Shunさんの映画レビュー・感想・評価

Shun

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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

4.2

テンポが良いし、ラストのどんでん返しも痛快。娯楽映画として存分に楽しめる。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

野球好きで経営に興味が無いと楽しめないかも。個人的には良い映画。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

サイコサスペンスの金字塔。アンソニー・ホプキンスが素晴らしいの一言に尽きる。

近松物語(1954年製作の映画)

4.2

日本映画のクラシックとしての金字塔。「雨月物語」「山椒大夫」と並ぶ溝口傑作の三部作。

赤ひげ(1965年製作の映画)

4.2

黒澤のヒューマニズム全開。最高に美しい映画。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

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「アメリ」好きなら観るべし。「アメリ」を観ていなければ、あえて本作を先に観るべし。ヌーヴェルヴァーグ感満載の技法で創り上げられたスラップスティックコメディ!

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

3.7

原作読むのとは別の楽しみ方で。映像から醸し出されるノワール感が新宿の風景とうまく絡み合っている。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

アランドロン主演の上質なノワール作品。映像も素晴らしい。

ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

3.8

ヒッチコックスリラーの要素はそのままに、コミカルなタッチが光るヒッチの遺作。

街の灯(1931年製作の映画)

4.0

純粋にチャップリンを楽しみたかったらこの映画。

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.9

南仏ロケも相まって、ヒッチにしては珍しい、ギミカルな演出よりも壮大なスケール感が主体の映画。手放しで楽しめる。

バベル(2006年製作の映画)

3.8

ボーダーレスに繋がっていく展開が面白い。愛や相互理解といった重いテーマの提示に、菊地凛子の演技力も一役買っている。

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.7

この下らなさはアメリカンコメディでは出し切れないものがある。とにかく笑いたいときに観たい。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.7

低予算ながら、ホラー作品としての完成度は高いと思われる。何度も見返したいとは思わないが、一度は観ておくべき作品。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

実際観てみるとアクション主体というよりも、作風はノワールというかサイコスリラーというか。登場人物の設定は全てが伏線になってるし、最後まで引き込まれる。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

サイコスリラーとして良作。トレント・レズナーのバックミュージックもよい。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

北野映画の原点であり、深作欣二から譲り受けたフォーマット。後の作品で開花する絵画的な美しさや、漂う空虚感は薄いが、それを予感させる作品。

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.8

この映画で描かれるのは、武士としての生き様や浪漫といったものではなく、参勤交代という当時のヒエラルキーをコミカルかつ巧妙な視点で捉えたもの。そこのギャップこそが本作品の醍醐味となっている。

最前線物語 ザ・リコンストラクション(1980年製作の映画)

3.9

風刺でもなく、平和賛美でもなく、浪漫的な描写。フラー作品ならではの潔さやB級ぶりも顕在。

24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

4.1

短命で燃え尽きたジョイ・ディヴィジョン。稀代のロックンローラーであるイアン・カーティスに対する作り手の愛が存分に感じられる作品。

IT/イット(1990年製作の映画)

3.5

「スタンドバイミー」的な。リメイク版よりもこちらの方が良い。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

低予算ながら脚本と演出で魅せる映画。カメラワークも素晴らしい。

独裁者(1940年製作の映画)

4.2

チャップリンは1940年の時点でここまでクリティカルな目線で映画を撮っていた。ゴダールの「映画史」においてもエイゼンシュタインや溝口と肩を並べる存在であるし、殊にその批評性に関しては当時の作品としては>>続きを読む

ニューヨーク・ニューヨーク(1977年製作の映画)

3.9

デニーロ×スコセッシの良作。「ララランド」の下敷きでもある。

どん底(1957年製作の映画)

4.5

黒澤の戯曲としての最高傑作。原作はゴーリキイ。マルチカムによる撮影技法も秀逸。駄作という評もあるが、それで観ていないという方は非常に勿体無い。一見の価値有り。

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

心地よいストーリーテリングは娯楽映画としての邦画のポテンシャルを改めて認識させられる。良作です。

陽炎座(1981年製作の映画)

4.2

「ツィゴイネルワイゼン」が現実世界の写実的作品であるのに比して、本作は浮世離れしていてトリップ感満載の絢爛たる映像美に溢れている。清順作品を語る上で避けて通れない金字塔。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.4

清順の美的センスが凝縮され尽くした作品。浪漫三部作の中でも最高傑作。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.8

近年の007とは似て非なるB級スパイ映画の金字塔。「燃えよドラゴン」にもつながる系譜。

女は女である(1961年製作の映画)

4.1

60年代初期ゴダールはどれも最高。カリーナもベルモンドも良い。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

-

アメリ的なブラックコメディ感が全開。何度も繰り返し観たいとは思わないが、アメリカ映画に飽きたときに観ると絶妙に理解できる。

アメリ(2001年製作の映画)

3.9

フランス独特のユニークさ満載なシュールコメディ。これは絶対にアメリカ人には創れない映画。