悪くはないけど、どこを褒めたらいいか、すぐに思いつかない感じなのでした。
親をやってる身からすると、ヒリヒリした感覚になるところがあります。
曲の使い方は、ちょっとずるいなぁ、と思いました。
観終わった帰り道、いろいろ思い返して、最後はそういう意味だったのだな、と解釈し>>続きを読む
仕事帰りに観て、何度も眠気に誘われてしまったのでした。
新宿でそんな映画の見方をするのも、きっと教授は許してくれるはず、と思ったり。
高校生の時に観て以来のスクリーンでの対峙。
たけしの芝居と、坂本龍一の映画音楽デビューは、映画史に刻まれていることを改めて認識したのでした。
試合シーンは、過去作の方が緊迫感があったかも。
最終戦はあっさりで、敵役が荒い戦法をするかしないかはどちらでもいいけど、選択の理由は描写しないといけないのでは。
日本アニメの影響を受けた演出は、背景>>続きを読む
とにかく、ケイト・ブランシェットのキャラクター造形に舌を巻く。
熱演とか憑依とかでは言い尽くせない自然体。
長回しで醸し出される空気感が良かったです。
封切り以来の再見。
学生だったあの頃と、違った受け止め方をできるかな、と思ったけれど、それほど大きな変化はなかったのでした。
坂本龍一が亡くなるまで連載していた新潮の『ぼくはあと何回、満月を見るだろ>>続きを読む
封切り以来のスクリーンでの向き合い。
4Kリマスター、良かったです。
坂本龍一が監修し、彼の望んだ35mmフィルムが映写できるスクリーンでの上映で、エンドロールの最後、黒バックに音楽だけが流れるとこ>>続きを読む
字幕版Dolby Atmosで鑑賞。
ゲームをやり込んだ経験はないひとです。
ピーチ姫、表情にクセがあり、日本製アニメの美少女とは違うんだなぁと勉強になりました。
ジャック・ブラック(クッパ)の歌>>続きを読む
「アルゴ」のようなサスペンスのない、地味な会話劇なのに、とても面白かった!
ベン・アフレック、才人ですね。
マット・デイモンとのガチな共演も、馴れ合いにならず、内容に相応しくて見事。
80年代の歌>>続きを読む
人気キャラクターたちを満遍なく配置して、劇場版としてのスケール感も出すという、期待に応えていかねばならない脚本の使命は大変だなぁ、と思います。
公開スタートしてからの様子だと、それは見事にクリアして>>続きを読む
前作は親が娘を探す話で、今回は娘が親を探す話ですね。
前作ほどのヒリヒリ感はなかったですが、モニタ上に映った画像だけで構成される、SNS時代のデジタルスリラーとしては佳作だと思いました。
エンドクレジットで知りましたが、なるほど舞台劇らしい、限定した空間での、キャラクターたちの出入りでしたね。
監督の個性とストーリーが、不思議にいい塩梅の融合をしている作品でした。
俳優陣の力も大きい>>続きを読む
及第点ですかね。
某ゲームクリエイターが褒めてたので、期待し過ぎたかも。
演奏シーンを逃げずに真っ向勝負しているのが良かったです。それも一回じゃないのが。
演奏で画調が変わって、ロトスコープやモーションキャプチャーの臭みが出てしまうのは、二の次で、やるべきことをやり抜こう>>続きを読む
ツボを押さえていて面白かったですが、こどもが主人公のお話にしては、簡単にひとが殺されちゃいますね。いいのかいな、とは感じたのでした。
尺はちょっと長め。
こりゃ、すごい。面白い。
本筋プロットのアイディアもいいけれど、あちこちに寄り道する語り口が、油断ならないというか予測不能な不穏さとなって、惹きつけられます。
何を考えているんだ、この監督は!?とい>>続きを読む
「シン・ウルトラマン」のようなテレビシリーズの原典リスペクトを期待していたら、そうとも言えるけど、そうでないとも言える結果でした。
庵野監督好みのヒーロー(主人公)、ヒロイン設定という感じでしょうか>>続きを読む
映画館を舞台にした映画は、ともすると過度な思い入れで自画自賛になってしまいがちなので、警戒して斜に構えて観てましたが、終盤に思わずグッときて涙が出てしまったのでした。
時代設定となる80年代の映画作>>続きを読む
キムタク映画なのに、綾瀬はるかが、才色兼備で文武両道なのを披露する見せ場が、きちんとあるのは、いいですね。
豪華なロケ撮影は見どころの一つだと思います。
クライマックスの“あれ”が結構長くて、これ>>続きを読む
ファムファタールと堕ちてゆく刑事。
これまでいろいろな描き方をされた題材ですが、そのどれとも異なる一品ですね。
終盤の切なさと、それを作り出す具体的な手段が印象に残りました。
ちょっと時代遅れというか、20年以上昔のボツ脚本を引っ張り出してきたようなストーリー。
デジタル機器とSNS全盛の現代には合ってませんね。
エンドロールになるまで、エイダン・クインが識別できなかった>>続きを読む
映画にならなければ、知らないままで過ぎてしまいそうな出来事を描いてくれて、そのことに感謝です。
もちろん、活字もあるでしょうが、映像で再現して語られることは、自分が興味を持って観たように、こうして広ま>>続きを読む
映画少年の映画愛に満ちたサクセスストーリーにはせず、家族の物語が綴られていきますね。
ユダヤ人のアイデンティティと偏見への抵抗は、正直、他人事です。
離婚へ至るお母さんの心情は、今回初めて知りました。>>続きを読む
アカデミー賞の最有力候補…という肩書きで期待すると、トンデモナイ作品。
根底には普遍的なものがあるとはいえ、設定は決してとっつきやすくはなく、カンフーアクションで全てが解決するわけでもない。いやよくこ>>続きを読む
とんでもない、想像の斜め上を行く面白さ!
「ロジャー・ラビット」の発展形というか、さらに悪ノリしていて、よく作ったし、関係するアニメーションキャラクターも実際の俳優も、懐が広いなぁと感心するのでした。
久しぶりに、ニコラス・ケイジの新作を見たのでした。
ちゃんと代表的な過去作の映像を借りてきてたり、関連アイテムも揃えたりと、手抜きのないところに好感が持てました。
普段は飛行機で初見はしないのですが>>続きを読む
監督チャゼルの映画史観が、意外にレベルが低く短絡的に見えて拍子抜け。
マーゴット・ロビーを観るにはいいかもですが。
「ダイ・ハード」の最初の2作と、「ホーム・アローン」を混ぜた感じですかね。
長めの上映時間だなと思ったものが、観ているうちに、音楽に包まれながらずっと話を聞いていたいと思わされ、聴かせるべき曲にちゃんと尺を割いた構成のおかげで、音と画に心を揺さぶられて滂沱の涙が。
監督のト>>続きを読む
結構、ヘンなお話でしたね。
キャストはみなさん、芸達者でした。
撮影の色調とロケーションもいいです。
主演×監督のコンビネーションに信頼があるので観ました。
安定のクオリティで、いい面構えをしたキャスティングですね。
ロバート・デュバルが元気そうで、なにより。