シデンさんの映画レビュー・感想・評価

シデン

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ああ栄冠は君に輝く(2018年製作の映画)

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 あの名曲に纏わる物語。映画になっていると最近知ってAmazonで鑑賞。

 しかし…。劇中の時代考証はどうだろう。特に野球のシーンなんか罪が深い。製作側の意気込みなどこの程度なのかと落胆してしまった
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.6


ここに原発が出来た経緯や、どこ製の原発か、電源が喪失した原因などはこの映画では触れられていない。それは、この作品の主題ではないからだ。

この国難に立ち向かった彼らの物語。それは、報道では知り得なか
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

この作品の監督、サム・メンデスの思惑通りに、まさに自分が戦場にいる気分で全編を鑑賞した。そして、彼が言う「映画体験」は大成功していると思う。

全編ワンカットで繋がっているが、そのカメラワークに感嘆し
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最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

4.5

歳のせいかもしれない。いや、それだけいい映画だったと思う。何度落涙を堪えたことか。

主従や身分、そして男女の関係が切なく、そして力強く描かれている良作ではないか。元来、邦画で心に染み入る作品に出
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君の名は。(2016年製作の映画)

2.4

レビューの評価が高いこともあって足を運んだのだが、なかなか物語には入れなかった。

私にとって物語の時間軸を理解しようとして肝心のストーリーが入って来ない。途中睡魔も顔を出し消化不良で終わってしまった
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ラストゲーム 最後の早慶戦(2008年製作の映画)

2.7

 文科省をはじめこれだけ各方面から推薦を頂いている。


 そして野球を題材としている。


 私の中では、面白くない映画の要素はたっぷりなのだが、訳アリで観に行ったのだが、想像通りと言うのが正直な感
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ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

1.0

 どうしてここでこんなにも絶賛する方が多いのか。

 子どもが喜ぶならまだしも、大人にもこんなにうけるなんて・・・・・。

「夢をあきらめない」「人の夢を馬鹿にしない」
 
 どれもこれも正論で耳障り
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

1.0

 ほとんど同じ曲に聞こえた劇中の歌。

 普通に台詞をしゃべった方が観客には伝わるのではないかと思った。同じ調子の曲は聴いていて正直苦痛だったし、買ったパンフレットで確認すると多くの曲が挿入されていた
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

2.0

 この作品、ジブリスタジオ初の実在の人物を題材にした映画。その人物が、零式艦上戦闘機を始めとする、あの戦争時に多くの名機を生み出した堀越二郎。零戦ファンとしてみれば、見逃す訳にはいかない。そしてワイド>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

4.2

 小説もコミックも読んだ。予備知識満載で臨んだ封切初日。

 この物語の最大のウリを知っているだけに、ついつい客観的に観てしまっていた。いかに原作を二時間程度の時間の中に凝縮するのか。そして、ゼロ戦の
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KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

2.6

なんと上映時間の長かったことか。要は退屈な時間を過ごさなきゃいけなかったと言う事。

 台湾の弱小野球部が甲子園を目指す、そしてその夢がかなうと言う物語なのだが、その弱小野球部が甲子園に出場するまでに
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

4.4

amazonプライムで鑑賞。

マドンナは若尾文子。森繁久彌や若い頃の宮本信子も出ている。さすがに若尾文子さんは時代が違うし興味度は低い。

このシリーズでは人格者の博。

常識があり穏やかで働き者。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

2017/9/9 T-Joyにて鑑賞。

基本、戦争映画は好きだ。日本が出てこないのも冷静に観る事が出来る安心感もあった。

この出来事は知らなかったが、事前に知識を仕入れて行くと、規模といい救出した
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海難1890(2015年製作の映画)

3.0

2017/10/3 amazonプライムで鑑賞。

エルトゥールル号事件が題材の映画。日本とトルコの物語が映画になって、Yahoo!のレビューではそれなりに高評価。

しかし、ツッコミ所が多くてシラけ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

2017/8/19鑑賞。

圧巻のカーチェイスに引き込まれ、今後の展開を期待していると、あとはヒューマンドラマに。それに影響を及ぼすはずの主人公のハンデの必要性は感じない。だからそれも薄い。そして、最
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