Shihoさんの映画レビュー・感想・評価

Shiho

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

自分の世界で自分だけで満足して生きていけたらどれだけ幸せか。その世界観が守られるならその他のことは気にしないといった生き方がとてもよかった。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.0

分かる、分かるけど…もっとしっかりしてよとしか思えなくていまいち共感できず。親でありながらどうして子どもとあんなに距離を置き遠慮するのか分からない。

劇場(2020年製作の映画)

3.4

物語自体は最後の構成で救われる感じ。人間関係においてどちらかがあんなに一方的に我慢し続けたり、相手からの愛や優しさを感じられなかったり、理不尽な思いをさせられ続けて健全な関係が構築できるはずがない。私>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

昭和を語る上でヤクザの存在は無視できない。決して誇れるものではないけれど、実際にあった現実として消す必要もない。圧巻の演技でめちゃくちゃ面白かった。

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.2

時代は変わってきたなぁ。いい意味でも悪い意味でも。ただ幸せの価値を他人ありきのことに見出すのはリスキー。幸せの本質は自分自身の中に見つけられないと一生誰かに振り回される人生になる。

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.3

渋い…何周も回ってシンプルで素直に良かった。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.3

いや、そんな簡単じゃないでしょ。親の側も子どもの側もという感想。個人的には血より愛着関係の方がずっと大事だと思う。

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

誰かに認められたい。受容されたい。肯定されたい。そういう承認欲求は自然でそのことに大人も子どもも関係ない。無条件に誰かに受容された経験というのは必ず必要なことだ。子どもにとっては大人以上に大事なことだ>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

色んな視点からの見方があるだろうけど、私には家族に縛られ目も当てられない理不尽な環境で貧困に苦しむ一人の女性の話しに映った。彼女は自分の「価値」というものをよく分かっていてそこがこの物語のやるせなさを>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

本で読んでずっと映画を観たかった。途中ストーリーを忘れて石神がただのストーカーに成り下がるのかと思ったけど、賢い人は最後まで賢くて安心した。ラストは切ない。愛を知った孤独な男の話し。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

リアルな夫婦の姿。赤の他人が家族として生きていくことは並大抵なことじゃないし、こういうことは誰の身にも起こり得る。どちらかが自分を殺して家族をしている人はきっと沢山いる。子どものために別れる方がいいの>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

犯したことの良し悪しは別として母の覚悟に圧倒された。ここで私が曲げたら子ども達が迷子になるからと何があっても自分のやったことを肯定し続ける姿勢に胸が熱くなった。大人もみんなそれぞれが色んなことに傷付い>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

「そこ」にしかいられなかった事情や背景がきっとそれぞれにある。自分ではどうすることもできなかったワケがある。人はそんなに強くない。それを一括りに自己責任、ヤクザはヤクザと片付けてしまうのはあまりにも悲>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

どうして自分の夫があんなにアルコール漬けなのをもっと必死で止められなかったのかと疑問ではある。二人のセッションはとても最高で胸が熱くなった。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

パリは本当に美しいなぁ〜フラ語の響きも聞いてて気持ち良い。何故あの主人公があの婚約者を選んだのか終始謎だったけど(どう見ても合わない)ラストで納得。

ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

3.3

男が何も知らないうちに女の方はもう終わってることってけっこう多い。

ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

3.3

こちら側の視点から見るとまた違ったものがたくさん見えてくる。自分の憶測と判断だけで見落としてることってきっとたくさんあるし目に見えることだけが全てじゃないから色んな意味でよく見極めないといけない。コナ>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

思春期のどうしようもない葛藤や繊細な心境を上手く描いている。優しい人たちはなぜ自分に見合った人を好きにならないんだろう。深い。無限の可能性を感じたトンネルのシーン。ああいう気持ちすごくよく分かる。ラス>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー的には所詮映画の世界でしょってのが本音。途中飽き飽きしかけたけど最後まで観ると意外と心打たれた。ほんの一瞬の出来事や偶然で人生の歯車が狂うことはいい意味でも悪い意味でも現実にある。だからこそ>>続きを読む

ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

3.5

女ってこうだよな〜。所詮は他人というか女の本質をとても捉えていた。

しあわせの帰る場所(2008年製作の映画)

4.0

多分現実はこんなにうまくいかないのだろうけどあの父親の事は最後まで許せなかった。マイケルは心が広い。辛い経験をしてるマイケルだからこそ言う言葉が深くて優しくて泣けた。

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.2

色々と批判のある映画だけどハリウッドがアジア人だけにフォーカスして映画を作ったことはすごい。タイトル通り本当にクレイジーリッチな映画だった。たまには娯楽映画もいい。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

子どもであっても誰かの所有物ではなく個人として尊重し対等な関係を築いているのがよかった。それにしても思春期の子どもと親の関係っていうのは本当に難しくて一つ間違えれば取り返しのつかないことになるようなこ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

本当に必要な物はそんなに多くない。ラストの詩と物語全てがドッキングする感じに胸を打たれた。久しぶりに詩を楽しんだ気がする。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.4

誰もかれもがラブ満載で途中飽き飽きしそうだったけど最初から最後まで期待を裏切ることなくハッピーエンドでした。ご馳走さまでした。帰りはダンシングクイーン爆音でノリノリで気持ちよかった。

ほたるの川のまもりびと(2017年製作の映画)

4.2

ダム建設をしたい国と暮らしを守りたいからダム建設に反対の住民。どちらの要望もあっていいけれど一方だけが不当に不利益を被るのは違う。ダム建設をするにしてもきちんと議論を尽くしてからじゃないと。それもせず>>続きを読む

ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

4.5

103歳にして初めて当時を語ったこの女性は「なにも知らなかった 私に罪はない」と言い切る。しかしゲッベルスの秘書として働いていた彼女がホロコーストのことを知らないはずがない。「命令に従っただけ」これは>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

スターリンと側近のおっさん達の醜い権力争い。けっこう笑えた。あんまり締まりのない映画だったけど いやぁ〜とにかく醜い。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.4

普段はあまりこういう映画は観ないけどたまにはいい。鎌倉行ってみたい。

世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.8

人はそれぞれ自分の中に大切なものを持っている。この村の人たちは伝統や文化、信仰や家族を大切にしながら逞しく生きていた。他者の多様性や個性に触れることは自分の心の豊かさにも繋がる気がする。ドキュメンタリ>>続きを読む

沈黙 立ち上がる慰安婦(2017年製作の映画)

4.2

ハルモニ達の慟哭に胸が張り裂けそうだった。事実を捻じ曲げて開き直るこの国の政府の対応は今も昔も何も変わってない。戦後の日本人はアジア諸国の慰安婦問題について正面から向き合うこともせず被害者を二重にも三>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

3.6

午前10時の映画祭。

三船敏郎の存在感と独特の音楽のコラボレーションがとてもよかった。白黒映画渋い。

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