siorinn汐鈴さんの映画レビュー・感想・評価

siorinn汐鈴

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ゆるい洋画好きです。マイベスト作品は【道】【ベルリン天使の詩】基本雑食です、おすすめあればよろしくお願いします。Twitter @siorinnstory

映画(469)
ドラマ(0)

8 1/2(1963年製作の映画)

3.1

難解だと聞いていて尻込みし、また近くのレンタルにもなくずっと後回しにしていたフェリーニの代表作。

これ、無理に理解したりせずに感覚で楽しむ作品なのね…

なんと言いますか、例えば、仕事していたり、家
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.4

ヨルゴス・ランティモス…
毎回監督作観る度に、目が点になるけれど、これも例外なく…

よく日本でも箱入り娘とか、猫可愛がりとか言いますが、その究極の形がこの家族なのね…

愛しすぎるが故に、自分の世界
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

トム…いやもう、もう、このくらいで…と固まって観る場面多数…

命がいくつあっても足りないアクションシーンの数々…高所恐怖症の自分は乗りもしていないヘリのシーンで足を踏ん張って見ておりました…

にし
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

権力とはこうも人を滑稽にするものなのか…本人たちは至って真面目なのに、必死になればなるほどにこちらの笑いを誘う。

スターリンとフルシチョフくらいしか知らなかった自分としては、三日天下だったマレンコフ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

テイラー・シェリダンの監督作なんですね、最近、ドキドキするような作品に必ず絡んでいる方だったので期待して行きましたが、正解!

ただドキドキさせるだけでなく、人間の集団化した時の愚かしさ、醜さ、エゴ。
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.8

偶然観ることになって鑑賞…自分には初細田守監督作品。

SF作品と知らずに鑑賞して、はなからびっくり。現在と過去を4歳児が行き来する事で、命の尊さを知る、というのでしたけれど、5歳児の甥っ子がいますが
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.7

やー、やはり美しき変態を描かせたら世界一(と思ってる、褒めてます)のパトリス・ルコント。

自分にはルコント初作品はたまたま借りてみた「ハーフ・ア・チャンス」だったかな?しかしこの「髪結いの亭主」が有
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そして、デブノーの森へ(2004年製作の映画)

3.3

劇場で見逃して早十数年…ようやく鑑賞。
数年前に見た「ジェラシー」のアナ・ムグラリスの退廃的な美しさとはまた違った、なんともしっとりと雨に濡れたかのような潤いのある美貌にうっとり…

フランス映画なの
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.5

まず、、この作品の前に是非、どうにかして前日譚「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」をご覧になることをお勧めします。

もう、知ってますよね、と言わんばかりに冒頭からフルスロットルで話が進んで
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

わはははは!

今年公開の同じ作品の「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の前日譚ということで鑑賞しましたが、まー、イタリアの男性ってなんて口がうまくて、世渡り上手の罰当たりなんでしょ。
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.4

観ました…
うっ、オエップ…(最後まで観たらわかる…)
これ、結末を知って二度と観たくない系列ですね。

人をまるで丸太か何かのように十把一絡げのように扱い、増えすぎた人口、不足する食料、温暖化が進み
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名もなき野良犬の輪舞(2017年製作の映画)

3.9

韓国ノワールとは何故こうも胸が熱くなるのでしょう、観たあと、新しき世界を観た時と同じ気持ちに…

刑務所から始まった、ジェホとヒョンスの関係、それは…

物語の鍵になるヒョンスの気持ち、それを図りつつ
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.3

こっ、怖…
自分も姉妹(姉)ですが、実の姉妹でここまで溝が深いのも…
ショービジネスの世界がそれだけ根が深い世界なのかもしれませんが、そこまでしなくても…

事故のシーンからの話の流し方が抜群にいいで
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.9

いっやー!面白い!冒頭にはウッとなるものの、なるほどなるほど。
よく練られたストーリー、二転三転、一体何が真実なの??

詐欺師が詐欺師を騙す???

ちょっと良く出来すぎなど野暮なことは言わないで、
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立ち去った女(2016年製作の映画)

3.9

これは…

昨年のキネ旬のベストで未鑑賞作、ずっと気になっておりました(オンデマンド配信ありがとうございます)

冤罪の罪を着せられた女性が真犯人に復讐を遂げようとするけれど…

フィリピンは東南アジ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

えええっ、これがアメリカで不調?
嘘でしょ?と思えるくらいの面白さ、ドキドキ感。

オルデン・エーレンライクのなんと新鮮でキュートなハン・ソロ、正直、正史でもさして好きではなかったソロがこんなにチャー
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.1

いよいよ最後…
久しぶりに見る彼らは顔立ちまですっかり変わった人、体つきもしっかり大人になった人…時の流れを感じました。

最初の作品のような目新しさ、次作のドキドキ感、よくここまで持ってきたなぁ…
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

ああ、おばちゃん泣いちゃったよ…
ジェイコブ君もだけれど、お姉ちゃん!泣かせるじゃないの!!

10歳で辛い治療に耐えてきたというだけでも、もう涙腺にくるのに、オギー君の心の叫びの切実さ、人はなぜゆえ
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.6

韓国映画には疎い自分でも、おお、なんと面白い…と思ったのが「新しき世界」でしたが、さて今回は…

冒頭からもう胸の痛くなるような惨劇…
人の心はないのかね、君…と思いながら見ておりました。

時代背景
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

2.4

ゴダールはやはり何本観ても、私のスッカスカの頭では難しいなぁ…

信者の方からは殴られてしまいそうな感想しかかけませんので悪しからず(事前に言っときます)

ものすごく一見哲学的なテーマを掲げて、カラ
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.5

先日観た「君の名前で僕を呼んで」のあまりの美しさ、儚さ、に心奪われてしまったので、原作者のジェームズ・アイボリー監督作ということで観てみました。

み、みんな若い…

ヘレナボナムカーターが清楚で可愛
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.7

オンデマンド配信で鑑賞。
自宅で観るときは必ず二回観るのですが、これは…無理でした。

シリア北部の町、コバニ。

占拠ののち解放された町で、アレッポ大の学生がラジオ放送をしている。

内容は現在の自
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

吹替と字幕で鑑賞。
それぞれの良さがありどちらも◎

しかしまぁ風が吹くたびにはらりと揺れる髪、盆踊り(曲が炭坑節なのはちょっと笑いましたが)精霊流しなど、よくできているなぁ…

ここ数年の日本舞台の
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.6

自分に正直に生きるのは難しい。

みんなどれだけ仮面をかぶって、周りにどれだけ本当の自分を晒して行きているのだろう…
この二人は自らに素直に「生きて」いるのだよね。貧しくても蔑まれても、キラキラしてる
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.6

ファントム・スレッドでの美しい旋律が忘れられないうちに、今度は、主人公ホアキンの心の内を見透かしたかのような不協和音を奏でるジョニー・グリーンウッド…

彼の旋律に導かれるような、不安で過去に縛られる
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バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.2

空族の作品はソフト化されないと、詳しい方に聞いて、映画祭で観ることに決めました。

いや、びっくりしたのは、バンコクにあんなに邦人が当たり前のように暮らしていること。

もちろん、理由は需要があるから
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

3.1

爆音映画祭にて。

お誘いいただいて観るまで、暴走族の話とは知らず、ま、まさか平成のこの今に「ハコ乗り」だの「シンナー」だの昭和テイスト満載の世界を見ることになるとは…

しかも主役が、あの、火サスな
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修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.8

ある事件が人里離れたところで起きて、その重要参考人となった修道士。
しかしその核心には個人の告解が含まれており、神に仕える修道士は板ばさみとなり…

ダニエル・オートイユ、モーリッツ・ブライプトロイ、
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

田舎育ちなので、独特の閉塞感、そんな中から飛び出したい、外の世界を見たい!と思う彼女…レディバードの気持ちにとても共感。

ここまでの強烈な個性と自己主張はなかったものの、親との温度差は誰しもなんとな
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

ショックだった。

自分の既成概念をさらっと翻して、跳び越えていきました。

人間にとって幸せとは何だろう。
法に背かず、世の中に従順にいきていく事だけが幸せなのだろうか。

親子とは何だろう。
血の
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.1

冒頭から飛ばす飛ばす、絶好調ですなぁ。
そういう話かと思えば、いや、そうじゃなくてこっち?

劇場内を包む不謹慎な笑いの数々…

散りばめられる映画オマージュ(あれ?これはアレのアレ?)密かに豪華なカ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

ストップモーションアニメで、なおかつ、Eノートンが声優をつとめていると聞き一も二もなく見ること決定していたのですが、ウェスだと知って予告を見てみる・・・

可愛い・・・

もう期待値最大で観て、正解!
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

う、うわぁ、これって・・・
最後の20分、それまで培ってきた二人の関係が・・・
そして私たちはことの次第。すべてをそこで知らされる、なんという・・・

恋愛の形というのは、当事者以外から見ていると実は
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.6

いやぁ、英国最高!ブラック!バトル!

あのモッフモフの可愛いピーター君たち、畑を荒らしまくって…

そこに越してきたのは、ハックス将軍こと、不憫な役柄が今一番似合う男、ドーナル・グリーソン。

決し
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

フロリダ…
ディズニーランドがあるところなのですね、夢の国。
そこを訪れる裕福な人たち。

かたや、安モーテルで、吹けば飛ぶような、その日暮らしの生活をする人たち。

見ていた私は、完膚なきまでに打ち
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

ハリー・ディーン・スタントンの遺作と知って身に行きました。
行って驚いたのは、監督がジョン・キャロル・リンチ(「ファウンダー」のだまされる気の毒な兄弟のお兄さん)
ハリー演ずるラッキーの友人に、泣く子
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