sicklychicさんの映画レビュー・感想・評価

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movie is magic

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Oh Lucy!(2016年製作の映画)

3.0

久しぶりのジョシュ・ハートネット!
キャストが豪華です。
やるせない感がひしひしと伝わる
寺島しのぶさん。
ヤバイ人をマイルドに見せられるのは女優さんの力でしょうか。

人生の中で時折起こる、
運命か
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嫌な女(2016年製作の映画)

3.0


ありふれたと言ってしまえば
それまでだけど、
どこかで似たような話を観たような…。
でもだからこそ、
さらっと全編観られます。

飛行機やオンデマンドで良い塩梅。
手持ち無沙汰の午後に、
フワッと観
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8


恋をすると、
明るい色を身につけたくなる。

初めて出会った、同じ「できない」を共有する人。初めて出会った、「同じ目線」で接してくれる人。

ささいなことだけど、恋が始まるには十分な理由なんだろうと
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.1

なんだかすごいものを観た、
という気持ちと、続くモヤモヤ。

役者陣の演技がすごい。
瞳が印象に残ります。

「不条理」と推されているけれど、
個人的にどこが不条理なのか分からない。
原因が自分にある
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ランデヴー(1976年製作の映画)

3.2

あんまりスムーズに
猛スピードで走るから、
パリには信号がないの?って
思ったほどでした。

リアルにやったら本気でダメなやつ&
彼氏がこんなんで来たら
笑顔見せずに
何もかも終わっちゃうやつだけど、
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スモーク(1995年製作の映画)

3.5

オープニングショットから
良い映画の予感。
おそらくブルックリンに向かうMTA。

大きく5チャプターに分かれて、
登場人物それぞれと
全体の話が進んで行く。
なぜかうっすら
「200本のたばこ」も思
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永遠の反逆児 ヴィヴィアン・ウエストウッド/ヴィヴィアン・ウエストウッド DO IT YOURSELF!(2011年製作の映画)

3.3

いつになっても
かっこいい人はかっこいい。

オレンジの髪と、
ちょっとくすんだピンクのアイライン。
ハンドニットっぽいカーディガンも
キュートだったけど、
カーキの変形ジャケットと
タータンチェック
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blank13(2017年製作の映画)

3.8

斎藤工さん。
いつかのテレビ番組で、
「ああ、この人は映画が大好きな
変な人だ」と思ったのだけれど、
やっぱり変な人だ、と思いました。

いつの時代なのか分からない、
少し古い雰囲気。
ザ・邦画、な色
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花様年華(かようねんか)(2000年製作の映画)

4.3

私の青春時代を彩る映画の一つ。
スクリーンで観るのは初めて。
10年ぶりくらい数度目の鑑賞。

ただひたすらにマギー・チャンが美しい。
シルクの陰影が、
目尻のハネたアイラインが、
まるい瞳が、そして
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

最高のお散歩ムービー第一弾。

脚本が素敵すぎるシリーズ。

そろそろ暗いけどまだ9時半じゃないの?て気になって仕方ない。

ほんの数時間で、もう10年も一緒にいたように感じることもある。
夜がずっと
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.2

最高のお散歩ムービー。

9年経って、イーサン・ホークが小さくなってしまったけれど、
まるで昨日も会ってたみたいな
冗談まじりの止まらない
2人の会話が素敵です。

ゆらぎ続ける、
微妙に保たれた距離
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5


最近、途中からブッとぶ映画ばかり観ているなぁ…と思ったのだけど、監督がヘドウィグの方と知って納得しきりです。

70年代イギリス郊外、アメリカ人=宇宙人で最後まで成り立つところが、いいウィット効いて
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.2


メニーというスーパーマンを手に入れた遭難した男、ハンクの話。

天才か。

音楽がとても素敵。

ひたすらシュールですが、ミシェル・ゴンドリー感でフワフワします。アートの完成度が高い。「LIFE」を
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パターソン(2016年製作の映画)

4.3

a real slice of life movie.

観終わった後に小さな希望すら感じました。

自分がこっそり気に入っていることを、パートナーもお気に入りだったことが判った、あの瞬間。

惚れ直
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7


どんな大人も、言いにくい過去の1つや2つあるもので、なんとか折り合いを付けながら、大人として生きてるんだよなぁとぼんやり思いました。

そして今思えば、地元からたった1時間半しか離れていない場所に住
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.1


おしゃれがすぎる!

アビーの赤とドロシアの柄がツボでした。全員が同じ服を何度も着回すところ含め、本当に素晴らしいなと思います。

インテリアなどの小道具も、シーン1つ1つの色合いや構図がすごく計算
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

リトルからシャロン、そしてブラックへ、時を経て主人公が変わる様を、呼び名でチャプターに分けることで、彼の成長を端的に伝えているなと思いました。

一貫して伝わるのは彼がピュアだということで、それに尽き
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

アニメには無かった設定もちらほら散りばめられつつ、素晴らしい再現。

読書は旅行だと思っていたけど、まさかベルのセリフとは思わず(全編日本語で観たのは初めてでした)、したり顔で言っていたのがひたすら恥
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.1

ゴダールを思い出し、小津安二郎を思い出し、ウォンカーウァイを想う。

台湾、ずっと行ってみたい国の1つではあれど、未踏なので実際が分からないのですが…映画から伝わる台湾は東京と全然変わらない。だから感
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.2

少年の瞳が印象に残ります。

パンズ・ラビリンスのつもりで観るとダークファンタジーのパートは若干マイルド。より現実の方にスポットを当てているように感じました。

立場を置き換えれば、きっと私たちそれぞ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8


本当にあったことなのだと思うと、とてつもなく壮大な話に感じる。

個人的には、日本ではまだ馴染みのない、国籍の違う孤児を養子にするという取り組みについて、真剣に考えるきっかけになった気がします。
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

2.8

15歳。
割と大人の入り口で、割と自分でできるのに、親や学校の庇護下でいなければならない。バイトすらできない。あと少しなのに。
出て行きたいのに出ていけない。その気持ちを共有できるから成り立つ友情。あ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


気が付いて切なくなったのは「衣装」でした。

私の中で「君に読む物語」のイメージが強いライアン・ゴズリングさん、再び。

これでもか、という原色のパレードから、パステルトーン、そしてモノクローム。
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しあわせのかおり(2008年製作の映画)

3.0

夜中、映画でも観て寝ようと思った際にリストに見つけて鑑賞。
期待せずにぼんやりと観たのが良かったかもしれません。

冒頭のおいしそうな中華料理に悶絶。

キャストが豪華で驚きました。

八千草薫さんの
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ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(2014年製作の映画)

4.0

JBかっこいい。
一言にまとめるとこうなります。

更に、時代のうねりや勢い、熱が画面から伝わってきました。黒人解放運動がこんなに近代のことだったのだと改めて感じ、ボブ・マーリー然り、音楽と政治も常に
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ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.0

それはそれは美しい、絵画のような一皿。どんな味がするのか、興味を掻き立てられます。

その土地をお皿の上に乗せる。
旬を味わう。
日本料理に通じるものもあるからか、すんなり入ってきました。
虫はちょっ
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LISTEN リッスン(2016年製作の映画)

3.6


エアコンの雑音と、お客さんの吐息、耳栓特有のさわさわいう空気の音の中、聾者の大きなダンスとも演奏とも言える映像に、何度か涙が出そうになりました。

上映直前に流れていた音楽を反芻しつつ、その内抑揚に
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ファクトリー・ガール(2006年製作の映画)

3.5

シエナ・ミラーが兎にも角にもそっくり。
アンディー・ウォーホルが登場する映画は何作か観ましたが、
悪者に描かれている映画は初めてでした。

イーディーが商品として一瞬で消化されてしまったのは、もちろん
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サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

3.3

随分前に映画館にて鑑賞。
当時の感想なので、もし今観たらまた違うかもしれません。

主役の二人はかわいいだけじゃない!
セリフまわしが面白い。
どうしようもない焦燥感とか、
こんなはずじゃなかったのに
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.3

コーヒー豆の流通から消費までを優しく追いつつ、生産者やロースター、ブルーワーの情熱までを綺麗な映像で追ったドキュメンタリー。

農園の方が初めてエスプレッソを飲んだ時の表情が、なんとも心に響きました。
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キャロル(2015年製作の映画)

3.5

どうして同性を好きになることは
ダメなことなんだろう。
誰かを好きになることで、
自分を責めなければならなくなるのはなぜだろう。

ケイト・ブランシェットの「Likewise」、なんて美しいんだろう、
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.7

齢62から95歳までの、
ファッショニスタを超えた存在である、美しい人たちの映画。

人生を謳歌するまでに至った
彼女たちだからこそ似合う、
「自分」をファッションで表現している人たちの、迫り来る時間
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

エンドロールが流れた瞬間に、
興奮で拍手が出ました。

先生の言葉がちょっと汚い&辛辣ではあるものの、彼以外の大人が結構ダメダメな感じ。駆け引きに続く駆け引きに、どんどんと引き込まれます。

エンディ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.3

原題の意味を捉えてから観ると
よりしっくりくる気がします。

ドラン作品を何作か観ているのも手伝って、最後のシーンがなければ長いだけの映画だったかもしれません。それくらい最後のワンシーンが効いてます。
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