siorinn汐鈴さんの映画レビュー・感想・評価

siorinn汐鈴

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ゆるい洋画好きです。マイベスト作品は【道】【ベルリン天使の詩】基本雑食です、おすすめあればよろしくお願いします。Twitter @siorinnstory

映画(428)
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

たった今観てきました。
映画温度が体内で高いうちに感想を!

くすんだ現実世界。
眩いばかりの仮想世界。

この描き分けだけでも「おお…」と思ったのに、散りばめられる数々オマージュ。

何か語るとネタ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.8

この作品の前に「光州5.18」を観ておいて本当に良かった…
もし、ご覧になる前に余裕があれば是非お勧めしたい。

ソンガンホ案件にハズレなしと思っているので何気なく鑑賞して、ああ、これは光州事件を扱っ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.6

酷評多かったので、恐る恐る鑑賞…

あ〜、普通に面白いではないですか、胸をなでおろしました。前作はあれは神作。それを超えるとか、並ぶというのは無理なこと。

訓練生たちも初々しくて、ボイエガ君がおじさ
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.7

上品に変態を描かせたら最高な巨匠・パトリス・ルコント・・・
その予告編に恐れをなし、ずっと鑑賞していなかった(髪結いの亭主も)ことを私は・・・
ルコントに土下座して頭を畳に擦り付けて謝らなければ・・・
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.7

ああ、マーク・ウエブ、彼の描く世界はなんと自分にぴったりとくるのだろう。大好き。

モラトリアムに生きている主人公、そこに何の脈絡もなく表れた男性。
親との確執、一人の男性として自信がなく、輝きがない
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

ラブレス・・・
物語はタイトルを雄弁に語るべきだと常々思うけれど、これは・・・
ズビャギンツェフ。
ラブゼロでもいいのはないか?と監督を前に説教したくなるが、頭のいいい彼(監督)のこと、何かしらの意図
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.4

1927年と1977年それぞれの時代を生きる二人・・・
ジュブナイル、うん、そうですね、ただこの二人の共通点はあまりに切ない。
子供が孤独と向き合うとき、それは一番大切な人を失ったとき。
それがどんな
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

大義

大袈裟かもしれませんが、そんな言葉がふと浮かびました。

昨日チャーチル、今日ペンタゴンを見て、世の中を、いや世界を震撼させたり、一国を動かす時の個人の決断力や揺るぎない心とはなんと尊いものか
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

ああ…
ジョー・ライト。
つぐない、もダンケルクでしたが、ジョー・ライト、この時代を描くのが本当に巧み。

英国にとっては、ダンケルク…
勇気ある撤退(ダンケルクを観ておいて本当に良かった)
その舞台
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ゲームかぁ…
しかも、アンジーの後のリメイク…

とテンション低めで観ましたが…

えっ!面白いではないの!
タンクトップ姿で走るアリシアちゃん、飛ぶ、弓を射る。
あの細い体でよく頑張るなぁ…

あと
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.3

ムムッ、こんな話でしたか…

冒頭からのエリザベス・テイラーのあまりの美しさに物語そっちのけで引き込まれ…それが狙いならすごい映画だ…

いや、最後の30分なかったらロック・ハドソン嫌いになるところで
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

美しい家、妻、可愛い子供達、エリート。

最初、息子かな?と思った青年は…
いやー、バリー・コーガン、ダンケルクでも短いながらも印象的でしたが、演技上手い…

ぱっと見、誠実そうに見せておいて、その影
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早春(1970年製作の映画)

3.7

嗚呼…青春とは、恥ずかしく無鉄砲で、それでいてなぜゆえにここまで人を惹きつけて離さないのでしょうね。

ジョン・モルダー・ブラウン、うーむ、どこかで見た…
ああ!ヴィスコンティのルートヴィヒのあの美少
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

吹替にて鑑賞。

ストレートに誰しもが観て素敵だな、とか、家族の優しさや大切さを感じる事ができる作品、なかなかないですよね。

やはりいいものはいい…自分はオスカー納得。

メキシコの死者の日。
こん
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

オンデマンド先行配信にて。

アロノフスキー…
怖い人…

ラストシーンのサイコなあの笑いを見たら、それは、ある人たちは怒りますよ、無理もない。

なるほど、ジエンローは◯◯、ハビエルは◯◯、家は◯◯
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.4

DVDはなかなかレンタルにないし、買おうかと思えば高いし…
オンデマンド様様…ありがとう…

ああ〜

なるほど。
こうして見てみると、子供に説教垂れたり、偉そうなこと言っている大人が一番ダメではない
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.9

何気なく見ていたのだけれど、吸付けられるように目が離せなくなってしまった…

いつも一緒にいるものがいなくなる、喪失感。
「よくできた」長男を失った家族。
繊細な次男、気弱な父、愛し方を知らない母。
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.8

合同試写会にて鑑賞。

上の句、下の句も素晴らしかったけれど、これもまた非常にエモーショナル、かつ、美しかった!!!

今回の主役は…あっ、これはとてもいい視点です。この人のこと知りたかったのでその描
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.8

自分に素直に正直に生きるということはなんと難しいことなのか。
いかに私たちは仮面を被り、自らを社会に押し込めて生きているのだろう…

マリーナ(最初トランスジェンダーと気づかなかった私…)か自分らしく
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

陛下に謁見してまいりました。

何気にマーベル作品の復習もせずに見に行きましたが、ちゃんとあの話からのこうですよという、説明があって「ああ、そうだった」と思い出させる親切設計。

なるほど…
おそるべ
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

いや、ハネケでこのタイトルはないよなぁ…

全く違う話ではあるけれど「禁じられた遊び」を思い出しました…

ユペールさんとトランテイニヤン、愛アムールに続いて親子…普通に済む話ではないよね、これ…と思
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

サクラメントの落ちこぼれ(いや全然落ちこぼれじゃない!私的に)と言われた三人が…

彼らの出会いから、その場所と時間に至るまでを描いていくのですが、なんともシンプルな…余計な飾りなく、犯人役以外は全部
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

摩訶不思議な世界でした。
原作夢枕獏でしたか…先日のマンハント(原作西村寿行)といい、日本原作の作品を海外の監督が撮るとなるほど、こうなるのだなぁ…

吹替版しかなく、染谷くんの中国語を聞くことができ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

ああ…まさか自分が大粒の涙をこぼすことになるとは。

苦しかったなぁ…
これは紛れもなく孤独を知る者の物語。
孤独を隣に置き、寂しさを抱いて眠る、そんな者たちが出会う。

うつくしい魂には貴賎も何も関
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

泣かないように泣かないように、グッと堪えて見てました。
だってね、彼らだって泣かないで頑張っているんですよ、大人の自分が泣いちゃいけませんよね。

子供は親を選べない。

みんな愛されたくて、愛された
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.7

えっ、これイーストウッドの「白い肌の異常な夜」のリメイク?し、知らなかった…

そう思わせるほどに、コッポラ色になっていました…のどかな田園風景に佇む、中の住人たちを思わせるような学園。

南北戦争時
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.8

せ、切ない。
大昔観た時、何もそこまで…とは思ったけれど、この歳になってしっかり見てみると、ジェームズディーンの狂おしいまでに愛を求める姿に心打たれた自分がいました。

愛されているなにかの証が欲しか
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.6

出会い、別れ、人生の苦味、すれ違い。
ミュージカルに人生をのせて高らかに歌い上げてしまう…

ん?シカゴを感じる…
ラストでビル・コンドンの名前を見つけて納得…

人と人が惹かれ合う瞬間が素敵だと聞い
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裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.4

ズギャビンツェフ祭、完走。
ラブレス楽しみになりました…

この監督、美しい映像美とともに、古典から脈々と流れる「神の不在」「神の沈黙」についても継承しているのね…

ヴェラの祈りではタルコフスキーと
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

しばらく焼肉とかステーキは遠慮しないと…(うっぷ)

食と性とは、まぁ、欲の一つでもあるから繋がる訳ではあるけれど、なんともセクシュアル。
日本にも鬼子母神なるものがあるし、食べてしまいたいくらい可愛
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エレナの惑い(2011年製作の映画)

3.2

ズビャギンツェフ監督を一気見。
年代順に観たかったので、ヴェラの祈りの次にこちらを。

ロシアの高級マンションの外から中へ、のカメラで、夫と妻、この二人は再婚している。各部屋が写されて、それぞれ、どん
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ヴェラの祈り(2007年製作の映画)

3.9

ぽつんとそびえ立つ大木、その横を通る道、雨、美しい緑…
冒頭からタルコフスキーの「サクリファイス」を感じてしまった。

なるほど、ズビャギンツェフ監督はタルコフスキーを敬愛していて、この作品は「サクリ
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マンハント(2018年製作の映画)

3.1

いやあ〜
怪作であり快作。

お約束の鳩も飛ぶし(なかなかに無理な設定に苦笑)大阪のあんなに人の多いであろう場所で銃撃戦やボートチェイスなど、ひとつひとつ度肝を抜いてくれました。

ウー監督の娘さん、
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.7

ドイツの移民が多いのはうっすら知っている程度でしたが、メルケル首相の人気が下がるくらいとは…

移民局からお試しでホームステイに来たディアロ。迎え入れる一家の問題の多いこと…

長女、大学生にしては随
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

完全なる人など、この世には存在しないし、何が正しくて、例えば過ちを犯した人間は完全なる悪党ではない、普通の人だった、むしろ、善人を心に持っていた。

フランシス・マクドーマンド、男前すぎて惚れてしまう
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.6

子は親を選べないけれど、親も一生懸命ではあるし、それを子が理解するまでのステキな物語もあるのね…

最近、怪物ぶりを遺憾無く発揮しているエル演ずるレイ、今回は心は男の子、体は女の子という複雑な役柄を。
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