デニロさんの映画レビュー・感想・評価

デニロ

デニロ

映画(1962)
ドラマ(0)
アニメ(0)

春の画 SHUNGA(2023年製作の映画)

3.5

ほら 恥ずかしがる間敷でこっちにおいで ああ白い肌 お前の泉を探しに行き候よ ここ哉な 之哉な あっちっ哉な 此辺りが 
あああ、そこが急所 
おや、こんなところから泉が吹き溢れている ちゃんと脚を開
>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.5

伊勢佳世を初めて観たのはイキウメの舞台だっただろうか。意識したのはイキウメ退団後、NODA-MAP/Q:A Night At The Kabukiで平清盛命の六波羅禿を演じた時。東京芸術劇場プレイハウ>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭の劇場予告で知った作品。他の作品とは少し毛色の変わった作品の様だったので興味を抱いた。趣里、森山未來だから何とか観られるのだろうとも。

終戦直後。生きるために何をしていたのかというよう
>>続きを読む

結婚式のメンバー(1952年製作の映画)

3.5

エキセントリックな12歳の少女を観ながら、幼い隣人の従弟を観ながら、少女に教え諭すメイドを観ながら、そして職人の父親を観ながら、これ最近観たような作品だぞ、とモヤモヤし始める。

題名からお気楽なコメ
>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スージー・クアトロのキャッチフレーズは、子宮で感じるスージー・クアトロ、だった。曰く/ベースは子宮に響くのよ。/本作の女子たちは卵巣で感じる。何を?まんまるい赤い月。

なんで本作に足を運んだのかよく
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

76歳のビートたけしに羽柴秀吉を演じさせるというところからして、北野武は歴史絵巻を描こうとしたのではないだろう。徳川家康訳の小林薫も72歳の老人だし。でも、しっかりと戦場は描いておりました。監督の意に>>続きを読む

伊豆の踊子(1967年製作の映画)

3.5

1967年製作公開。原作川端康成。脚色井手俊郎、恩地日出夫。監督、恩地日出夫。

タイトルロールに酒井和歌子の名前があったのでいつ出て来るんだろうと目を凝らしていたんですが。

天城の山は10代の終わ
>>続きを読む

花腐し(2023年製作の映画)

4.5

ラスト。さとうほなみの背中を追う綾野剛。「さよならの向う側」のメロディが静かに流れていく。♬約束なしの お別れです/後姿 みないで下さい♬ あの日、俺は、親友と彼女の姿をみえないフリをした。聞こえない>>続きを読む

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

3.5

『つづれおり』(Tapestry)が発売されたのは1971年。ラジオから毎日“It's Too Late”が流れていた。未来があるなんて思えもしなかった日々にこのワンフレーズは堪えた。この世界に愛なん>>続きを読む

黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年製作の映画)

3.5

1970年代にテレビで観た記録があるんだけれどちゃんと観たくなって、ようやく。

この間、向井理、水川あさみの「リムジン」という芝居を観たのですが、自分の仕出かしてしまったことを隠し通そうか、告白しよ
>>続きを読む

関東無宿(1963年製作の映画)

3.5

1963年製作公開。原作平林たい子。脚色八木保太郎。監督鈴木清順。

松原智恵子(18歳)、進千賀子(19歳)、中原早苗(28歳)がセーラー服で登場する冒頭シーンにちょっとめまいがしてきます。そんな時
>>続きを読む

4日間 FOUR DAYS, TOKIO(2023年製作の映画)

2.5

彼女を知ったのは「六番目の小夜子」という舞台だった。その舞台を観に行く道すがら、何故にそのチケットを購入したのか分からない、ああ、行くの面倒くさいなと思っていたものだった。小さな劇場に着くとパンフレッ>>続きを読む

二人静か(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

エンドロール終了後、新宿ゴールデン街にあると思しきバーが映し出される。店主は映画雑誌を広げ、カウンターには若い女。女は携帯で、もう来ているよ、待ってると言いながら店主にビールとグラスふたつ、と注文する>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.5

検察事務官宇野祥平は検事稲垣吾郎に資料を出す。それは、2003年の小さな新聞記事で「警察施設に侵入し、水を出しっぱなしにして蛇口を盗んだとして、岡山県警は22日、同県の西部日本新聞配達員、藤原悟容疑者>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.5

名門法都大学に幽霊が出る。無辜ゲームという幽霊である。何で名門法都大学に廃墟があるんだかよく分からないが、そこでロースクールの連中が疑似法廷のゲームをしている。しかもかなりレベルの低い話だし、端的に言>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

東京湾から銀座に入り込んだゴジラ。大戦の戦火冷めやらぬ地にて追い打ちをかけるように暴虐無人に街路を蹂躙する。銀座に職を得ていた浜辺美波の安否を気遣う神木隆之介がそこに向かうと、逃げ惑う大群衆の中にゴジ>>続きを読む

人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

3.5

預金口座に10万円の残高しかないから人生に詰んだ?会社を辞めてもフリーランスの記者として仕事もそこそこあったし、20代最後の誕生日を祝ってくれる友だちもいるし、病気で倒れればお母さんが見舞いに来る。ど>>続きを読む

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

3.5

90分の作品なんだけど、情報量の多い物語を実にスピーディに紡いでいって、しかも飽きさせない。

警官が地方検事宛の遺書を残して自殺する。その妻バーサはその遺書を手に取り、とあるところに電話する。まずひ
>>続きを読む

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

4.0

げっ。鑑賞記録を見たら1970年月曜ロードショーで観ている。そんな昔だったんだ。冒頭のシーンとラストの自動車のシーンしか覚えてないんだけど。何も知らない少年にはそのシーンだけで十分だったろうけど。>>続きを読む

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.0

そのものズバリのケネス・チェンバレン殺害事件。83分の作品で、如何にして警察官がケネス・チェンバレンを撃ち殺すに至ったのか。

本作を観ながら『福田村事件』を思い起こした。関東大震災の混乱に紛れて社会
>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.5

自作の脚本で映画監督としてデビューできることになった松岡茉優は自分のかんがえをどれくらい入れられるのか、業界に長いプロデューサー、助監督にそうじゃない、業界の常識、君はまだ若い!なんて言われてるけど、>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1971年製作公開。脚本ハリー・ジュリアン・フィンク、リタ・M・フィンク 、ディーン・ライズナー。監督ドン・シーゲル。高校生の頃日本でも公開された。『フレンチ・コネクション』と同時期に公開されていて、>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

刑事ベン・アフレックに追いつめられ彼の同僚刑事ふたりに銃口を向けられたウィリアム・フィクナーが、彼らに何か囁きかけると銃口はベン・アフレックに向けられる。ウィリアム・フィクナーは脳をハッキング出来るん>>続きを読む

鯨の骨(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

謎のワードが沢山出てきてもはや何が何だかわかりません。出演者に大西礼芳の名前があったし、濱口竜介監督と共に「ドライブ・マイ・カー」の脚本を手がけた大江崇允監督によるミステリー、などとどこかに書かれてい>>続きを読む

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

3.0

予告篇では、国家権力の黒い陰謀に向き合う正義感の強い労働組合の委員長イザベル・ユペール、というはずだったんだけど。チラシの惹句は、/世界最大の原子力発電会社で秘された大スキャンダルが明るみに。 5万人>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

少し前ロビー・ロバートソンの訃報が届いた。わたしはザ・バンドの現役時代のことをほとんど知らない。ボブ・ディランのバック・バンドなんだと思っていた。そのネーミングもそこから来ているとどこかで聞いたことが>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.0

秋田汐梨を最初に観たのは、「目頭を押さえた」という芝居。2021年初夏に上演されているんだけど、もはやなんでチケットを買ったのかも覚えていない。山間の村、林業を営んでいる家に父母弟と暮らしている元気な>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.0

石原慎太郎が東京都知事に当選、就任して間もなくの頃、都立府中療育センターという重度身体障碍者の施設を視察した。その際、ああいう人ってのは、人格があるのかね、と発言しているところをテレビニュースで観た記>>続きを読む

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.0

予告篇で池松壮亮の一人二役みたいな感じだったんでそのつもりで観ていたら、しばらくして混乱が生じてきて、俺はもう三年前の俺じゃないんだ、というような台詞で、これは同一人物じゃないのかと思い直す。サックス>>続きを読む

ピーター・フォークの ビッグ・トラブル(1986年製作の映画)

3.5

1986年製作。脚本ウォーレン・ボーグル。監督ジョン・カサベテス。

保険外交員アラン・アーキンには、イェール大学の合格した三つ子の優秀な息子がいる。が、彼の収入では学費を工面することが出来ぬ。妻は、
>>続きを読む

エロス+虐殺(1970年製作の映画)

3.5

1970年製作公開。脚本山田正弘、吉田喜重。監督吉田喜重。岡田茉莉子/伊藤野枝、細川俊之/大杉栄。公開当時本作テレビのニュースで映像が流されていた。登場人物の一人が名誉棄損として上映差し止めを訴え出た>>続きを読む

愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティング(1963年製作の映画)

3.0

1963年製作。製作スタンリー・クレイマー。脚色アビー・マン。監督ジョン・カサヴェテス。わたしは、本作を過去二度観ている。前回は2000年のカサヴェテス特集、何故また観る気になったのかは全く分かりませ>>続きを読む

マークスの山(1995年製作の映画)

3.5

1995年製作公開。原作高村薫。脚色丸山昇一、崔洋一。監督崔洋一。

公開時に観ているんだけどいい記憶はない。その頃、高村薫の小説はよく読んでいて、本作はその主人公合田雄一郎シリーズとなる第1作目だと
>>続きを読む

春画先生(2023年製作の映画)

4.0

あ〜んあんあん。

北香那の嬌声、更に形のいいおっぱいを剝き出しにしてのけ反る。え、どうしちゃったの?それまでのクールな雰囲気からの大転回。ここから物語は春画の世界を越えて、生身の男と女の押しつ押され
>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

2.5

178分。ネットでチケットを買ってからのけ反った。仕事帰りの夕方の回だったので、観てから食べるか食べてから観るのか、少し迷ってけど食べずに正解だった。食べたら即座に睡魔に食われたに違いない。

201
>>続きを読む

秋津温泉(1962年製作の映画)

4.0

1962年製作公開。企画岡田茉莉子。原作藤原審爾。脚色監督吉田喜重。岡田茉莉子の「映画出演百本記念作品」とのことで、自らが企画している。わたしは吉田喜重の監督作品のいい鑑賞者ではないけれど、本作は大好>>続きを読む

>|