Shihoさんの映画レビュー・感想・評価

Shiho

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桜の樹の下(2015年製作の映画)

3.7

これから高齢者はどんどん増えていき死の問題も個人の事ではなく社会全体の問題になってくる。死への福祉の充実や70歳を過ぎても働かなければ生活ができない現状をどうにかするために所得再分配や税金の使い道につ>>続きを読む

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.8

「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」

刑法は単純そうに見えるが奥が深い。単に犯罪と刑罰に関する法という概念に留まらず人権や自由を保障する面もあるという事を忘れてはいけない。疑わしきは
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パッチギ! LOVE&PEACE(2007年製作の映画)

3.9

1作目より露骨に在日に対する差別や日本で生きていく事の大変さ理不尽さが描かれている。

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.1

日本青年と在日家族がじわーっと打ち解けて混ざり合う姿がよかった。この映画はただの青春映画ではなく深刻なテーマを含んでいる。侵略戦争の総括もせず反省するどころか隠蔽を続けてきた戦後日本。被害の歴史は多く>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

2.9

午前10時の映画祭。

創り手の世界観を全力で感じられる映画。ジャス映画というか映画の中に歌い踊るシーンがよく出てくるな くらいの印象。キューブラー・ロスの「死の受容モデル」実写版(独特の世界観と共に
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.0

午前10時の映画祭。

前作のシェーンに引き続き昔の映画は苦手かもしれない。単調すぎて退屈してしまう。ただこの作品に関してはアランドロンが男前だったので寝ずに観る事ができた。あんな男前の俳優を主演に起
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

先祖の間で起きた自分には全く非のない過ちによって築かれた家訓のせいで夢を理不尽に妨害される話し。結果オーライでめでたしめでたしだけど家族の束縛が激しすぎてしんどい。この映画の象徴でもあるマリーゴールド>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

この世界観を創り出せるルカ・グァダニーノは稀代の天才。 LGBT関連の映画ではずば抜けてよかった。この映画を観ないのはもったいなさすぎる。

シェーン(1953年製作の映画)

1.9

午前10時の映画祭。

西部劇と思っていいのかな。正直苦手だった。退屈で予想通りの展開で何度も寝かけた。家を守る妻、家族を守る男、正義のために銃を抜き悪党を倒すというステレオタイプが昔は人々の心を魅了
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夜間もやってる保育園(2017年製作の映画)

3.9

子ども達の屈託のない笑顔や寝顔が本当に可愛くて目一杯の愛情で包んでいる保育園職員の方達に対して「ありがとうございます」って気持ちだった。保育現場に十分な保障がないのはこの映画からも明確で子ども達にもっ>>続きを読む

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

4.0

沖縄と言えば観光地としての青い空蒼い海がまず最初に思い浮かぶかもしれない。しかし戦時中から戦後、現在もなお沖縄が抱える壮絶な事実について日本人として知っておく必要がある。リゾート地としての沖縄という認>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

1.8

平和交渉によりどうやってヒトラーからイギリスを守ったのか関心があり鑑賞したけど180度違った内容だった。個人的には彼に評価に値する所はない。国を守るためならどんな犠牲も払うと豪語するが優雅に酒を飲み葉>>続きを読む

ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたち(2014年製作の映画)

4.4

少年も女の子も兵士も誰も戦争をすることを望んでいない。一体誰のための何のための戦争なのか。いつだって最前線で犠牲になるのはそういう事とは全く無縁の人々である。単に可哀想とか切ないとか戦争はダメだとかそ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

あの時こうしていれば…あの時あの人に出会わなければ…人生はほんの少しの偶然や自分の判断で大きく変わる。必然と偶然の積み重ねの連続。だけど「偶然」にも大なり小なりはきっとあってそれが自分の運命を分ける事>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.9

モラトリアムに陥っている少年とその周囲で起こる奇想天外な話し。まさしく今の自分も彼と同じ状況にあるため感情移入しやすかった。あんな風に刺激的な事が起こって自分を奮い立たせてくれたらいいけど現実には自分>>続きを読む

天使の分け前(2012年製作の映画)

4.0

社会の底辺で生きていても犯罪を犯した過去があってもその受け皿さえあれば救われる人はきっとたくさんいる。ロビーもバリーとの出会いにより人生を大きく変えた。制度としてももっと受け皿を充実させることが大切。>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

午前10時の映画祭。

子どもの頃から台詞も言える程観てる大好きな映画。初めてスクリーンで観ることができて感無量。今まで気付かなかった足音や物音や人々の仕草や動きがあって新鮮だった。今更新たな発見があ
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マザーズ・デイ(2016年製作の映画)

3.5

現実逃避したい時に無性にラブコメが観たくなるそんな時にぴったりな映画。キャストも豪華。

息もできない(2008年製作の映画)

4.7

もっと愛して、もっと愛されて。誰も悪くない。幸せになっちゃいけない人なんていない。

息の跡(2015年製作の映画)

3.8

ある1人のおじさんの震災直後の激動の日々と日常と想いがぎゅっと詰まったドキュメンタリー。そこには過剰な演出はなく事実だけが淡々と映し出されていた。それ故に震災は遠くの土地で起きた事というどこか現実味の>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

3兄弟のキャラのクセが絶妙。インド行きたい欲再燃。アジアの混沌とした空気にどっぷり浸かりたくなったし誰にも何も奪わせない力強さを感じる生命力と活気に満ちた彼らに大いに刺激されたい!!

麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.7

ケンローチの作品は弱者や貧困者であろうと皆平等に人間としての尊厳が守られないといけないというメッセージが感じられる。アイルランドの歴史はあまり詳しくないので知れてよかった。にしても愛してるのに殺すって>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

4.6

あまり知られていないスピルバーグ作品。ディープな内容の中に明るさもあって全体のバランスがすごくよかった。当時の深刻な社会問題(今も続いている)を映し出すと同時に希望や救いも必ずあるということを感じさせ>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.7

付き合って来た人に対してこういう感情になる時がある。誰よりも近くで接していた人がいきなり他人になることがすぐには受け入れられなくて(恋人と親友は全く別)恋人として成立しなくても親友的な存在でいれたらベ>>続きを読む

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.0

実話に基づくストーリー。ずっと温めていたジョン・クラカワーの「信仰が人を殺すとき」を読もうと思った。レオポルドやトラウベがふんだんに使われていて昔のお産はすごいなぁと助産師としての目線でも興味深かった>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.2

理性のきかない大人達のお話し。していることは最低なのにそれを感じさせない前向きなラブコメ。現実的にいいかは別として自分の気持ちにどこまでも素直に生きてるマリーのことは純粋に尊敬できた。家具やインテリア>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.4

森友加計問題を巡る今の日本の状況にぴたりと当てはまる。報道の自由、三権分立について今一度考えさせられる。残念ながら日本では名前だけの制度でどちらも機能していないのが現状だろう。しかし今回の朝日新聞同様>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

世界各地で起こるタクシー内での一コマを映した作品。発想がユニーク。私はその時その瞬間偶然にもという一期一会にとても魅力を感じてしまうのでタクシーに乗ったらその運転手さんの事を知りたくなって必ず話しかけ>>続きを読む

男と女(1966年製作の映画)

3.5

音楽や演技 パリの街並み等映像全体が大人な恋を演出していたが2人は想像よりずっと感情的で情熱的だった。あれくらいの年頃でここまで愛に夢中になれたら上出来。遠路遥々会いに来たり別れた列車を追い越して到着>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

イーサン・ホークの演技が素晴らしい。歌の歌詞も抜群にいい。ジャズって何でこうも色気があるのだろう。最高によかった。ヘロイン依存は止まらなかったけどそうじゃなきゃ立っていられなかったチェットの気持ちは分>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.6

鮮烈に子どもの頃の感情や感覚を思い出させてくれる映画。父親が精霊を殺したと勘違いし恐怖と不信感から自分の取り巻く世界から心を閉ざしたアナ。私も子どもの頃父親に似た種類の勘違いを起こし得体の知れない恐怖>>続きを読む

招かれざる客(1967年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭。

50年近く前にこの映画が公開されて名作として受け入れられたことにとても意義を感じる。台詞や演技も今以上に価値あるものとして光ったのだろう。女の子の感激屋さんぶりが可愛かった。古
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.6

クリントイーストウッドは相変わらず保守的な描き方をするなぁ。3人がしたことは素晴らしい勇気ある行動だと思う。だからといって軍隊は素晴らしい所だと連想させる意図が(あるとしか思えなかった)どうもしっくり>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.7

人には色んな生き方があってどれがいいとか悪いとかは決められない。他人の価値観に流されず自分が思う幸せを生き抜いたモードは素敵だった。映像、台詞、脚本全てが美しい。語彙力が乏しいから言葉にならないけどほ>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.7

女子であることの呪いみたいなものは未だに根強く残っているし実感することも多いがこの頃に比べると今はきっと生きやすいのかな。先人達の意識の高さと犠牲によって勝ち得た権利を無駄にしないこと、守っていくこと>>続きを読む

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