♬私の胸の鍵を こわして逃げて行った/あいつは何処にいるのか/盗んだ心返せ Wanted Wanted♬(ウォンテッド(指名手配)/詞:阿久悠)
黒島結菜がいつの間にか結婚していて母親になっていた。>>続きを読む
1991年製作。原作トマス・ハリス。脚色テッド・タリー。監督ジョナサン・デミ。封切公開時に観ていたのですが、当時の映画館は現在のシネコンのような座席に段差がついていなくて、前の座席の頭部がスクリーンに>>続きを読む
1976年製作公開。原作若杉慧。脚色馬場当。監督西河克己。山口百恵文芸シリーズ4作目だそうで、彼女の映画群はシリーズだったのか。劇場のチラシに紀比呂子の名前があったので出掛けます。
海辺にある女子高>>続きを読む
1979年10月26日独裁者朴正煕大統領暗殺。その日を起点として12月12日に実力行使された軍内部の争闘で全斗煥が軍の実権を握るに至るまでのフィクションを交えた政治活劇物語。
70年代半ばの頃、金大>>続きを読む
1949年製作。脚本ジョン・トゥイスト、エドモンド・H・ノース。監督ラウール・ウォルシュ。上映館のチラシには、/脱獄したジョエル・マクリーは過去のしがらみで列車強盗をやることに…。予め失敗を運命づけら>>続きを読む
♬Do you know what loneliness? I believe, it's one of girl's“Happiness”
秋の風が吹いて舟をたたむ頃/あんなしあわせにも別れがくる>>続きを読む
1958年製作公開。原作川端康成。脚色田中澄江、井手俊郎 、川島雄三。監督川島雄三。原節子、森雅之の夫婦というだけで重厚な、といおうか風通しの悪いと言おうか、腹に一物あると言おうか、そんな家の風景を観>>続きを読む
安部公房×石井岳龍ですもの、わたしの肌に合うわけありません。石井岳龍の新作を観るのは『五条霊戦記 GOJOE』以来だ。その後、『シャニダールの花』を国立映画アーカイブで観たのは、黒木華が出ていたから。>>続きを読む
ライトを当てないので最初は誰だか分らなかった江口のりこの夫役が小泉孝太郎であると分かると、この男の弟がもしやして内閣総理大臣になるかもしれないのだと頭をよぎった。トランプだとかハリスだとか習近平だとか>>続きを読む
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TBSが製作に入っていたのでテレビドラマの映画化かと思っていたら、シェアード・ユニバースという形態で作られているそうだ。ぞろぞろと人気俳優が出て来るのは、その効果のようだ。そのドラマというのが「MIU>>続きを読む
新米記者っていうので、新聞社の新人新聞記者の話かと思っていた。で、冒頭、作家志望の文学少女が登場してきたので、あれれ、と思ったのでした。
主人公所結衣/藤吉夏鈴が私立櫻葉学園高校に入学したのは、その>>続きを読む
2008年製作。脚本、監督グレタ・ガーウィグ、ジョー・スワンバーグ。グレタ・カーウィグの監督作品『レディ・バード』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が好きで、『バービー』にはなんじゃ>>続きを読む
劇場版というくらいなので何か別の枠で公開されたものであろうか、と思っていたら2023年のNHK総合『NHKスペシャル』の枠で放映されたものだそうだ。20分ばかり劇場版の方が長い。
大昔のNHKのアナ>>続きを読む
地域自治会の夏祭り。自治会長や役員、別に班長がいるのだけれど、班長は各年毎の持ち回りのようだ。役員班長会議で、夏祭りの会議が行われ、カレー、おでんの食べ物を提供することを決める。食べ物は、役員班長が祭>>続きを読む
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最後に『SOMETIMES I THINK ABOUT DYING』と出たので、成程、一連の自由奔放なカットはそういうイメージかと思う。邦題は一文字抜かしている。
どこの国の映画なのかしら、と思いな>>続きを読む
予告篇で『アシスタント』の監督と主演女優の組み合わせだというので気になって出掛ける。女子が辺鄙なホテルに閉じ込められるホラー風味の話かと思っていた。
オーストラリアにワーキング・ホリデーを利用して旅>>続きを読む
『CURE』のラストシーンを45分に引き延ばしたような、あの嫌な感じ満載の作品。意味はよく分からないけれど、この夏の暑さの中、アイスティーでも飲みながら観るにはなかなかいいものだ。大仰な音楽と思わせぶ>>続きを読む
延命治療はどうされますか?父親を介護施設に入所させるに当たって施設からこう問いかけられる。それって今答えなきゃいけませんか。容赦のない問いかけに憤然としてそう言うしかない森山未來。
疎遠だった弟が入>>続きを読む
1948年製作公開。脚本植草圭之助 、黒澤明。監督黒澤明。上京したばかりの頃、新宿座、並木座で観ているんだけど、ぼろぼろのフィルムで全然面白くなかったという記憶しか残っていない。解説本の影響でちゃんと>>続きを読む
♪時は忍び足で 心を横切るの/もう話す言葉も浮かばない♪(メイン・テーマ/詞:松本隆)
本作のヒロインの最後の台詞を聞いて、三島由紀夫「豊饒の海」/第4巻『天人五衰』の物語りの終わりに、本多繁邦が綾>>続きを読む
2009年製作公開。脚本奥寺佐渡子。監督細田守。夏になると特集上映されているんじゃないかと思う。で、どんなものだろうと足を運びます。
ヒロイン夏希の母親の実家が長野の旧家で、曾祖母栄の90歳の誕生日>>続きを読む
ずいぶん昔、NHKの総合放送で観て怖いなと思ったものだった。それがいつの放送だったのかNHKクロニクルで調べたら1969年の5月だった。え、中学生じゃん。ようやく映画館にひとりで出かけ始めた頃のこと。>>続きを読む
1988年製作公開。原作アルトウール・シュニッツラー。脚色岬直史(荒井晴彦と斉藤博の共同ペンネーム)。監督小沼勝。お正月に公開されたからだろうか女優が沢山出てきて華やかだ。同時上映作品は『いけにえ天使>>続きを読む
ほぼ実話だそうだ。月着陸のフェイク映像(本作では「アルテミス計画」と称していた)を作っていたか否かを別にして。ははは。
『カプリコン・1』という火星着陸のアメリカの国家的嘘ミッション映画も、アポロ1>>続きを読む
『違国日記』の早瀬憩が出ているので、清水崇のホラーなんて全く興味はなかったけれど仕方なく出掛けます。
かなりいい加減なストーリー展開で気を張ってみるとばかばかしくなってきます。劇伴で驚かせようという>>続きを読む
1962年製作公開。原作早船ちよ。脚色今村昌平、浦山桐郎。監督浦山桐郎。浦山桐郎の監督第1作目。1975年、1980年そして44年振りの3回目の鑑賞。分かってはいるんだけれどヨシエのかなしげな表情を観>>続きを読む
2009年製作公開。原作西村淳。脚色監督沖田修一。
海上保安庁の代表として南極越冬隊員の料理担当に選ばれたスズキ/宇梶剛士、長年の夢が叶い欣喜雀躍するのですが一利一害、バイクの自損事故で夢はあえなく>>続きを読む
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原題は『Reflections in a Golden Eye』ということで、邦題の意味はよく分からない。ともかく登場人物が情欲に塗れております。
1967年製作。原作カーソン・マッカラーズ。脚色チ>>続きを読む
夜、リリー・フランキーが帰宅すると身籠っている妻/木村多江が寝ずに待っていて、俺、法廷画家になるらしい、と話そうと思ったんだけど、法廷画家?靴の修理屋はどうすんのよ、ま、とりあえず決めたことやってから>>続きを読む
36歳の既婚者の女性が13歳の少年とただならぬ関係になり発覚、訴追され懲役7年の実刑。獄中で少年の子どもを出産。出所後、少年と結婚。実話だそうです。それを知らずにいたので、ろくでもない話だなと思って観>>続きを読む
冒頭、三姉妹の登場シーンで古川琴音に似た女子がいるなあ、と思っているとすぐにタイトルロールで本人と分かった。ついこの間の『言えない秘密』とお顔の雰囲気が違うなあと思って観ていたんですけど、化粧で雰囲気>>続きを読む
1986年製作公開。原作脚色早坂暁。監督田中登。公開時の同時上映は『部長の愛人 ピンクのストッキング』とのこと。
『市民ケーン』の薔薇の蕾じゃなくって花開く前の女性のことを指しているらしい。その蕾に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1960年製作。原作ジョゼ・ジョヴァンニ。脚本ジャック・ベッケル 、ジョゼ・ジョヴァンニ、ジャン・オーレル。監督ジャック・ベッケル。
ジョゼ・ジョヴァンニという人物はファシストでナチスドイツ協力者で>>続きを読む
オレがまだ夕焼けだった頃学校はまる焼けだった。まる焼けの学校でビラを撒いていると白い帽子を被った女の子が、君たちの主張は当局を擁護していると、話しかけて来た。本作を観ながら本作の製作者は、強姦やドメス>>続きを読む
1962年製作公開。脚本熊井啓、江崎実生。監督舛田利雄。
コマキストなので吉永小百合には何の興味も湧かなかったけれど、劇場に貼られているポスターや劇場近所の書店に飾られているポートレイトや撮影中のス>>続きを読む
不思議な恋は女の姿をして/今夜あたり 訪れるさ/間柄は遠いけど お前とはOK 今すぐ/(恋人も濡れる街角/作詞:桑田佳祐)
音大を休学してイギリスに留学していた樋口湊人/京本大我は期限の前に帰国する>>続きを読む