ほぼ室内劇に近い作りだが、外部のシチュエーションを一本のトンネルでつなぐことで、それを感じさせないスケールがあって面白い。作品のテーマをはっきりと打ち出して終わるラストカットも印象的。
ただ、ヒロイン>>続きを読む
クライマックスまで長い導入と設定の羅列を延々見せられた感じ。
クライマックスの三つ巴バトルもそれ自体は良いのだが、決着の付け方が……。
松原智恵子を生かすのが遅すぎる。
主人公たちの堅気には理解できない使命感や倫理で動いている様は面白くなりそうなのだが、群像劇としてのまとまりに欠け、イマイチ盛り上がらない。
設定のための設定が重なって、ご都合主義のカタマリ。
階段に一本だけ真下から打ち込まれている釘の存在が一番の謎。
主人公すら信用できない人間不信と全編に漂う不穏な空気。一作目には及ばないにしても別種の面白さがある。
菅原文太と若山富三郎が対峙するシーンはどれも緊張感と迫力に満ちていて良い。
クライマックスの襲撃シ>>続きを読む
ホラーとしてはヌルすぎるが、派手なシーンが多いのとあのテーマ曲でなんとなく観ていられる。ブギーマン狩りをする街の住人たちのエピソードをもっと膨らませて欲しかった。
オチは……。
映像の貧弱さと説得力の無さ。
日常描写はそれとして機能しておらず、出てくるだけの主要キャラは邪魔なだけ。
アクションも主人公が活躍しているように見えないのでスカッとしないし、クライマックスの何度も立ち>>続きを読む
最初は『海底二万哩』っぽいが、話が進むにつれ、『007 ドクター・ノオ』とか『ドクター・モローの島』とか色々混ざってきて、ついには『浦島太郎』?って感じのカオスな内容。しかし、それを破綻させることなく>>続きを読む
恐竜やデカイナゴが暴れる様は楽しいけど、やってることはいつもと同じ。パークとワールドの共演も単なるファンサービス。
新キャラの女性パイロットがなぜ主人公たちに手を貸すのか最後までよくわからないのとサン>>続きを読む
裏で殺しを請け負っている一般企業のサラリーマンを主人公にしているので、「およげ!たいやきくん」みたいな話だなと思ったが、そこまで風刺されているわけではなく、設定だけで終わっているのが残念。
機械的な動>>続きを読む
地下室でいろんなアイテムをゲットして、脱出のため試行錯誤するゲーム性は面白いが、それが繋がっていくクライマックスはそんなにうまくない。妹のパートもしかり。
オープニングタイトルはカッコよかった。
殺陣がなぜか座頭市みたいな逆手斬り。
一作目のスパイ映画要素と二作目の反権力テーマを足したら、ゴチャゴチャしているだけになってしまった。
主人公が馬で走り回る様を気の抜けたBGMとともに延々と見せるク>>続きを読む
テレビの刑事ドラマぐらいの尺だとちょうどいい感じになりそう。
西村晃は本当に憎たらしい演技をするなぁ。
もっと荒っぽい映画になりそうなのに清潔感ありすぎ。
クライマックスからラストのたたみかけは見ているこっちも笑顔になる。
アクションも笑いも面白さもそこそこの映画。アンガーリー・ライスの魅力のみ突き抜けている。
「概念を奪う」という設定がたまらない。映画はオフビートなシチュエーション・コメディで面白いのだが、どんな概念を奪うか、奪わせないかのバトルや駆け引きをもっと観たかった。しょぼいアクションシーンもないほ>>続きを読む
ヒロインは魅力的だが、その兄がまったく好きになれない。ヒロインが走り回ってるだけのクライマックスも「それだけ?」と思ってしまった。
マカロニウエスタン感が一気にアップ。クライマックスに至ってはウエスタンを通り越して、戦争映画に変貌。死屍累々の虚無感が良い。
『五人の~』とあるが若山富三郎以外の個性は薄い。
老人が思っていた以上にヤベェ奴なのが良かった。
襲われる方もクズなので見やすい反面、サスペンスは減っているように思える。
前半で「スロースターターだなぁ」と思っていると、後半のどんでん返しで一気に転調し、驚かされる。
ヒロインの無双ぶりも気持ち良い。
整合性を無視して、ひたすらアクション。走る貨物列車から人がバンバン落ちる物凄いスタントをサラッと流しているのがイカれてる。
舞台となる街のいろんなものをグチャっと凝縮した雰囲気とその表と裏を見せてくれる作りが楽しい。
敵の悪行に対して、もう少し罰が欲しかった。
もっと面白くなりそう。設定の面白さに映画が追いついていないように思えた。
ラストシーンは良い。
刑事ドラマ要素が薄く、設定以外は普通のハイスクールコメディって感じ。ジェネレーションギャップを描くシーンは多いが、社会人と学生のギャップはあまり描かれないし。
笑えるところもあるが、あまり好みじゃなか>>続きを読む
賞金稼ぎっていうよりスパイ映画みたいな感じで、テレビ版ほどのウエスタン感はないが、若山富三郎のギミックマシマシな殺陣がいっぱい見られるので楽しい。兄弟とはいえ、座頭市のモノマネ上手すぎ。
途中までは良い感じなんだけど、クライマックスの一番盛り上がるシーンが棒立ち、口パクなのはどうかと思った。
えりか、かわいい。
一人称アクションは「凄いことやってるなぁ」と思うけど、物語や構成がややこしいので、なにもかもが入り組んでいる面倒くささを感じてしまった。
ぬるい。アクションってほどのアクションはなく、主人公がピンチにならないからサスペンスも乏しく、ミステリーっていうほどの大した真相はなく、ハードボイルドにしては半熟状態。
鬼検事の父とヤクザの息子。父が殺され、息子がその事件を同じように追っていく、血は争えないってお話。
サスペンス映画だが、クライマックスにはカーチェイスが展開。まさかのラストにびっくり。
説明ばかりでつまらない。黒幕が2時間サスペンスの犯人ばりに真相をダラダラと語り始めるシーンとかうんざりさせられた。
印象に残ったのは「ヒーロー」が流れる中でのアクションシーンぐらいかなぁ。
ビジュアルが凄いのだから、それだけで十分伝わるのに台詞量が多くてハマれない。
名場面集要素が強いけど、過去作が見たくなってくる。
ライブマンの主題歌をバックにしたアクションシーンがカッコいい。
エンディング曲が水木一郎と堀江美都子なのは驚いた。
意外性のある展開とメカ描写が冴えるアクションで飽きさせないが、なんかノリ切れない。レゴの映画に言うのもなんだけど、浮世離れしすぎているのだと思う。リアルから程遠い世界に見えても説得力は必要ってことかな>>続きを読む
ピンク・レディーが主演しただけでなく、彼女たちの曲をストーリーの中にムリヤリ放り込んだ闇鍋映画。その内容はまさに混乱の極み。
「モンスター」、「UFO」、「透明人間」をブチ込んだSFの2話目と田中邦衛>>続きを読む
話が進むにつれ、ミステリー要素が濃くなり、真相が明らかになっていくあたりは意外性があって楽しめた。悪魔のデザインも良い。