sideBatsu2015さんの映画レビュー・感想・評価

sideBatsu2015

sideBatsu2015

映画(1475)
ドラマ(0)
アニメ(0)

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.8

あの時代も音楽も大好き。オースティン・バトラー自身はエルヴィスに似てないのに、劇中ではドキッとするくらい似てる瞬間が多々あった。当時の女の子よろしくスクリーンのこちら側から、とろけてしまってる。パンツ>>続きを読む

ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」(2021年製作の映画)

4.0

中村倫也の安倍晴明がはまり役。向井理は髑髏城の時イマイチだったんですが、今回はめっちゃ良かった(殺陣が少ない)あのシーン、生で見た人は度肝を抜かれただろうなぁ。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.4

ポスタービジュアルとは裏腹に、終盤背筋が凍る。”見返り”とは。承認欲求が世間的に強い人はゆりの様になるだろうし、個人に対して強い人は田母神のようになるんだろうなと思う。若葉竜也さんが安定のクズっぷり。>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.4

産む、産まない、育てる、育てられない、その責任と贖罪のほとんどを女性が負わなければいけない社会。家族の形の一義的な考えしかないない社会はしんどい。
俳優陣もいいし映画的問題提起もいいんだけれど、なぜか
>>続きを読む

フェルナンド・ボテロ 豊満な人生(2018年製作の映画)

3.6

色んな美術館で見られるボテロの彫像。その運搬方法が面白かった。
絵も彫刻も大好き。

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.2

制度自体は寓話だけれど、それ以外の日常があまりにも今の日常。再会した伯父には人としての情に溢れて接する役所勤めの青年が、ベンチで寝そべる事ができないように手すりを設置する仕事を何の迷いもなくこなす。>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

4.8

ストレスなく分かりやすく娯楽が楽しめる映画ってそうそうないなと実感する1本。

予告で完全にナメてた。まぁ見んだろ、と。が、皆殺しの柳下さんが絶賛してたので鑑賞。これめっちゃ面白かった。ベタな話と言っ
>>続きを読む

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.2

ティム・ロス映画は必ず見る。なんだか不思議な話だった。もう一度見たい。島のロケーションは最高。

劇場版 おうちでキャノンボール2020(2022年製作の映画)

4.4

色々色々あるでしょうが、やっぱり好き。劇場でみんなで見るの楽しかった。そして、私の推しが優勝したので嬉しい。
が、やっぱりあの道具を持ち出してきたあの人が実質優勝でしょう。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4K リマスター版(1968年製作の映画)

4.6

やっぱり怖いのはゾンビより人間で、これだけの少人数でも協力し合えないんだから生き残るって大変。ラストのラストまで。人間の強欲と差別がこれでもかと思い知らされる。

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.6

舞台挨拶で監督が、「全てを見せているわけではない」と言っていた。膨大な量の映像の中のごく一部を私たちは見ている。それでも史実や感情に驚き涙し、見る前と見た後では世界の見え方は変わってくる。知る事の大切>>続きを読む

少女デドゥナ(1987年製作の映画)

3.6

時代や国が違えば、違うなぁと思う所と、普遍的に根本的問題や考え方は同じなんじゃないかと思う所があり、やっぱりそれはどちらもこちらに響く。
静かな暮らしがどこかのいつかに確かにあったという映画、大好き。
>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.4

こういう設定ものは苦手なのですが、それなりに楽しく見えて面白かった。

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

白黒の画は時代や場所を抽象的にする効果があると思うのですが、ここに出てくる画は全てその場所であり時代であり、なのに絵画的な曖昧さの街の風景が、やはり全ての寓話ですよ、と言うているような心地よさ。とにか>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

3.8

「ベイビー・ブローカー」前に鑑賞。こっちの方がリアルなんだろうな、と思う。売られる子供達と使い捨てにされる人、どちらも”人”なのだと言うのがよく分かる。断然こっちの話の方が好きです。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.6

断片的なつなぎ合わせが美しい。ただ、このキャッチコピーネタバレよね。

私のはなし 部落のはなし(2022年製作の映画)

4.6

地元の公立校では小中の9年間で人権教育を学ぶ。部落差別についても。ふと、都会で小さい時から私立に通っている人はどれくらいこの問題について学ぶのか、と考える。「寝た子を起こすな」という考え方がある一方、>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

5.0

パルプフィクション公開時にビデオで見た記憶あり。で、時を経て今見ると、、これただのダンス映画じゃない。住んでる所や人種の事、信仰や友人家族問題、さらには愛だけではない男女の関係等々、今では主流の曲の歌>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

2.8

こんなに好きなものの塊なのに、全然乗れなかった。アニメの動き、ダサい。

の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.8

道中付けのシーンの普遍的な事よ。浅草へ着いた時には涙止まらずで。ラストのビアホールのシーンも良くて、自分も何かにつまづきそうになった時、自分が過ごした時代の空気に帰れるようなそんな映画。
志ん魚ちゃん
>>続きを読む

ひかり探して(2020年製作の映画)

4.0

やっぱりキム・ヘス姉さんは抜群にカッコいい。島の描写もいいし、ミステリーとしても人間ドラマとしても面白かった。そしてレコード持ってくる男にロクなやついない説。

牛久(2021年製作の映画)

3.8

ウィシュマさんの事を思うと、これまんまなんだろう思うし、よく撮れたなと思う。誰が見たって人権侵害だと思うのだけど、最近の空気感ではこれも当然だと思う人達がいるんじゃ無いかという不安がある。それが怖い。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

こちら側からは些細な事でも、当人にはそうでは無いことは沢山ある。ニトラムが意味する哀しさ。自分にはどうすることもできない感情ってどうしていけばいいんだろう。
ケイレブくんが別人でびっくりした。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.6

アントワーヌ・モニエがシャラメを彷彿とさせる男前で画面に釘付け。彷徨う姿も印象的。

グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

4.4

問題意識を持って見せたら「インドは大変だねぇ」とか言う人が出てくるとこまで想像して余計イラッとした。一番最初に出てくるクレジットが全て。このポスターに釣られホイホイと見に行って欲しい。

アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生(1955年製作の映画)

4.0

ったく勝手にじゃんじゃんと。と怒りつつも面白くて次を期待してしまう。これもどの画もカッコいい。

高知県立美術館:ルイス・ブニュエル監督特集

ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.8

”正しい事がしたい”と”俗世間と馴染んでいきたい”という事を、ここまで意地悪く圧倒的映画力で見せられると、居心地悪いのに動きたくない感じ。どの場面もカッコいいのがまた居心地が悪い。そしてあのラスト。ブ>>続きを読む

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.6

痛い。ウエっ〜〜な実験映画。あっちゅう間。

高知県立美術館:ルイス・ブニュエル監督特集

エル(1952年製作の映画)

4.2

嫉妬もここまでくると次が見たくなる。が、醜悪極まりない。グロリア逃げて!の諸々も画としてもいいし、途中からの話の展開もいいし、ラストもいいし、執着の先の恐ろしさとコントロールの効かなさは、これまた少な>>続きを読む

忘れられた人々(1950年製作の映画)

4.4

メキシコの50年代の話なのに、地続きで今の近くの話に感じる。その中でそうせざるを得ない人たちの青春に自分も心当たりがあり、他人事には思えないし、生き生きとした画面が、映画ではないような不思議な感じさえ>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.4

よく分からんまま後半さらによく分からん。見終わってすぐはイマイチだと思ったけれど、半年経っても訳の分からなが目減りせず色んなシーンを思い出しているので、スクリーンで見る事の意義を感じる映画だった。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

MCU全映画の中で最下位。
サムライミの描く女性像の陳腐さって本当にイライラする。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

そこまで見せるかという痛いシーンの連続に何度も目を覆った。それくらいやってこそ。何も見てないような阿部サダヲの目が怖い。あと、大学入ってSEX覚えた様な地味な子のエロさがリアル。
謎のロン毛とラストの
>>続きを読む

>|