もういまさら作品評は良しとして、やっぱり気になるのは演出。特に音楽。
ご存じのとおり「いとしのエリー」が主題歌として存在感を放っているのは間違いないんだけど、じつは「栞のテーマ」「シャララ」「いなせ>>続きを読む
追悼として、見逃してた作品の落穂拾い。
リアルタイムでも観てないし、その微妙な制作年代ゆえにリストの上位にのぼってこなかったドラマシリーズ。
もう山田太一節が炸裂しまくっていて笑みがこぼれてしまう。>>続きを読む
「傷つきやすい私たちモノ」と括れそうな最近よく見るタイプの群像劇、「日曜の夜くらいは」とかね。嫌いじゃない。サイレントより全然好き。
脚本は随所に仕掛けがあって工夫されてるんだけど、どうもそのテクニ>>続きを読む
なんかフールーが観れるようになったので、見逃していたこちらを。
なんというかサイズとかアングルとかが往年のテレビドラマを彷彿とさせる、90年代以前の「ホームドラマ」的な。向田邦子賞受賞は伊達じゃない>>続きを読む
蒔田彩珠推しなので観てみたらとても出来が良い。演出が良い、蒔田彩珠の演技がとても良い。カメラワークも適切。テレビドラマ特有の余計なケレン味などなくて趣味が良い。
加えて言うなら音楽も良い。音楽自体と>>続きを読む
そういえばこれも見たんだった。画がダサいとか演技がよくないとか文句を言いながらもそれなりにおもしろおかしく見た。
でもいちばんの違和感は、地元の消防団がよそものである主人公を受け入れてホンモノの絆み>>続きを読む
こういう言い方もアレだけど、うん普通におもしろかった。音楽がダサいのは愛嬌としても、あまりにもテレビテレビしたルックはよろしくない。崖のシーンとか、あれではちょっとカッコ悪くないか。フレーミングは良い>>続きを読む
清原伽耶推しなので見たけど出来の良くない韓国ドラマみたい。キャスティングと演出が絶望的に上手くいってない。清原伽耶のムダ遣い。
ひさしぶりにただただ面白いドラマを観たという感じ。しかしそのおもしろさには、この映画のプロットと同じように中心を欠いている。
黒幕(敵の中心)だと思しきやつはあっけなく殺され、ハイジャックメンバーの>>続きを読む
コントラストの強い、70年代のブラックスプロイテーションのようなフィルムライクなルック。そして寡黙なようで饒舌、冷めているようで熱い、不思議なキャラクター、カーミーの魅力。あと料理が美味そうっていう。>>続きを読む
沖田修一監督の映画は、いつもそれなりに期待して観るものの自分的にはまったくピンときたことがなくて、なんでかなあと思ってた。
んでこのドラマを観て、この人は映画よりドラマというフォーマットの方が向いて>>続きを読む
突如はじまったテレ朝夜10時枠。チャンネルガチャガチャしてたら偶然見かけて気に入ってしまった。で、結局今期はこれしか最後まで見なかった。
TBSの日曜劇場が、撮影のクオリティに満足できなくて毎クール>>続きを読む
おもしろかった。ヒラリー・スワンクは女性版クリント・イーストウッドとでも言いたくなる役がハマってる。そしてあまりにも未知な「アラスカ」という土地の風景が、見るたびにグッとくる。
しかしここでもお決ま>>続きを読む
テーマと脚本がすべてみたいなドラマ。嫌なところもそんなにないけれど、とくに見るべきポイントもそんなにない。
卑近な題材なのであるあるものとして楽しんだけれど、全体的なデザインがびっくりするくらいダサい。
撮影、画面のレイアウトから脚本、構成、音楽に至るまで全てのデザイン。でも役者の演技は良い。それは役者個>>続きを読む
2000年代アニメ的な想像力の世界で、ジャームッシュとかカウリスマキとかを思い起こさせるような、ヨーロッパっぽいオフビートなコメディが展開される。
最初に思い起こしたのは「不思議惑星キン・ザ・ザ」。>>続きを読む
一気見。テレビドラマであるという前提を鑑みてもこの主題にして音の使い方が良くない。くらべちゃかわいそうだけど「ケイコ 目を澄ませて」を見たばかりだからなあ、どうしても音のありようは考えてしまう。
あ>>続きを読む
シーズン2?はどちらかというと小芝風花のターン?かな。とは言え清原伽耶も安定の探偵っぷり。器用なんだよね、この人。それだけにこれからの作品選びは重要。まわりにしっかりと良し悪しを判断できるブレーンはい>>続きを読む
とにかく清原伽耶を見るためのドラマ。清原ウォッチャーとしては彼女がこれくらいの演技はできることは知ってたけど、ちょっとやりすぎというか、やらされ過ぎというか…今後が心配。
これが話題になれば、役を選>>続きを読む
今年いちばんおもしろいドラマでした。中盤、岸本がグングン成長していくあたりが個人的にはいちばん好き。
取材を重ねて対象に近づいていく楽しさがありありとこちらに伝わってくる。そしてその岸本が、無邪気に>>続きを読む
コンパウンドVによる人体実験、ライアンの覚醒、頭部破壊につぐ頭部破壊。などの事象を見るにつけ、どうも「アキラ」からの影響を色濃く感じる。「ストレンジャーシングス」といい「アキラ」アメリカで流行ってんの>>続きを読む
最初は、聞いてた事前の高評価よりは低調だったんだけど、なぜか途中からハマった。自分でもどこでハマったのか判然としないんだけど急にハマった。
まあとにかくスーパーヒーローは武器であり、武器商人たちの次>>続きを読む
めちゃくちゃ良質なドラマ。前半の5話がドキュメント編で、後半3話は視点を変えての検証編。
前半部は少し長く感じて疲れちゃうけど、後半はエキサイティング。さまざまな視点が導入され、いろんな問題が浮き彫>>続きを読む
なんだか親につられて観はじめてしまった。演出ひどい、謎のマシンガンカット割り、音楽ダサい、変なSEヤバい、などなど悪いところを挙げたらキリがない。この作品に関しては原作厨なので冷静に観れないだろうこと>>続きを読む
思わせぶり演出が激しすぎて、あいつもこいつも、その行動もあの行動も怪しい!とか考えすぎちゃって頭の中のプロットが大変複雑なことになってしまったけど、最後まで見てよく考えたら、なんかシンプルなお話だった>>続きを読む
前半の、一応役者なんだけどバイトしながらフラフラして、女に惚れっぽいダメな主人公は好き。
でも後半のアメリカパートが全部良くない。それに付随して草彅剛も良くない。あと「move on up」のパクリ>>続きを読む
役者も演出も撮影も素晴らしく作品に寄与し、社会的なイシューも取り込みつつもそれが前景化しすぎることなく、何よりもラブでコメディな世界観を最初に届けてくれる。日曜の昼下がりにビール飲みながら観る時間は至>>続きを読む
これ見たらNHKの朝ドラ見れなくなるんじゃないかな、ってくらい過去のシーンの撮影が豪華で素晴らしい。80年代東京の描写はちょっと「ん?」と思うところもあるんだけどぜんぜん気にならない。
パチンコは?>>続きを読む
フワッとした出来心で見始めたわりに楽しめた。ただの賑やかしやお飾り程度ではなく、プロットレベルでSNSやマッチングの現在的な問題意識を盛り込んであって偉い。
あと、エピソードごとに視点が変わっていく>>続きを読む
ひさしぶりに月9およびフジテレビのドラマをみて出てきた言葉は、フジのテレビドラマってこんなに安っぽかったっけ?とくに初回の取調室のセットに、またはその演出に対して思った。
フジテレビらしい荘厳な演出>>続きを読む
ある種の多様性という主題を扱う際の手捌きとして非常にオーセンティックなやり方だと思う。
つまり「ステレオタイプに凝り固まった家族や友人とどう折り合いをつけるか」という問題を設定し、それに対する答えを>>続きを読む
見逃し続けていたこのシリーズをやっと見たよ。リアルタイムで見れたら良かったのにとかぜんぜん思わないよ!クリスマスが大好きなので3月に見てもぜんぜん問題ないよ!!(負け惜しみ)。
休みの日は酒をのみながらこれ系ドラマを見るのが定番になりつつある最近。
「居酒屋新幹線」というタイトルのわりに東北しか出てこないのが不満。これでは居酒屋東北新幹線だ。JR東日本に協力取り付けたんなら>>続きを読む
めちゃくちゃちょうど良い。出演者が全員上手だけどやりすぎることもなく、ほどよくミステリーでほどよくコメディ。そして西島秀俊が出てるとやっぱり締まる、というか安心する。こういうのは良いですね。
にして>>続きを読む
某テレビプロデューサーがどっかでお薦めしてたから見てみたんだけどこれはなかなか……。
まず脚本が、キャラクターが類型的すぎる。本当に2021年のドラマですか?ってくらい。保護観察対象となる3人はもち>>続きを読む