しかたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

4.0

警官を信用できない世界の憤怒は、どこにぶつければいいのでしょうね。

THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

4.0

Amazon Primeの「13人の命」を観たあとです。

予告を見たら、止まらないですよね。
劇映画では描写されてない背景やディテールがあって、これまた興味深い。

究極の趣味人が奇跡を起こして世に
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

すごい話だけどドッと疲れが…

白人俳優メイン3人の頼もしさよ。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

結構良くできてますね。意外な拾いもの。
ヒロインの活躍に無理がない。
大自然の描写は清々しく美しい。

特典にコマンチ語バージョンもありますが、英字幕のみで、口パクが合ってないのは、仕方ないけど残念。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

4.0

なにげに豪華キャストですね。

70年代カラーが思ったより薄めでしたが、マニアックにしてないところが、万人受けする所以でしょうか。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

風呂敷の広げ方と、見せ場の作り方が、このシリーズ“らしくない”方向へ行ってしまっている感がありました。

マイケル•クライトン持ち味だった、閉塞感やタイムリミットの設定が欲しいところ。

恐竜に蹂躙さ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。

クリスチャン・ベールが手抜きのない悪役ぶりでいいです。

最後、なんでああなるか、理屈はよくわかりませんでした。途中で見逃し・聴き逃しがあったかな??

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

なかなかに渋い。
日本の時代考証も結構ちゃんとしてますね。看板文字の横棒の配置はご愛嬌。日本人の英語スペルミスもよくあります。

後から、日本の実写映画と、原作のコミックを確認しましたが、エピソードの
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.5

いちおう1.43:1のIMAXフル画郭で観ました。
(まさか事前告知を翻して1週間で打ち切りにするとは、鑑賞した時点では知らなかったのですが)

「ハン・ソロ」がそうでしたが、ディズニーは大ヒットシリ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

なぜか個人的には刺さらなかったのでした。
自信満々の主人公に感情移入できなかったのかも。

トラックのシークエンスで、唐突にサスペンスフルになるところは面白かったです。

犬王(2021年製作の映画)

3.8

楽曲が洋学ロックになってしまう点で、好き嫌いが出てしまうところでしょうが、それ以外の南北朝時代の考証と市井の描写は、近年稀に見る素晴らしさで、琵琶法師の谷一など、脇役キャラクターの活写は、本当に良かっ>>続きを読む

FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.0

アニメーションでドキュメンタリーという、意外ながら必然性のある手法なんですね。

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

香川京子さんを観に行きました。

シナリオの時点で問題ある気がしますが、冒頭の大政奉還から、画と演技がそれをカバー出来てないことも露呈しちゃってましたね。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

余計なひねりを加えず、迷いなくド直球の王道をやり遂げるパッションに感服。

36年前の前作を遥かに上回る飛行操縦技術を備えた59歳の主演男優って、なんすか(笑)

エンドクレジットのビリング・ショット
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

誰が観ても楽しめる、きちんとした映画でした。
ときどき長回しを入れてくる演出、効いてます。

視聴率戦争にしてるあたり、時代設定は10年くらい前なら、リアリティがあるのかもしれないですね。

制作進行
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

監督の演出力と、俳優陣が標準値を超えてくるのは、これまでの諸作から想像に難くなかったのですが、今回、撮影監督のホン・ギョンピョの参加で、画の素晴らしさに魅せられました。原摩利彦の音楽も良かったです。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

原典をリスペクトしたうえでのストーリーの構築は、「シン・ゴジラ」以上の親和性でした。

VFXクオリティは、いろいろな要素(予算・時間・技術)が足りていない故か、ちょっと惜しい。

長澤まさみの圧倒的
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

日本では珍しい?シリアルキラーもので、アームチェアディテクティブ風な建てつけ。

これ、PG12でいいんですね。Rが付くかと思いました。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ジュード・ロウが格好良いですね。
かつての二枚目が、いっとき低迷していた印象もありましたが、本作では実質の主役。

マッツ・ミケルセンの代替キャスティングも、狙い通りの雰囲気を出していてバッチリ。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

ドクター・ストレンジの話ですが、実質の主役はスカーレット・ウィッチなのでは。
エリザベス・オルセン、大活躍で大満足でした。

サム・ライミ監督で、ダニー・エルフマン音楽なのも盤石な感じ。

IMAX
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.0

安室が大活躍する…というのとも、ちょっと違い、本筋の爆弾魔の話は、もはやコナンたちが出てこなくてもいいレベルになっていて、そういう意味では、ハリウッドのメガヒットタイトルのシリーズもののような横綱相撲>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.5

家にいる時間の少ない男親であっても、子育てのイラッとする感覚に共感するところもあり、女性ならもっと身につまされるのかなと思いました。

劇中に登場する女児たちはとてもナチュラルで、演技ならすごいし、段
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アンビュランス(2022年製作の映画)

4.0

ドローンのカメラ?が縦横無尽に動き回って、更に拍車がかかった感のあるカメラワークとモンタージュ。

観てるひとは少ないようですが、ちゃんとツボを押さえたクライムアクション映画になってました。

ちょっ
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

4.0

ニコール・キッドマン、メイクで作り込んで本人像が薄まったぶん、上手さが光ってたと思うのは、私だけでしょうか。

コメディドラマの裏側のシリアスな話だけど、グイグイ進む展開は、さすがのアーロン・ソーキン
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

4.0

ジェシカ・チャステインの芝居と歌で圧巻。

アクの強さも含め、アカデミー賞も納得。

こういうアメリカ映画での、美術による時代の再現性はちゃんとしていて、いつも感心します。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

実力派の豪華スターがゾロゾロ出てますが、濃厚にはならず。

不思議な気もしつつ、デル・トロの興味の方向性と、ストーリーのマッチングがそうさせるのですかね。

もうちょい、アクがあっても良かったかも。

ベルファスト(2021年製作の映画)

5.0

国や時代を超えた、普遍的な家族の物語に、胸を打たれたのでした。

現状、今年のベストです。

これを書いているのはアカデミー賞前夜ですが、世界中が戦火の行方に注視しているいま、どんな評価がされるのか気
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

前作のキャラクターにきちんと役を振り分けて、バランス良く出番がありますね。

ストーリー自体は前ほどの吸引力はないと思いつつ、歌唱パートになると、画と音のパワーで心を揺さぶられるので、良い出来なのは間
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

ドルビーシネマで観ました。

雨のシーンの多い映画でしたが、カーアクションのシーンは音の迫力も含めて、ここ最近の映画で出色の出来では。かなりアガリました。

ストーリーは結構わかりやすく謎を追う手順を
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

各エピソードどれも、独特の空間を創出してしまうのはすごいですね。

昔、観客のおばさまにカラまれて以来、苦手なル・シネマに重い腰を上げて行きましたが、渋谷が出てくるエピソードもあり、まあ、行った意味も
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夜叉ヶ池 4Kデジタルリマスター版(1979年製作の映画)

3.5

面白かったです。
小僧の頃に予告編は観てましたが本編は初。

山崎努と加藤剛のしっかりした芝居が、幻想的な物語をグイグイと引っ張ります。

クライマックスの特撮プラス、海外ロケまでしてて、なかなかのス
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

ガル・ガドットに華があるのが一番の見どころでしょうか。

時代設定があるにしても、ほとんどCGIの背景では、観光ガイド的な楽しさがないのは、残念ですね。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

傑作じゃないですか。

ストーリーも、キャラクターも、グラフィックデザインも、CGIの映像技術も、音楽も、全てが統合されて作品を輝かせていますね。

スクリーンで観たかったなぁ。