ひよしさんの映画レビュー・感想・評価

ひよし

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幻の巨大ザル

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

タランティーノ作品のなかではかなり穏やかな映画に仕上がっている本作だが、非常に価値がある……見ていて映画っていいなと感じられる……そんな映画だった。

シャロン・テート殺害事件がストーリーの背景となっ
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

4.0

くだらないことをこの密度で本気でやり続けられるのがすごい。好きです。
笑いの質としては志村けんのバカ殿様にめちゃくちゃ近い。これは因果関係が逆なのかもしれず、志村けんの笑いがかなり欧米チックだというこ
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トム・オブ・フィンランド(2017年製作の映画)

3.8

実在した画家、トウコ・ラークソネンの話。逞しいゲイのイラストを描く男が迫害を受けつつも有名になっていくんですが、有名になったところで「世間」の人々からの評価は得られず(まあそれが必要かというところもあ>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.6

いや〜〜、ね、いいですよこれは。
この映画を評論するなんていう無粋なことはしたくないので断片的な感想にとどめますが、

・2人が強すぎてもはやイドリスエルバがかわいそう。なんでトランスヒューマンになっ
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.4

まあまあ、クソ映画界に燦然と輝く金字塔ですのでぼくがコメントを付け加えるまでのこともないとは思いますが……。まずいシーン・展開はそりゃもうたくさんあるんですが、特に気になるのは「世界」と「所帯」の>>続きを読む

BLAME! ブラム(2017年製作の映画)

4.3

漫画版をちゃんと読みたいな〜と思った!最小存続個体数を明らかに割ってそうな村に無口な霧亥おじさんがやってきて重力子放射線射出装置を撃ちまくる。アバンタイトルでの霧亥登場シーンとか完全に西部劇じゃなかっ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.6

いろいろな狂人がいまして、怪獣をつかって地球環境をリセットしようとする人とか、怪獣の中でも特にゴジラが好きすぎる人とか、とにかく人類が滅亡すればなんでもいいやつとか、微妙に狂気のタイプが違うんですが、>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.2

ポケモンがそばにいる世界っていいですね〜〜!!
ストーリーはどうということはないが、ポケモンが自然に存在する世界を描くことに対する執念を感じた。コダック、ドダイトス、メタモンあたりの扱いが好きでした。

シービースト(1966年製作の映画)

1.2

箸にも棒にもかからないカス映画(褒め言葉)。主人公夫婦のうち妻が魔女にとりつかれるのでヴァンヘルシング教授といっしょに悪魔祓いをする。ストーリーに全く脈絡がないが、さいごの早回しカーチェイスがおもしろ>>続きを読む

キャビン(2012年製作の映画)

4.3

いや〜〜お祭りですねえ!山奥で一人一人殺されて……という何の変哲もない話かと思いきや、それらがすべて"組織"的なものに仕組まれていることがかなり序盤から明かされる。楽屋オチ的な感じでぼくはけっこう好き>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

主人公(良心的徴兵拒否者・無職)が自宅のマットにしょんべんを引っかけられたことをきっかけに事件に巻き込まれていく。
主人公もたいがい変な人なのだが他の登場人物はもっと変な人(すぐベトナムの話をするユダ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.2

いや〜おもしろかった。何もない男が殺しとヤクで成り上がるも破滅するというなんのことはないストーリーなのになんでこんなにおもしろいんでしょうか。
交渉力もとい恫喝力を生かして成り上がっていく序盤〜中盤は
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バイバイマン(2016年製作の映画)

3.7

名前を知るだけでアウト!の怪物なんて映画になるのかと思ったらちゃんと映画になっていた。名前を知った時点で物理的にブチ殺しにくるわけではなく幻覚とかの搦め手で攻めてくる感じだった。会話や画面からどことな>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

ロシアンマフィアのイキリ息子がちょっかいをかけた相手がスゴ腕の殺し屋だったのでとんでもないことになってしまう話。みんなも人の犬を殺すのはやめよう!

ジョン・ウィックはちゃんとリロードをするタイプの人
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.7

ファンタジーかと思ったらサスペンスかと思ったらファンタジーでした、的な作品。いいシーンはところどころあるけど詰めが甘かった。ウーン。

バリバリ金融マンの主人公が社長を連れ戻すためスイスの奥地の療養所
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.4

ミスリードに次ぐミスリードでこれぐらい振り回してくれればこちらも満足かなという気がする。

主演はシャーリーズセロン。鋼の肉体。
スパイ映画だがストーリーは概ね回想のかたちで進んでいく。最初は何でこう
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エデン、その後(1970年製作の映画)

2.9

他人の夢を無理やり見せられてるような感じ。こういうことするならホドロフスキーとかのほうが何枚も上手かなあ……。話のない映画をうまく撮るのはなかなか難しい。随所に詰めの甘さを感じる。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

わかっている。クイーンの伝記映画なんだから、クイーンが有名になっていく様子とか、メンバー同士の対立とか、バイセクシュアルとして苦しむフレディ・マーキュリーの姿とか、HIVで俺に残された時間はもうないん>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.3

柴田理恵の映画。……じゃなくて、陰湿な(和風の)人間関係、欺瞞のイクメンを描く序盤と、霊能者がつぎつぎと使い潰される霊能大戦となる後半のギャップがすごい映画。後半だけ見たいという気もするし前半が大事な>>続きを読む

流星課長(2002年製作の映画)

4.2

最高の短編映画。短い中に濃厚なキナ臭さが詰まっている。監督もキャストも妙に豪華でいいんですよね〜〜

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

主人公のトム・ハーディが有能なんだか間抜けなんだかわからないリポーター役をやっている。で、暗黒メガコーポの闇を追っているうちに地球外生命体・ヴェノム(種族名?はシンビオート)に寄生されてしまう……とい>>続きを読む

DOA/デッド・オア・アライブ(2006年製作の映画)

1.8

ピカピカのカス映画。デッドオアアライブ(ゲーム)はプレイしたことないけどこういう話ではないと思う。

いちおうストーリーみたいなものはあって、忍者とかプロレスラーの娘とかが島に集められて戦わされ、悪い
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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

2.8

ホテルに7人の暗殺者が集まって賞金100万ドルを巡って1人のマジシャンを狙う、という筋を聞いたらこんなの面白くならないほうが嘘だろうと思うがぜんぜん面白くない。
FBI内部の闇を追うみたいなのが主題で
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

未見の人は人のレビューはおろか公式サイトすらみないぐらいの勢いで映画館にダッシュ!してほしいです。いや〜〜とてもいい映画。事前情報が厳密にゼロの状態で見に行ってほしい。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.6

若者の映画だけど爽快感というよりは我々は親から産まれて子を産む生き物なんだ、というところに真剣に向き合っている。低予算で泥臭い感じなんだけど部屋で拳銃構えながら踊ってるシーンなどは洋画っぽいオシャレさ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

自然になるように気を使って撮られている映画だなあと思った.もちろん犯罪でつながっている家族もどきという設定じたいは自然ではないが,かわされる会話や行動原理は自然だった.
全体としては,対立構造が浮き出
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キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)

3.0

250円でDVD買ってみたら250円なりの映画だった。たぶん子供のころに一回見たことがある。アメリカ人って家族愛の映画好きやな〜〜

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.7

人には人それぞれの戦いがあって,他人にはわかりにくいこともあるけど,その人自身の中ではとてつもないことが起きているんだなあという映画だと思った.
娘には娘の,母には母の戦いがあるのはもちろんそうなんだ
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.6

主人公ビリー・ブラウンは刑務所あがり.口調は乱暴だがどこか情けない男で,両親に女房をつれていくとウソをついてしまったがためにそこらへんの女を無理やり誘拐してよき妻を演じさせる.が,彼女はビリーのことを>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.1

やりすぎである。人が死にすぎるし建物は爆発しすぎるし下ネタもやりすぎだしコリンファースの扱いが雑すぎる。抑制の効いた上質な映画とは違って、安ホテルの朝食バイキングみたいに欲望があけっぴろげになっている>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

「リアリティのダンス」以降のホドロフスキーは僕にはわからない.それ以前はわかっていたのかと言われると答えに窮するが,「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」のほうが好きだなあというのが正直な感想.
20
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.2

自叙伝の色彩がつよい映画で、しかもホドロフスキーの自叙伝なので、まあわからない。撮った本人しかわからないんじゃないだろうかと思う。
幼少期の(ある意味誇張された)恐怖、痛み、それと並行して父の受難、救
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

絶賛するほどではない、という感じ。不気味な雰囲気で物語が進んでいくのはいいんだけど、最後まで見ても「それで、何だったの?」となってしまう。
監督・脚本が意図したよりも尺を削られてるんじゃないかなあ?1
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.8

分裂したギラギラの妄想をぶつけてくるだけの映画である……んだけど、映像のつくりがしっかりしていて高橋一生がカッコいいのでなかなか観られる。高橋一生が好きな女性の気持ちをようやく理解した。これはすごいわ>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.9

元祖「ブレードランナー」の対立軸は言わずもがな「レプリカント-人間」だ。ヒトと見分けのつかない人造人間があらわれたとき人間のアイデンティティは危機にさらされる。
……というところに、それ以外の重層的な
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