KenjiWatanabeさんの映画レビュー・感想・評価

KenjiWatanabe

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クインシーのすべて(2018年製作の映画)

4.5

クインシーは結婚以外は全てを手に入れた神のような存在だと改めて。しかもそれが努力と膨大な時間を使って生み出されたとは。

1930年代のシカゴのスラムから「スリラー」、その後現在まで。

1950年代
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

好みでしたが、嫌いな人もわけわからんという人もいるでしょう。

SWやエヴァ的な家族の群像劇とも言えるしマトリクス的なものとも言えるしコメディながら少し泣ける。

リマスター: ロバート・ジョンソン(2019年製作の映画)

3.6

ロバート•ジョンソンだけは悪魔と取引したってことで良いと思っている。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

映画という時間の制限とキャラクターの混在、マンガなら許せるはずのセリフも映像になると少しきつかったり。面白くない訳では無いんだけど。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.8

駿最新作よりずっと良い。

もう少し後半の展開をシンプルに出来たら尚良かったかな。吾朗の最高傑作。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.8

トルナトーレによるモリコーネ。

彼の非凡な才能が本人によって語られるあまりに貴重な映像。

個人的にはエッダデルオルソやブルーノバディスティダマーリオ、存命時のアレサンドローニなど出演者も凄すぎて。

バービー(2023年製作の映画)

3.9

多様性を語り過ぎた気はしたが、途中から展開が良かった。マーゴット•ロビー好きの映画。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

世界観、映像は楽しめた。構造がフレンチディスパッチから更に難解に。マーゴット•ロビーの贅沢使い。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

後半の展開はまさかの宮崎駿超えかも。黒い三連星もカッコよかったし、勿論狂気のエンドロールも。

油断して観るのが遅れて申し訳ない。

続編に期待。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

期待せずに見たらまあそんなものかな。特撮にリアル感を持ち込み過ぎるのも難しいし。
シンウルトラマンから引き続きのキャストは良かった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

理解不能な生命体の話なのでこれくらいの方が良い。あと長澤まさみなんで石原さとみより良かった。

リアリティが逆にあまりにもわざとらしく感じた庵野ゴジラよりはこちらが好み。

ゼットンと戦うくだりがもう
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

終わらせ方としては良かったか。内なる世界を最大化した挙句最小単位に戻っていくものがたり。

ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン(1986年製作の映画)

3.5

原作漫画をアニメ化し2時間で収めるのに無理があったか。安彦先生の講演会と上映会で観て以来だった。

原作の4巻、プロメテウスの章が最高なだけに早足過ぎて、説明多くしても繋がらない感じは残念。安彦先生に
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アートのお値段(2018年製作の映画)

3.8

特にアーティストとアートの価値がかけ離れている近年の現代アート界の話。とても興味深かった。

ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(2014年製作の映画)

3.8

後のヒップホップまでつながる音楽へのあまりにも大きな影響は絶大。しかしJBの政治的な局面と孤独は知らなかった。

ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

4.0

ロビーロバートソン側面で語られるザ・バンドのものがたりだか、思いのほか心に響くものがあった。

特にリヴォン•ヘルムとの確執は切なかった。今思えばリンゴ•スターと1989年に来日したリヴォンとリックの
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喜劇 いじわる大障害(1971年製作の映画)

3.0

サクッと見れる昭和のデタラメコメディ。豪華なキャスト。

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

3.8

四つのオムニバス。時折見せるエテックスの動きがムッシュ•ユロみたい。

絶好調(1965年製作の映画)

4.0

今のアウトドアブームを予見したような自由のない混雑したキャンプ場。ラストの子気味良さ。

破局(1961年製作の映画)

4.0

不器用な男を演じるエテックスの器用さ。ハサミさばきは見事。テンポよくあっと驚くラストまで。

幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.0

日常の小さな微笑ましさの連続。いちばんタチっぽいかも。

大恋愛(1969年製作の映画)

4.2

カラーの華やかさ。アニエスの可愛さ。動くベッドも買い替えた車のカッコよさも(笑)。

ウワサ好きな近隣のマダムと連絡の多い義母、マスオさんが若い秘書に夢見た10日間。

寝ている間に見る夢の自由は誰に
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8

フランスらしい美しいアニメーションとストイックな山登りの世界、謎も含めロマンある作品だった。

未見ながら無駄な感情や描写の多いらしい実写版に比べてむだを削ぎ落としたストーリーと山々の描写も美しい。

ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

4.3

love and mercy.

愛と慈悲、まさしくそんなことを感じるドキュメンタリー。神の領域に触れた才能ゆえの苦しみはイヴ・サンローランのそれのように長く彼の人生につきまとうが、彼は生きて音楽を続
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女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

4.5

随所に見られるクスッと笑わせるアイデアや繋ぎの面白さに優しさまであるんだからもうこれ以上望むことは無い。エテックスは最高。

ヨーヨー(1965年製作の映画)

5.0

映像、センス、ユーモアもさることながら、人間臭さもあり本当に素晴らしい映画。映画って本当に素晴らしい。

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

4.5

誰しも感じる親子の距離感。

ゲンズブールを父にジェーンを母に持つシャルロットのそれは想像出来ないレベルなのだろう。

シャルロットと同じ歳の私は親のことなど色々重なる部分もあり感慨深く、切なくも美し
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

要するに「王と鳥」のジブリリミックスなんだな。

40年宮崎駿作品を見続けたからこその点数でアニメーション表現、画角、クオリティは満点に近いが。

せめて声優に島本須美と松田洋治は使って欲しかった。

パリから来た殺し屋(1973年製作の映画)

3.8

言葉少ななトランティニャン、最後空港で待つアンマーグレット。トランティニャンを追うロイシャイダー、後半フランスのノワールには欠かせないメンバーも。

クールなトランティニャン好きにはおすすめ出来る。
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Rififi à Tokyo(原題)(1963年製作の映画)

3.4

フランスの組織と日本の組織の抗争の中の男女の恋愛を描いたフィルムノワール。

岸惠子が結構重要な役柄、すぐに殺されてしまうがEHエリックも。

エンディングがどうなるか分からず終わる(結末は予想できる
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.8

ウィリアムクラインのミスターフリーダムに2001年宇宙の旅、ダフトパンクエレクトロマ感まで。淡々と繰り替えされる殺人レース。ラストは大統領。

黒いジャガー/アフリカ作戦(1973年製作の映画)

4.0

ジョン・シャフト最終章。
アフリカからの奴隷貿易の調査から一味の撲滅まで。NY〜パリ〜エチオピア〜パリと広い世界で暴れるシャフトとルーツのアフリカからの奴隷を解放するテーマも含めて一番好きな作品。パリ
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黒いジャガー/シャフト旋風(1972年製作の映画)

3.6

全作の成功を受けド派手なヘリコプターとカーアクションが見ものだが全作よりは話の詰めが甘いか。

黒いジャガー(1971年製作の映画)

3.9

音楽もアクションも途中必ずインサートされるお色気シーンも良い。人種的な問題も随所に入って。

狙撃(1968年製作の映画)

3.7

浅丘ルリ子が可憐で良かった。トヨタ2000GTも随所で格好良い。少しヌーヴェルヴァーグ感も交えつつ、加山雄三なんで汚れ感薄い。

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