晋也の作品は大凡、鑑賞しているが、毎回唸る作品が多く、好きな監督の一人。この作品は塚本版侍映画。斬る事に様々な葛藤があり、その中には、斬りたいけど、斬れない。様々な深い意味合いの中に、>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

ハリー.ディーン.スタントンの遺作。彼は、エイリアンや、傑作のパリ.テキサス、あとはリンチ組の超脇役で存在感と風格が素晴らしい俳優。物語は、90歳で頑固ジジイ。だけど人間の本質を受け止め、一人暮らしの>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

タランティーノ作品をようやく鑑賞。昔々、ハリウッドで…と言う69年の3日間くらいを設定にして、落ち目の男優と専属スタントマンをメインにしたストーリー。その中で時代背景として、カウンターカルチャー、所謂>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

ダニエル007の三作目。やはり、ダニエルは渋い。スーツの着こなしも大変勉強になり、男ながら惚れ惚れする作品です。また、世代交代を感じさせるストーリー展開や、人間味がありながら、任務遂行まで、力を出し切>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

ダニエル007第二弾。この映画の特徴は何と言っても、カジノロワイヤルの続編である事。なので、カジノロワイヤルに慰めの報酬を足して、1本の作品となる。内容は、第一弾よりは控えめだが、オープニングシーンか>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

ダニエルクレイグの007がそろそろ終わってしまうので、再度鑑賞、改めての感想は、今迄のダブルオーじゃなく、人間臭く、ある意味弱さもありながら、クール、短髪ブロンド、強靭な肉体。まして、本作は、苦手な独>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

5.0

桃井かおりと岩下志麻。さすが大女優であり、女優の手本たる二人なのかもしれない。殺人容疑の悪女と弁護士。作者は松本清張、ちなみに、桃井のひとつひとつのセリフは圧巻。新聞記者には、ペン乞食、囚人には、懲役>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.0

前作の駄作っぷりに、無視してましたが、ターミネーター世代な事もあり、これが最後のチャンスという事で、鑑賞。キャメロン脚本、デッドプールの監督、リンダハミルトン復活で、2作目の正統的続編と言う事で、ある>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.0

監督はジョージクルーニー、脚本は、コーエン兄弟。物語は、サバービコンの住宅街で繰り広げられる、非常にシンプルで毒っ気ありな、軽いサスペンス。保険金殺人と、黒人差別を進行形で描写し、お互い酷い結末だが、>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

過去から気になっていた映画。
でんでんの少し口が回らないくらいの罵倒。そして、助けられた事によって、狂気の世界に巻き込まれて行く同業の家族。そして、最後は針が振り切ってしまった、主人公の吹越満。ハード
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

2.5

興味本位で鑑賞したが、
やはり、リスベットは、
ルーニーマーラの印象が
濃いので、ドラゴンタトゥーの
続編と考えず、ある意味、
スピンオフ的な感じで観ると、
楽しめるかと。
鑑賞中、例え、頭から前作が
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞。
青春時代は、クイーンを良く
聴いていたので、とても
懐かしく。また、しっかりと
したドラマ性もあり、
なんと言ってもモノマネ映画
じゃないところ。ここ重要です。
ラストのライブエイドは
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

2.5

続 夕陽のガンマンのサッドヒルを掘り起こす壮大なプロジェクトをドキュメンタリーとして描いた作品。簡単な作業では無く、大変な労力が必要。しかし信念と拘り、熱意で掘り起こし、墓地も徐々に再現され、この映画>>続きを読む

地獄のバスターズ(1976年製作の映画)

2.5

タランティーノのイングロリアスバスターズの元ネタ。タランティーノファンであれば、一度観ておく価値はあるかなーという感想。まさしく、タランティーノ先生の映画講義の一部という感じ。
内容はチープですが、ラ
>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.0

この作品はイチオシ。
何気なく鑑賞したのだが、
不倫を成立させる為に妻殺しを
実行。しかし、死体安置所から
妻の死体が消え、その夫は殺害を
否定するために、あの手この手を
使う。しかし、視点が急展開。
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

万引き家族のサクラちゃんの演技に脱帽し、この映画を鑑賞。
内容は置いておいて、サクラちゃんの演技がまた素晴らしい。
尻を掻きながら甥と一緒にゲームするだらしない独身女性。いまだ、彼氏とも付き合ったこと
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

様々な賞を獲得したスリラーホラーものと言う事で鑑賞。
これは面白い、新たなシチュエーションサイコスリラー。
しかも、黒人と白人の差別無きスリラーで、ストーリーを誰かに話したくて堪らなくなるほど、印象深
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.5

カンヌ国際映画祭受賞ということで前から観たかった映画。
戦争経験時、精神的に打ちのめされた、自殺願望のある元兵士(行方不明捜査)と救出する女の子のストーリーですが、淡々と静かに物語は進み、デニーロのタ
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

全員訳ありの人たちが擬似家族として生活するストーリーですが、心に訴えかけてくる作品。特に樹木さんとサクラちゃんの演技に圧倒します。家族とは何か、血が繋がっていなくても、過去はどうあれ、一つの信頼と人間>>続きを読む

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