しましまさんの映画レビュー・感想・評価

しましま

しましま

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

前作に引き続き松坂桃李登板。

鈴木亮平もいい人役をよく見かけていたせいか、ここまでバッキバキの悪党が新鮮であったが、むしろあのガタイだから凄み、というか説得力があったのかもしれん。
脇を固める俳優さ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.9

「明け方の若者たち」の彼女視点のアナザーストーリー。

これを観てから明け方の〜を観るとまた面白そうな。

彼女の行動はあまりに身勝手だし、「好きだったのは嘘ではない」と言われたって彼は救われないのよ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.3

原作で読んだらまた違うかなぁ。
松重さんのEPはよかったけど、あれこれとつめ込んた為に一つ一つの話が少し浅くなってしまった感じを受けた🙄

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.6

19→20歳になるよりも、学生→社会人になる方が生活的にも心境的にも変化は大きい。

意気揚々と入った会社で任された仕事、こんなはずじゃなかった新人時代。誰しもが経験するであろう鬱屈とした感覚やジレン
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

前知識なしで鑑賞。
もっとゴリゴリのミステリーかと思ってたけど、ほぼゾンビコメディであった。

ミステリーパートもコメディパートも茶番が強く興醒めだし、ゾンビパニック映画としてもスコアリングしにくい。
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.1

ジョニデとシャーリズ・セロン共演のかの名作ジャナイヨ。

黒イチジクがSNSでバズって助成金が入るぜやっほー!と浮かれた平和な離島にヨソ者(ノイズ)が入ったことにより歯車が狂っていく。

幼馴染の三人
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

市子に通ずる日本社会の闇。
思ったほどミステリーでなかく社会派ドラマだった。
日本アカデミー賞受賞も頷ける佳作。

演技力の高い俳優さんばかりのため引き込まれる。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

最近ジトーっとした作品の鑑賞率が高かったので爽やかなのを(笑)。
アニメは全シーズン観ていたし劇場版も楽しみにしていたけど、なかなかタイミング合わずようやく!
たまの劇場なのでちょっと贅沢してのドルビ
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

コメディではない佐藤二朗の俳優としての底力を感じた。

本作におけるさがす、というタイトルは色々な意味が含まれていたように思えるが、冒頭のつかみからの展開は淡々としてではあるが実に緻密に作られていて全
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

3.0

んー、なんか思いの外刺さらなかったけど、永瀬廉君の演技はなかなかよかったと思う。
終わらせ方は悪くないけど、全体的に中途半端、どの層をターゲットにしたかったんだろうか。

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.0

きみ膵の後に観たのが悪かったのか(脚本、キャストともに)、そもそもこの手のラブコメはこんなもんなのか、岩本君とめるるだからギリギリ観れたけど、なかなかツッコミどころ満載ではあった。
いやこの手の映画に
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

アマプラのウォッチにずっといれてたけど、今更ながら。
原作やアニメは見ておらずタイトル・キャスト以外の前知識なしで鑑賞。

北村匠海と浜辺美波の初々しい演技につきる。
たどたどしい感じがとてもよかった
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市子(2023年製作の映画)

3.9

逃れられない運命。
不幸の連鎖。
実際にこういう家庭(人)がいると考えるとどうしようもないやるせなさを感じる。
当たり前の平凡な幸せや日常、それすらも享受できない人たちが実際に少なからず存在する。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.5

マイナスワンを観た直後だったせいもあり、あまりにも響かなかった。

確かに映像や怪獣バトルとしての見応えはある。ただ、それだけで没入感がない、というか終始客観的に冷めた目で見てしまった。

別にモンス
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

久々のゴジラ。
山崎監督が作るとこんなんなるのか、、

ゴジラってやっぱり圧倒的な存在(アイコン)でなければいけないし、ゴジラの前では人間は無力でなければいけない。
重巡の主砲でも倒せなかったらもう無
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

エヴァは好きだけど庵野信者ではないのでそこはニュトーラルに見た上でもどういう評価をするか非常に難しい作品。
以下気になった点を

・庵野作品特有のウジウジさはなく、爽快感がある
・現代ではあるが、あえ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

怪獣自体はもちろん災厄ではあるが、では死体処理はどうなるのか…
テーマは非常に面白く政府内部の責任の押し付け合いや近隣諸国の介入等もあるあるな感じ。
が、もちろんシン・ゴジラと比較するのはあまりにも酷
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.5

原作は知らんけど、福田節炸裂のラブコメ。

居酒屋でSwitchは(個室ならともかく)駄目でしょ😂
時折入るミュージカルシーンは集中力削がれて私はハマらず。
でも全体的にオタク(元も含む)に刺さる内容
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.4

昨年のトーマス以来の2度目の長男とのデートムービー。
最近マリオ熱が高い息子とゲームウォッチのドンキーコングからやってた世代の私にとってはゲームの疑似体験のような没入感の高い素晴らしい作品😁

最初か
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ラプンツェルのウェディング(2012年製作の映画)

3.8

ディズニーのショートムービーは外れないとは思うけど、その中でも特に秀逸な作品の一つ。

ラプンツェルとフリンの結婚式で指輪を預かっていたパスカルとマキシマスがうっかり落としてしまい、それを取り戻すだけ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

前作から40年後を描く、正調続編。

ゴリっゴリのホラーだと思い身構えていたら、ゴリっゴリのSFサイキックアクションだった🤣終盤「あ、やべ忘れてた」とばかりに畳み込むホラー要素ラッシュはちょっと笑って
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白く濁る家(2019年製作の映画)

3.8

45分という短編のためサクッと観れる。信仰はもちろん自由ではあるが、やはり宗教は深入りしすぎると危ない、、

幽霊の類は出てこないのでそういう視覚的な怖さはないが、人間の狂気が一番怖い。
親が宗教にハ
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.6

評価ほど悪くないかなーというのが率直な感想。
バイオは2くらいまでしかやってないライト層だからこのくらいが丁度いいのよね、色々と。

バオ(2018年製作の映画)

4.0

ピクサーショートアニメ集より。
突拍子もない話ではあるしセリフはないがすごく心温まる名作。

1歩間違えたらアリ・アスターの「Munchausen」のような地獄の展開になりかねないところを、アジア人な
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.8

ピクサーショートアニメ集より。

波に飲まれて水恐怖症になったひな鳥がトラウマを克服する物語。
自然界の厳しさや、子のために突き放す親の愛等メッセージ性もあるが、とにかくひな鳥が可愛すぎるのよ😍

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.3

エメリッヒ監督だとは知らなかった😂

こねくり尽くされた題材ではあるし、大した事でもないのに壮大に味付けしてくる監督のドヤ感がすごいw
いや
いい意味でね!←

時折、中や露コビコビのシーンもあるし「
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

気になっててアマプラでウォッチリストに入れてずっと放置してた作品鑑賞〜。


Fukaseは初演技とは思えない上出来👏
菅田将暉や小栗旬、中村獅童といった俳優陣もさすがの安定感。
歪な社会のシステムや
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

約20年ぶりの鑑賞。

シャイニングって超能力の事だったのか😂(今更)

冒頭からずっと流れる不穏な雰囲気、やや耳障りなBGM。ダニーの超能力を追体験出来るようなサブリミナル。
閉鎖空間の中でゆっくり
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昭和極道怪異聞ジンガイラ/仁我狗螺(2014年製作の映画)

3.6

タイトルとジャケ写観ての視聴。
あまり冒険をしない私がこういう映画の見方をするのは珍しい。
冒険者ベル・クラネルに触発されたか(違)

極道✕呪術✕謎解き、というどこにニーズがあるのか分からないテーマ
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レックスはお風呂の王様(2012年製作の映画)

3.8

ピクサーショート作品集より。
レックスにスポットを当てた作品。
空気が読めず場の雰囲気を壊してしまうレックスがパーティーの主役になる様は痛快!!
家主はたまったもんじゃないだろうけど(笑)。

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

4.0

「ヴィランのいない世界でヒーローは何をするべきか」

クソしょうもない。
学生が自主制作でおふざけのノリで作るレベルの映画。
それを大の大人、大物と呼んでもいいような俳優さんたちが真面目に(嬉々として
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

夏油の百鬼夜行決行日に配信開始なんてやるじゃないかアマプラ!
とはいえ見れたのはつい最近だけど😅

アニメ本編には名前しか出てこなかった乙骨のスピンオフ。
緒方さんのイメージ的に序盤の乙骨は完全にシン
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

3.3

原作は既読ながら今更感ぷんぷんの鑑賞。

草彅剛を筆頭に演技力に難のあるキャストが多かった中、気を吐いていた山本圭壱が印象的だった。
柴咲コウの抜群の歌唱力、若き市原隼人、長澤まさみを見るだけでも価値
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

ウルトラマン愛の押し売り。

シン・ゴジラが面白過ぎたため、比較してしまうと…
庵野さんのオリジナルへの愛、オマージュは伝わるけどそれが重すぎる💦
最初の20分くらいはワクワクして観れてたけど、ちょっ
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.7

原作は読んでないけど、アニメのファンということで、3回劇場に足を運び、なぜか2回目の鑑賞時涙腺バグってマスクぐちょぐちょにして帰るという2022年夏の思い出🏖

誰の視点でこの作品を観るかで感じ方は大
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

いやー、シャマラン節は随所に感じるものの、あまり好きではない方の作品でした。
老いに関する問題や、家族の絆等テーマは分かるんだけど、、、

体だけ成長してるはずの子どもが妙に考えが大人びていたり、ツッ
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