siorinn汐鈴さんの映画レビュー・感想・評価

siorinn汐鈴

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ゆるい洋画好きです。マイベスト作品は【道】【ベルリン天使の詩】基本雑食です、おすすめあればよろしくお願いします。Twitter @siorinnstory

映画(452)
ドラマ(0)

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

ああ、おばちゃん泣いちゃったよ…
ジェイコブ君もだけれど、お姉ちゃん!泣かせるじゃないの!!

10歳で辛い治療に耐えてきたというだけでも、もう涙腺にくるのに、オギー君の心の叫びの切実さ、人はなぜゆえ
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.6

韓国映画には疎い自分でも、おお、なんと面白い…と思ったのが「新しき世界」でしたが、さて今回は…

冒頭からもう胸の痛くなるような惨劇…
人の心はないのかね、君…と思いながら見ておりました。

時代背景
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

2.4

ゴダールはやはり何本観ても、私のスッカスカの頭では難しいなぁ…

信者の方からは殴られてしまいそうな感想しかかけませんので悪しからず(事前に言っときます)

ものすごく一見哲学的なテーマを掲げて、カラ
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.5

先日観た「君の名前で僕を呼んで」のあまりの美しさ、儚さ、に心奪われてしまったので、原作者のジェームズ・アイボリー監督作ということで観てみました。

み、みんな若い…

ヘレナボナムカーターが清楚で可愛
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.7

オンデマンド配信で鑑賞。
自宅で観るときは必ず二回観るのですが、これは…無理でした。

シリア北部の町、コバニ。

占拠ののち解放された町で、アレッポ大の学生がラジオ放送をしている。

内容は現在の自
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

吹替と字幕で鑑賞。
それぞれの良さがありどちらも◎

しかしまぁ風が吹くたびにはらりと揺れる髪、盆踊り(曲が炭坑節なのはちょっと笑いましたが)精霊流しなど、よくできているなぁ…

ここ数年の日本舞台の
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.6

自分に正直に生きるのは難しい。

みんなどれだけ仮面をかぶって、周りにどれだけ本当の自分を晒して行きているのだろう…
この二人は自らに素直に「生きて」いるのだよね。貧しくても蔑まれても、キラキラしてる
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.6

ファントム・スレッドでの美しい旋律が忘れられないうちに、今度は、主人公ホアキンの心の内を見透かしたかのような不協和音を奏でるジョニー・グリーンウッド…

彼の旋律に導かれるような、不安で過去に縛られる
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バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.2

空族の作品はソフト化されないと、詳しい方に聞いて、映画祭で観ることに決めました。

いや、びっくりしたのは、バンコクにあんなに邦人が当たり前のように暮らしていること。

もちろん、理由は需要があるから
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

3.1

爆音映画祭にて。

お誘いいただいて観るまで、暴走族の話とは知らず、ま、まさか平成のこの今に「ハコ乗り」だの「シンナー」だの昭和テイスト満載の世界を見ることになるとは…

しかも主役が、あの、火サスな
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修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.8

ある事件が人里離れたところで起きて、その重要参考人となった修道士。
しかしその核心には個人の告解が含まれており、神に仕える修道士は板ばさみとなり…

ダニエル・オートイユ、モーリッツ・ブライプトロイ、
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

田舎育ちなので、独特の閉塞感、そんな中から飛び出したい、外の世界を見たい!と思う彼女…レディバードの気持ちにとても共感。

ここまでの強烈な個性と自己主張はなかったものの、親との温度差は誰しもなんとな
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

ショックだった。

自分の既成概念をさらっと翻して、跳び越えていきました。

人間にとって幸せとは何だろう。
法に背かず、世の中に従順にいきていく事だけが幸せなのだろうか。

親子とは何だろう。
血の
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.1

冒頭から飛ばす飛ばす、絶好調ですなぁ。
そういう話かと思えば、いや、そうじゃなくてこっち?

劇場内を包む不謹慎な笑いの数々…

散りばめられる映画オマージュ(あれ?これはアレのアレ?)密かに豪華なカ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

ストップモーションアニメで、なおかつ、Eノートンが声優をつとめていると聞き一も二もなく見ること決定していたのですが、ウェスだと知って予告を見てみる・・・

可愛い・・・

もう期待値最大で観て、正解!
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

う、うわぁ、これって・・・
最後の20分、それまで培ってきた二人の関係が・・・
そして私たちはことの次第。すべてをそこで知らされる、なんという・・・

恋愛の形というのは、当事者以外から見ていると実は
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.6

いやぁ、英国最高!ブラック!バトル!

あのモッフモフの可愛いピーター君たち、畑を荒らしまくって…

そこに越してきたのは、ハックス将軍こと、不憫な役柄が今一番似合う男、ドーナル・グリーソン。

決し
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

フロリダ…
ディズニーランドがあるところなのですね、夢の国。
そこを訪れる裕福な人たち。

かたや、安モーテルで、吹けば飛ぶような、その日暮らしの生活をする人たち。

見ていた私は、完膚なきまでに打ち
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

ハリー・ディーン・スタントンの遺作と知って身に行きました。
行って驚いたのは、監督がジョン・キャロル・リンチ(「ファウンダー」のだまされる気の毒な兄弟のお兄さん)
ハリー演ずるラッキーの友人に、泣く子
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.9

福岡ではまだ未公開ですが、オンデマンドで先行配信されていたため鑑賞(ありがたい)
カルテルランドのマシュー・ハイネマン監督作と知り覚悟はしていましたが、今回もまた一切の容赦ないドキュメント。

IS(
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

ああ・・・
ホラー映画と勘違いしていて、避けていたのですが、なるほどサイコスリラーだったのね・・・

家の召使さんたちを見た瞬間、なんとなく、これはこういうことでは?
と思って、ぞろぞろと家に人が着た
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

子供は親を選べない・・・
つくづく見ていてトーニャの不遇さ、それに連なる負の連鎖とはなんとも断ち切り難いものなのだと改めて実感。

しかし、マーゴット・ロビー演ずるトーニャに一切の暗さはない。
何かを
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.5

こんなに満身創痍のダイアン・クルーガーを見たのは初めてで、大好きなファティ・アキン監督がこんな結末を用意していたことに驚きました。

思ったのはドイツの裁判、罪人であるか否かの裁き方は日本と似ている。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

はああ…
なんて文学作品の香りが高く、そして美しくも秘めた愛。
燦々と照りつける陽光の下、互いの心を探りあい、言葉の意味を考え、愛する人を見つめる…

恋人たちの睦言とは、いつの時代もわがままで、捉え
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

たった今観てきました。
映画温度が体内で高いうちに感想を!

くすんだ現実世界。
眩いばかりの仮想世界。

この描き分けだけでも「おお…」と思ったのに、散りばめられる数々オマージュ。

何か語るとネタ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.8

この作品の前に「光州5.18」を観ておいて本当に良かった…
もし、ご覧になる前に余裕があれば是非お勧めしたい。

ソンガンホ案件にハズレなしと思っているので何気なく鑑賞して、ああ、これは光州事件を扱っ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.6

酷評多かったので、恐る恐る鑑賞…

あ〜、普通に面白いではないですか、胸をなでおろしました。前作はあれは神作。それを超えるとか、並ぶというのは無理なこと。

訓練生たちも初々しくて、ボイエガ君がおじさ
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.7

上品に変態を描かせたら最高な巨匠・パトリス・ルコント・・・
その予告編に恐れをなし、ずっと鑑賞していなかった(髪結いの亭主も)ことを私は・・・
ルコントに土下座して頭を畳に擦り付けて謝らなければ・・・
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.7

ああ、マーク・ウエブ、彼の描く世界はなんと自分にぴったりとくるのだろう。大好き。

モラトリアムに生きている主人公、そこに何の脈絡もなく表れた男性。
親との確執、一人の男性として自信がなく、輝きがない
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

ラブレス・・・
物語はタイトルを雄弁に語るべきだと常々思うけれど、これは・・・
ズビャギンツェフ。
ラブゼロでもいいのはないか?と監督を前に説教したくなるが、頭のいいい彼(監督)のこと、何かしらの意図
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.4

1927年と1977年それぞれの時代を生きる二人・・・
ジュブナイル、うん、そうですね、ただこの二人の共通点はあまりに切ない。
子供が孤独と向き合うとき、それは一番大切な人を失ったとき。
それがどんな
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

大義

大袈裟かもしれませんが、そんな言葉がふと浮かびました。

昨日チャーチル、今日ペンタゴンを見て、世の中を、いや世界を震撼させたり、一国を動かす時の個人の決断力や揺るぎない心とはなんと尊いものか
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

ああ…
ジョー・ライト。
つぐない、もダンケルクでしたが、ジョー・ライト、この時代を描くのが本当に巧み。

英国にとっては、ダンケルク…
勇気ある撤退(ダンケルクを観ておいて本当に良かった)
その舞台
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ゲームかぁ…
しかも、アンジーの後のリメイク…

とテンション低めで観ましたが…

えっ!面白いではないの!
タンクトップ姿で走るアリシアちゃん、飛ぶ、弓を射る。
あの細い体でよく頑張るなぁ…

あと
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.3

ムムッ、こんな話でしたか…

冒頭からのエリザベス・テイラーのあまりの美しさに物語そっちのけで引き込まれ…それが狙いならすごい映画だ…

いや、最後の30分なかったらロック・ハドソン嫌いになるところで
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

美しい家、妻、可愛い子供達、エリート。

最初、息子かな?と思った青年は…
いやー、バリー・コーガン、ダンケルクでも短いながらも印象的でしたが、演技上手い…

ぱっと見、誠実そうに見せておいて、その影
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