サさんの映画レビュー・感想・評価

サ

家に引き篭って映画を見たり、外に出ては劇場に引き篭って映画を見たりしています。

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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恐怖を脳の中の現象と捉えて、屋敷での霊の対決と個人のトラウマの克服を重ねる作りはものすごく好みなのですが、最後の最後でその2つが噛み違っちゃったような印象です。トラウマの克服の方の話はきれいにまとまっ>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

5.0

1で凄く正統派なヒーロー誕生譚&ラブストーリーを丁寧にやってくれたので、じゃあキャラ紹介の終わった2からは、もっと荒唐無稽にエロ・グロ・メタギャグ・ナンセンスに振り切れるなと思っていたのですが、見てみ>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オブシディアン・フューリーの正体を巡った薄気味悪いミステリー要素や、晴天化での戦闘など前作にないテイストで攻める姿勢は凄く好きです。形は違えど、血圧高い感じを期待していったら意外とシリアスで引く、とい>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

海での鮫からのサバイバルとそれを通じて自分の人生に向き合う一人の女性のドラマが絡み合って、こじんまりしながらもかなり好きな映画です。

海鳥の安否が心から気になる映画はこれだけ。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

「フライトゲーム」の意匠返しの様な作品でした。
崇高さを否定する悪役に、か弱くもハッキリと人の崇高さを突き付ける展開が大好き。

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

淳くんや鏡花ちゃんがアニメ2期までで乗り越えたはずの壁を、後出しで過去話を盛ることでやき直した感じがあり、中身を感じられず残念でした。中也が太宰さんを信じてっていうのもアニメ2期でやってましたし。>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

掛け値なし美しい映画でした。マイケルシャノン演じるストリックランドの、胃が痛くなりそうな悪役造形も物凄く好みです。

途中で注射器で殺されてしまった警備員が不憫すぎる。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

悪役の背負った悲哀と、陛下の王としての贖罪・成長が染みる映画でした。

陛下変な汁飲まされすぎ。

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

4.3

思春期男子の淡い妄想をきっかけに始まる長い一夜の成長端でした。

サニー/32(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

満たされない承認欲求を抱えたサニーの狂信者たち、そしてメサイアコンプレックスがはちきれそうな主人公、この両者が誘拐をきっかけに強固な共依存関係を作り上げるというブラックコメディでした。

一件つかの間
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

あまりの死体の万能さに笑う一方、死体との対話で徐々に明らかになる青年の欲求と社会的な抑圧に涙。屁で笑い、まさか屁で泣く、青春バディムービーの怪作でした。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

人は皆バラバラな方向を向いて、それぞれの愛や憎悪を抱えて生きているが、ほんの今さっきまで自分の怒りの矛先であった相手とでさえ、ふとした思い遣りの発露で繋がるような瞬間があるから愛おしい。というのが感想>>続きを読む

ハウリング(1981年製作の映画)

4.0

物語は視覚的な演出の積み重ねでテンポよく運んでいくので心地よかったです。主人公の最初のパニックシーンでサイレンの明滅やカメラのストロボを不快感たっぷりに映しておき、後のシーンで主人公が光を浴びた時に、>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.8

楽しかった!

陰謀の予感と猜疑心とカオスな怪奇現象が組み合わさり、謎を謎にしたまま予測できない方向へガンガン大風呂敷が広がる物語、宇宙を舞台にしたあんまり見たことないタイプの死に方も見られる、という
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パディントン 2(2017年製作の映画)

5.0

おばさんの教えである親切さ・礼儀正しさの実践が、パディントンの周囲の人たちを巻き込み、突き動かし、輪を作り、グルーヴするように物語を引っ張っていくのが凄く感動的。序盤の小ネタを伏線としてガンガン回収し>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一面的な人間理解を拒むような映画で、見ている間、自分とキャラクターこ距離がつかず離れず変わりっぱなしな不思議な映画でした。

分かる分からないは別に、誠実に対話しようとする人が多く、温かい気持ちになり
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.5

つらい作品でした。

亡くなった奥さんの思いに応えて平穏な人生を歩むために、殺し屋稼業から足を洗おうとするジョンウィック。しかし業界のルールがしがらみとなり、義理を果たすためには新たな暴力の連鎖を引き
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カイロ・レンが真の意味で父親(的な存在)から決別してしまった一作。彼がベイダーのマスクを拝んでいた頃が懐かしい。もはやジェダイもシスもどうでもいいから、修羅の道を進み続ける彼の行く末だけがみたい。

キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

普遍的で真っ当な紳士道の真髄、生まれではなく学びの精神こそが人を紳士にする。前向きな気持ちになる一本です。

終盤で活躍するエグジーの手癖の悪さは、序盤から繰り返し描かれてるんですよね。車のキーやテイ
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

3.0

よくある閉鎖空間で殺し合うスリラー映画で、何か強いオリジナリティがあるわけでもないのですが、脚本のテンポはよいし、呆気なく人は死ぬし、トータル88分でサクッと終わるしで、ながら見にはちょうどよいです。>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

過去の自分を越えようとする気高さと学びの精神こそが紳士を作る、前作のこの真っ当で普遍的なメッセージには僕も勇気づけられました。自分も気高くありたい、何かを学んでみたい、僕にとってのキングスマンは、そう>>続きを読む

ビジランテ(2017年製作の映画)

5.0

余りにも圧倒的な実力行使。逃れようもない暴力。救いがなさすぎてつらい。

三郎は縋るように曰く付きのナイフを握りしめる。それが良い解決を導き出さないことは分かっている。でも、幼い日に暴君たる父を刺した
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.0

脚本、もうちょっと何とかならなかったのか…。取っ散らかってて行き当たりばったりで投げっぱなしという印象です。

前振りだけはちゃんとあるんですよね。母親として未熟なルーシー、悪党血族としての生き方に馴
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

3.5

面白かった!

浜辺に犯罪の影があれば、必ず黒幕を突き止めて息の根を止める。
それが”ライフガード"という仕事なのだ。(たぶんちがう)。

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

5.0

本編が愛の話ならばスピンオフは恐怖の話。人間を突き動かす概念は愛だけではない。本編が描かなかった"恐怖"、それを補完したのが本作で、対になっていると感じました。

東出君の持つ端正なフォルムからのぎこ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

すげー気合いの入ったお化け屋敷のバイトにめっちゃ接待されてるカンジ

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

今年ベスト級!

被差別的な些細な居心地の悪さと、挙動の奇妙さ・不穏さが徐々に積み重なっていく前半、そしてそれらがとんでもない方向へ炸裂する後半、1秒たりとも退屈なシーンがなくて最高でした。まさにジェ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.9

ポップで不謹慎な笑いを誘う作風でしたが、事態の悪化ぶりはかなり怖かったです。幸か不幸か彼は天才で、故に危ない橋は渡れてしまうものの、同時に事態のエスカレーションも避けられなかったわけですね。

バリー
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

主人公とビーストの対峙の意味づけがすごく良かったです。主人公にとっての彼は自分を傷つける敵でもあり、自分の写し鏡でもある。

主人公はこのあとどちらに転ぶのでしょうか。ビーストのようになるのか、ビース
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.0

サバイバル描写についてはかなり粗が多く残念でした。彼がなぜ生き延びられたのかのロジックがごっそり欠けています。こういう映画ではありものをどうやりくりするのかが肝でしょうに。後半にゆくに連れて段々とどう>>続きを読む