Shinさんの映画レビュー・感想・評価

Shin

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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

4.7

何と言ってもトルコの片田舎をとらえた映像の美しさに目を奪われました。主人公シナンの同級生であるハティジュが劇中で語る"何気ない日常にある美しさ"を目の前で披露してくれるかのように。
そして登場人物の
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

本作はノア・バームバック監督がジェニファー・ジェイソン・リーとの離婚の経験をもとに撮ったそうです。
主演のスカーレット・ヨハンセンもライアン・レイノルズと離婚してますし、映画としては作り易かったでし
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.1

本作の監督はイスラエル国籍のパレスチナ人というサメフ・ゾアビさん。制作をするにあたっても、いろんな苦労があったと想像できます。

劇中劇である1960年代の第三次中東戦争を舞台にした連ドラを軸に、コ
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

5.0

本作は時間軸が異なる群像劇ですが、第1章から第5章まで分かれており、とても観やすい構成となっています。

最初はサミュエル・L・ジャクソンの語りから始まり、一体どう物語が進んでいくのか少し困惑しま
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

名優ロバート・デニーロとアル・パチーノの共演といえば、マイケル・マン監督の映画『ヒート』を思い出します。男の生き様と銃撃戦が素晴らしく、大好きな作品でした。

本作はハーヴェイ・カイテルも加わり、監
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.5

天井が低くスクリーンが見づらいと、あまり良い評判を聞かない、こちらの映画館。
僕も通路側に陣取り、体を斜め上にして観ております。しかし、今日ばかりは拍手せずにはいられません。

中川監督と光石研さん
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

-

はい、今更の鑑賞です。

やっぱり個人的に原作のイメージが強く、どうしてもキャスティングが合っていないと感じました。
そして、キャラクターの心理描写をかなり変えられていたことに馴染めず・・

でも素
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

試写会で鑑賞しました。ありがとうございました。

身銭をきっていませんし、公開前なので、詳細は控えますが。

物語は亡くなった未咲の妹の裕里(松たか子)、裕里の初恋の人である鏡史郎(福山雅治)、未咲
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

4.5

原作、監督、脚本が男性とあって、どうなんだろと思っていましたが、女性の共感も多いようなので、鑑賞してきました。

あらすじとしましては、
雑誌の編集部で働く青子(二階堂ふみ)、同じビルで清掃のアルバ
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

4.4

本作の冒頭のクレジットに「長島大陸映画実行委員会」と表示されていたので、気になったのですが。
なんでも長島の過疎化に悩む町の有志が立ちあがり、企画を立ち上げた作品ということでした。
素晴らしいです。
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

-

本音は記録、いや記憶だけにしたいんです。

レビューは5.0
感想は2.0

"CRY MAX"

これで勘弁して下さい。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.6

試写会の応募なんかを見ていた時は『ひとよ』としか記載されてなかったので、てっきり"人よ"なのかと思ってましたが。
タイトルをよく見ると小さく"一夜"とも書かれており、おそらくは両方の意味が込められて
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楽園(2019年製作の映画)

4.8

当初はスコアの平均も低いし、重くて暗そうだからスルーしようと思ってたんです。
でもいつも素晴らしいレヴューを書いておられるフォロワーのTOSHIさんと、開明獣さんが評価されていらっしゃったので、思い
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.3

葬儀を扱った映画には傑作が多いですよね。
黒澤明監督の『生きる』、伊丹十三監督の『お葬式』、ウベルト・パゾリーニ監督の『おみおくりの作法』など。
やはり人が亡くなる場面には、様々な人間模様が潜んでい
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.8

試写会で拝見しました。
ありがとうございました。

やはりウィレム・デフォーがアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされていたので気になってました。

物語は1886年ゴッホが33歳、弟で画商のテオを
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真実(2019年製作の映画)

4.7

先日ラジオ(J-WAVE)を聴いていると、ナビゲーターの安田菜津紀(フォトグラファー)のコーナーに、是枝監督がゲストで出演されており、本作のことも語ってらっしゃいました。

何でも構想から11年の歳
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.8

本作のチラシを手にした時から、ただならぬものを感じていましたが、実際想像を越える驚くべき作品でした。
しかし、ネタバレせずにどう書けばいいんだ。(笑)

『ボーダー』境界線のことですが、単純なもので
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

これまで多くの名優に演じられ、最も人気の高い悪役とも言えるジョーカー。
そのキャラクターはほぼ出来上がっている為、いかにして生まれたのかを本作で描いています。

心優しく、人を笑わせることが大好きな
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劇場版 そして、生きる(2019年製作の映画)

3.9

ノーマークでしたし、wowowのドラマを再編集した作品ということなのでスルーも考えたのですが。
朝ドラ『ひよっこ』の岡田惠和(脚本)×有村架純(主演)ということで、鑑賞してきました。

主人公の瞳子
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

原作は未読、ドラマも未見、真利子監督の作品も何もかも見ていません。
フィルマの平均スコアが高かったことと、このポスタービジュアルに惹かれ鑑賞してきました。

主人公である宮本が愛するヤス子の為にすべ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

2.5

実際に起きたテロ事件を劇映画にすることの功罪を考えてしまいました。

ホテルの従業員たちが、自らも命の危険にさらされているにもかかわらず、宿泊客たちの身の安全を守る行動をとったことは、なかなかでき
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帰れない二人(2018年製作の映画)

4.3

正直、 ジャ・ジャンクー監督の作品は自分にとって敷居が高いような気がして、今まで敬遠してきましたが。
今回、サービスデイの火曜日に都合がついたこともあり、鑑賞してきました。

2001年中国の山西省で
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.5

記録。

・・としたいところだけど、やっぱり落ち着かないので少しだけ。
見逃さなくてよかった!アーミル・カーン恐るべし。

エンドロールの歌とダンスを習得して、ものまねのネタにしてみたいけど。本作を観
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.6

宇宙を題材にしたSFには名作が多いですよね。『2001年宇宙の旅』、『ガタカ』『インターステラー』など挙げたらキリがありませんが。
やはり未知なるものへの探求と、不測の事態が起こりやすい状況が、作品
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

ロザムンド・パイクが『ゴーン・ガール』で演じた猟奇的な妻エイミーの衝撃が忘れられず、本作も注目してました。
今回もゴールデングローブ賞にノミネートされているようですね。

※戦場でのシーンが多い為
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.5

はっきり言って、今までバート・レイノルズという俳優には関心がありませんでした。
『ブギーナイツ』に出演していたなんて覚えていませんでしたし。
最近では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
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アス(2019年製作の映画)

4.2

「自分たちとそっくりな"わたしたち"がやってくる」まずこのフレーズにとても興味をそそられます。
ドッペルゲンガー現象のように見ると死んでしまうという話も昔からありますし。また自分の考えをすぐに読まれ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.4

正直言って、当初はスルーしようかと思ってたんですよ。某キネマ雑誌(月2回拝読してます)の映画評論家の御三方が平凡な星しか点けていなかったので。

その為、忘年会の余興としてモノマネできるかチェックし
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.7

貧富の差、人種差別などアメリカが抱える様々な問題を、縮図とも言えるオークランドを舞台に、主人公で黒人のコリンと、幼馴染で白人のマイルズを通して描いています。

同じような境遇で育った親友同士でしたが
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

別にレオナルド・ディカプリオのファンではありません。『ギルバート・グレイプ』は感動したけど。

特にブラッド・ピットのファンという訳でもありません。『ファイト・クラブ』や『スナッチ』はカッコよかった
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天気の子(2019年製作の映画)

4.3

最近、個人的に映画鑑賞意欲が落ちていたのですが、本作は観てきました。
ミーハーなんで。

ノリ遅れてますし、たいしたことは書いてないので、お時間のない方はスルーして下さい。(読まずにイイネも歓迎です
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

先輩の俳優さんが出演されていることもあり、鑑賞してきました。

同じ土俵に上がっている以上、メジャーもインディーズも関係ありませんので、普通に書きたいと思います。

映画において、死体の処理場とし
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北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

3.6

こうも毎週映画が公開されている中で、何を選んで鑑賞するかって、本当に難しいですよね。

キネマ某雑誌(月に2回拝読してます)のある評論家の方が、星5つで満点のところ6つを点け、今年の洋画No.1だと
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よこがお(2019年製作の映画)

3.7

深田監督の「淵に立つ」で味わった不穏な人間が放つ緊迫感が今でも忘れられず、本作も鑑賞してきました。

筒井真理子さんが素晴らしい俳優であることは間違いありませんが。

ストーリー上、主人公が市川実日
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

『自分を産んだ罪で両親を訴える』この衝撃的なフレーズに惹かれ、鑑賞してきました。

レバノンで生まれ育った監督が、中東の貧困と移民の問題を世に問うべく、同じような境遇におかれた人々をキャスティングし
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.3

皆さんのレヴューに誘われ、やはり日本の現状をふまえると、今見るべき映画だと考え、鑑賞してきました。

本作は東京新聞の記者である望月衣塑子のベストセラー『新聞記者』が原案とのこと。(はい、未読です)
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