しまかなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しまかな

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

出てくる人たちの"根は真面目ないい人"って感じが、ファンタジー好きなわたしにはツボだった!
ビートルズの曲の使い方も、ハッピーエンドな展開も◎

ファブリックの女王(2015年製作の映画)

4.3


想像よりも低評価でびっくり!


凍えるような寒さで晴れることも少ないフィンランドの、しかも戦後、そういう背景を踏まえると見え方も変わってくる。

シャイで思慮深くまじめな国民性の国で、きっと世間は
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プール(2009年製作の映画)

4.3

なんてやさしい映画なの。
浄化された。

みんなで歌うところも、
サンダルで歩く音も、
洗濯物をゆらす風も、
帰る日の朝焼けも。
エンドロールまで全部よかった。

🩴🍃🌅

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

4.5

すごく好きだった。

2003年の、23歳の、未熟にも思える彼女はとても勇敢でユーモアと愛に溢れていた。やさしい世界だった。

この魅力を感じる力が無くなりませんように。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.3

色んな形の"愛"が描かれていて。

毛嫌いされる性的表現も、人間の醜いところも、もちろん素敵なところも、全部が素直にすごく温かいアイデアで表現されていた。好きだなぁと思った。

ら、かもめ食堂と同じ監
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

ずっと観たかった映画。

幸せになれる美味しいごはん、愛情たっぷりの家族と友人、夢いっぱいの移動販売ワゴン、お洒落でノリノリのラテン音楽、一緒にわくわくできるストーリー。

素敵な映画になる要素がてん
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.6

映画好きの知人に教えてもらって。

流行りのリアリティーショー、自殺した俳優、信仰宗教2世の人々、色々なものと重ねながら観た。ちゃんと怖くて、ちゃんと面白くて、やられたと思った。

エキストラに囲まれ
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.3

母と鑑賞。

ただのトランプ批判じゃなくて、もはや右も左もなくて無党派層こそが最大の野党であることにも焦点を当てて、"何が問題なのか"をしっかり伝えていた。知らない事実が沢山あった。

発砲事件を機に
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.7

人として、愛の感情は知るべき。
(素敵に見せようという工夫は見られたけど、客観的には憧れられなくて、でも愛ってそういうものだと思うから観てよかった。)

愛を素敵なように描くことが映画の仕事なのかもし
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

おうち時間に観たくなる、Netflixオリジナルの新時代感がたまらない。

出演者が楽しそうなのと、音楽とテンポの良さでわくわく感が高まる。

古い価値観をスルーして、もう"これがスタンダードでしょ"
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.0

支援員の母に呆れ顔の息子、レジで助けてくれたマダム、宇宙語を話せる警官、そしてどこまでも頭の固い大人たち、
こんな風にユーモアたっぷりに個性を魅力として描ける映画が増えるといいなぁ。

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

5.0

ディズニー映画で育つというのは、こういうことか!って納得。
本人は、表情豊かで素直で表現力もあって、本当に魅力的だった。
"きれいな世界"しか知らない危うさもあるのだけど、理不尽な現実も家族や周りのサ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.0

藤原さくらのラジオでおすすめされてて、すぐに観た。ストーリーよりも音楽とファッションが印象的だった。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.8

映画好きな人たちとのホームシアターにぴったりで、普段観ないSFアクションを緊張しながら集中して楽しめた!

どんどん展開していくし、ミステリー要素で頭も使う感じ、プリコグとかの設定も嫌いじゃなかった。
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パリ空港の人々(1993年製作の映画)

3.8

"無国籍地帯"の人たち、フランスっぽく、知的で個性豊かな感じ。
わたしが生まれる前の映画で、彼らのような人たちに焦点が当てられて尊重されて魅力的に描かれているようで、さすが。
身体障害で苦労してきた知
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.8

目標にしてる、可愛らしく老いていくためのヒントをもらえた。
新しいことに挑戦しよう!って力が、生きがいになって喜びになって友達の輪も広がっていく。
嫌がらせされるシーンが少なかったらもっと好き。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.5

"こういう人たち"って、感情移入せずに、哀れな目で観てしまって、勇気のない自分が悲しかった。

心のカルテ(2017年製作の映画)

4.5

夢なんてキレイに表現できるか分からない妄想とお別れするということ。

Netflixの映画、心をくすぐられるような愛情の描き方もセンスがあって、社会的なことも分かりやすく大衆向けに扱っていて、何よりも
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

久しぶりの映画、Netflixの映画、家のプロジェクターでごはん食べながら。

内容もリベラルなんだけど、コロナの外出自粛期間で、さらに新しい気持ち。

ビッグな出演者たちと、流行りものの設定たちに、
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恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

4.5

能天気過ぎるくらいの、ファニーで陳腐な雰囲気。それでも自分の経験とその感情が重なって何が伝えたいのかよく分かって、何気ない場面でもすごく素敵に感じて泣けた。
レイチェルの、周りまで巻き込んでいくエネル
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.3


タナダユキさん、
現実の延長線上にある世界観
ユーモアのある描き方、
さらには音楽、
蒼井優と相性抜群のファッション観。

見てて、顎がすごく重くなって、
これって歯痒い?とか思ったりした。

特別
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.3

アン・ハサウェイのおかげか、107分で一気に大人になった気分。心の成熟が、ほぼ葛藤が、ぎゅっと詰まってた。

途中はとても苦しかったけど、その分最後はすっきりしていて、2人の出発点を改めて振り返ったと
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.8

なんとなく毛嫌いしてたけど、全然違う世界の話だからこそ楽しめるから映画ってやっぱりすごい。

時代とか土地柄とかもあって、精神的に未熟でぶれぶれで不安定な彼女たちだけど、無邪気な姿には魅力を感じるし、
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

こういう、みんなの感じてる違和感を、紐解いてくれるような映画が好き。

結婚って制度が合わない時代なのに、結局は日々を生きるために契約とか条件とか、気持ちや現実には追いつかないことばっかり。

ずれて
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

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プロポーズ(?)のシーンがかわいい。いつまでもバカなことして笑いあえる関係って本当に素敵だと思うな〜。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

社会が変わる、お金がクズになって、みんなの人格まで変わる。

今までと同じ生活するのがどれだけ難しくなったかを、結果論で良いか悪いかじゃなくて、もっともっと個々の生活に焦点を当てて描かれていてリアルだ
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