新矢晋さんの映画レビュー・感想・評価

新矢晋

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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.5

2分のループで何が出来るっていうんだ……!?と思いながら見始めるも、途中からこの時間設定絶妙だな……と唸ることになります。
登場人物たちに嫌みがなく、展開もコメディ寄りで悪意がなく、かといってずっとぬ
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

-

こんな設定積んどいてそれほぼ無意味ってことある????
いやまじでこの半径15m以内全死要素必要だった……?
ただそこ抜いて真面目に記憶喪失スリラーとかミステリとして作ったとして目新しさがあるかと言わ
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デ・ヴィル家への招待状(2022年製作の映画)

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闇の貴族()的な存在が「デ・ヴィル家」はいくらなんでもクソダサすぎない????
登場した瞬間からセクシーを全面に押し出してくる当主に逆に面白くなってしまって“謎の美しい当主”感が薄い……!
2022年
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.5

POVで怪獣映画って新鮮だな……!
エンディングテーマ聴くと一発でこの映画がやりたかったことわかるのがすごい、これ怪獣映画だあ……!
一般人が怪獣の出現に巻き込まれてわけがわからないまま走るしかないと
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.5

ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ役を演じる映画。なにて????
ニコラス・ケイジ好きのための映画だろこんなの、とは思うも特にそこまでファンというわけではない(そこそこ出演作は観ている)私でもニコラス
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.5

年の瀬になると観たくなる。
舞台は1つ、時間も1日、群像劇コメディ! ザ・三谷幸喜作品という感じ。
てんやわんやをなんとか解決しようと走り回るおじさんが好きなら絶対楽しめる。多分。
役所広司に「お帰り
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

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アクションは格好いいし凄いです、凄いんですけど洋画慣れしてるともっと爆発力が欲しいな……!ってなっちゃう。逆に洋画のド派手アクションには冷めるから地に足ついてる方がいい、という場合は多分満足。

下妻物語(2004年製作の映画)

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こんなん配役の勝利じゃん、というくらいハマり役で2人ともかわいい。
めちゃくちゃ濃い味付けの青春ムービー。元気になりたい時にどうぞ。

マネーボール(2011年製作の映画)

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スポーツ漫画(など)におけるデータ系チームって大体主人公チームに負けるけど、そのデータ系チームを主役に据えた映画。データと予算で野球をする!
実話が元になっているらしいのでそうそう都合よくはいかないん
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DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

3.5

ベタなクリーチャーパニック系ホラー。
特殊部隊が化物に立ち向かうシチュエーションが好きならそれなりに楽しめるかも。あとドウェイン・ジョンソン好きも。
ゲーム原作らしく、ゲーム再現っぽいシーンもちょっと
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.5

ホラーというよりブラックコメディかな……という印象。
悪趣味ファミリーコメディ。子供が笑える程度のグロや残酷さがある。
でも話は不条理・電波系ではなくわりとしっかりしていて普通に面白いんだよな……

MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

SFオムニバス映画。
私は「彼女の想いで」が好きですが、SF好きならどれかは刺さると思います。宇宙系からすこしふしぎ系まで取り揃えてるよ!
あとこの時代の手描きアニメーションが好きな人にもおすすめ。す
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アンダーカバー・じーさん(2017年製作の映画)

3.5

ボケ老人だと思ってたお爺ちゃんが孫の彼女のピンチに立ち上がる!
ただのジジイだと思ってた相手がすげーやつだった系だけど、マジでよぼよぼしてるし格好いいアクションとか軽妙なやり取りよりコメディ要素強め。
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.0

てんやわんやするイタリア人おじさんたちがかわいい映画。あと地味にどのおじさんも優秀なのでずるい。
コメディだけど下ネタは控えめなので見やすいかも。あとストーリーがきっちりまとまっててオチもついてる。

スノーホワイト(2012年製作の映画)

-

思ってたんとちゃうな……?なった。
つえー女が戦う話みたいな予告編だったけどそうでもなく、クリヘムもいまいち活かしきれてない。わりと虚無の味がする。
個人的な加点ポイントは再会した幼馴染みが強い剣士で
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ブライト(2017年製作の映画)

3.5

世界観はすごくいいんだ、世界観は。種族間差別が人種間差別のメタファーであることが露骨すぎて集中できなくなっちゃうことを除けば。
あとエルフはどこの世界でもいけすかねー上位種族なんだな……(この作品での
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

-

ありふれた2時間サスペンスドラマ観たような気分。
ドラマだと思って観ればまあこんなもんだろって感じですが、映画だと思うとちょっと物足りないかも。
悪くはないんだけど腹八分目感というか……

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.0

相変わらずのこまけーことはいいから顔のいい男のアクションを見ろ!感。
先輩キャラが「ここは任せて先に行け(正確には違うが)」系の登場で、後輩キャラの見せ場を持っていかないのはいい作り。
あとこれ現代の
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

つよいぞマット・デイモン!
王道サスペンスでありつつ、強火のアクションもあるので満足感は強い。美味しかったです。

#生きている(2020年製作の映画)

3.5

開始5分で暴動が始まるスピード感!から一旦落ち着いた展開に戻ってそのまましばらく“溜め”の時間になるの、離脱阻止が上手い。
部屋から出られず過ごす孤独な籠城のシーンが結構長めで独特な雰囲気があり、むし
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

もっと西洋美術に詳しければなあ……!教養が無限に欲しい!!という気持ちになった。
とはいえ、ゴッホってあれだ……耳とか切った人だな、くらいの知識でもエンタメ映画として楽しめるので大丈夫。知識があればも
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

構成としては王道サスペンスだけど、背景にあるものが重苦しい。が、アクションシーンもしっかりあるので息抜きはできる。
雪原を舞台にした寒く厳しい空気感と、ジェレミー・レナーの硬派さがよく合う。狙撃も似合
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探偵物語(1983年製作の映画)

-

赤川次郎ってほんとに少し背伸びしている少女と大人の男の交流が好きだなあ……という気持ちになる。
ごくオーソドックスな一昔前の探偵ものです。

屍者の帝国(2015年製作の映画)

-

多分尺が足りなかったんだろうなあ……
過程を全スキップして盛り上がるシーンだけ抜粋してお出ししてくる映画。いや、いいシーンみたいな顔してるけどこちとらそのキャラに特に思い入れがなくてぇ……みたいな気持
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

王道の探偵映画。主人公がもうザ・探偵。
ミステリとして話の整合性はちゃんと取れてるしよく出来てるんだけど、視聴者への挑戦ものの顔してこれはアンフェアかなという印象。
お話としてはとても面白い。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

実話ベースだけど登場人物がちゃんとキャラクターとしても魅力的。
すべてがめでたしめでたしにはならないけど、シンドラーさんの尽力は無駄にはならない。人間の善意と矜持が尊い映画。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

コメディ混じりのドタバタ刑事ものかな?と思ったら後半怒涛の展開が来て笑ってしまう。というか笑うしかないでしょこんなの。
ただ地味に脚本はしっかりしてるし伏線も回収してるんだよな……

コラテラル(2004年製作の映画)

4.0

トム・クルーズが悪役って新鮮ですね。
それを置いておいても、日常に悪意と暴力が乱入してきて必死になんとかしようとする一般人の奮闘が良い。乱入してきたのがトム・クルーズなのが不運すぎるけども。
トム・ク
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.5

丁寧に情緒的に描写を積み重ねてから満を持して無双するのがマッコールさん、なんですけど今回は冒頭にちょっとだけサービスもあります。
今度のクライマックスは嵐の町!やっぱり決戦の舞台で待ち受けるマッコール
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

4.0

現代装備の兵士が馬に乗って戦う姿がめちゃくちゃかっこいいです。もうそのかっこよさだけで細かいこと気にならなくなるレベル。
あと年上の部下概念(若く優秀な士官を支えるベテラン兵卒みたいな)が好きな人にも
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

とても地獄。現実の延長線にあるところが地獄。
びっくり系とか血みどろ系ではなく、違和感と不穏さとでじわじわ首を絞めてくる感じ。
私はあれバッドエンド(正確にはあの後バッドエンドになる)だと解釈したんだ
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2ガンズ(2013年製作の映画)

3.5

準バディものというか、お互い素性を偽っていた二人が正体バレしてやむにやまれず協力する羽目になるやつ。
ラストの方の、これやりたいからやっただけだな!?みたいなくっそ派手なシーンがちょっと笑う。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.0

よく出来てるんだけど、こういうのはやっぱり映像向きじゃないよなあ……という惜しさがある。
面白いです、面白いですけど映像じゃない方が絶対うまく表現できるよなあ……という気持ちになってしまう。
いやよく
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.0

めちゃ大味なのは事実だが、熱い展開にウオオオ!!と腕を振り上げられるなら楽しめる。
戦艦での戦闘シーンも結構良いぞ。実は原作(ボードゲーム)要素も少しある。
ベタベタで王道のお祭り映画だがそれがいい!
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

映像と音楽がとにかく良い。狂気か夢か現実か、というあわいの描写が凄い。
ストーリーを楽しむ映画ではないかな、と思うけどそれを補ってあまりある独特の雰囲気と美しさがある。
とはいえ15年以上前のアニメー
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

4.0

スナイパーや狙撃という要素が好きなら大々おすすめ。狙撃シーンにきゃっきゃ出来ます。
主人公が狙撃以外も強くて接敵されても普通に戦えちゃうので、こっそり隠れる要素については薄め。
バディもの要素も摂取で
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