もっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

もっちゃん

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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

4.2

人間が自立を目指し生きることの傲慢さ、不健全さ、そもそも誰しもがそんなことはできるワケがないという事実を改めて認識させられる。
そのうえで誰もが取り返しのつかない1個の人である以上、どうやって生きるべ
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XX(2017年製作の映画)

1.0

オムニバス形式で展開されるホラー作品。サクッと観れる苦痛の4作品。オススメしない。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

考えうる最悪のエンドを選択している。ブライアン・ヘルゲランドとイーストウッドがどんな過去と不条理を経験したうえでこの作品を撮ったのかは知らないし、興味もないけどどんな気持ちでこの作品を撮ったのか。
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.3

原作を視聴済み。
実写と区別がほぼつかないほどCGのクオリティが高いので動物や自然を眺めているだけでも満足感があった。

全体的に原作の演出に忠実ではあるが、CGで再現するにはアニメ的な表現になり過ぎ
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.4

みなみ会館の移転後での初鑑賞作品。

空虚な田舎町がマルチェロとシモーネの刹那的な共依存関係に酷くマッチしている。

DOGMANというタイトルがマルチェロのサロン以外に彼の人物像を様々な角度から表現
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダンとミスターガラスが再び合間見えるというだけで脳汁ドバドバ。

自分はこの作品の存在を知ってから三部作の最後として視聴したが、アンブレイカブルからリアルタイムで観てきた人が心底羨ましい。

アンブレ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ミニーの店での腹の探り合いはチェスのルールを知っていたらより楽しめたんだろうなと感じた。

どうしても中盤までのやりすぎなくらいのスローテンポは退屈に感じたが、コーヒーの一件から加速度的に物語に惹き込
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観ていて爽快。
極端で変な人間しかでてこないけど妙にキャラクターに引き込まれる。

特にジュールスに。
人を躊躇い無くバンバン殺すくせに他人の尊厳についてだけは大事に扱う人間だからでしょうか。

追記
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

妻の主張がなにを今さらって感じで邪魔をしていてただのノイズに。
マイケルはマイケルでPart1と比べるとボスが板につきすぎてもう人間とは見えなくなっている。

ソニーのようなキャラクターがPart2で
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

落ち目の俳優をディカプリオが演じてるのが良かった。
退屈な部分は無くクライマックスから終演にかけては特に好き。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

主人公は田舎出の苦学生で奨学金の支援を受けつつエリート校で真面目に学生をやっている。
そこで同学のボンボンの生徒がバカなイタズラを起こしその責任が彼の身にも降りかかることになる。

憔悴しながらも彼は
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

自分に合わなかったら嫌だなーとなんとなく今まで避けていたけど、全くの杞憂で済んだ。

人間ドラマが素晴らしく良いし、とにかくかっこいい。

アル・パチーノをこの作品で初めて知り演技が最高に好みだったけ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.2

ストーリー自体はそこまで好みでは無いが、雰囲気は悪くないしマカヴォイの演技には圧倒される。

アニャ・テイラー=ジョイかわいい。

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

1.5

80年代風のスリラー映画を撮りたいのは分かるが、展開はなんの捻りも無い故に驚くほど先が読めてしまう。

様式美を徹底的に追求した作品と言えなくもないのかもしれない。
しかし、そのフォーマットを現代で使
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

いやゴッホ出んのかいとはなったけど全体的に素敵だなーと素直に感じられたし楽しかった。

個人的にキャシー・ベイツを観れてお得感があった。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.9

ちょっとしたホラー。

聞いていたとおり雨の表現は良かった。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

2.7

どれだけ事実を脚色した作品かは分からないけど、ストーリーはほぼ一本道でドラマも無く退屈。
マークのキャラクターもあれだけドクズに描くならせめて観る側が彼を愛せるようなエピソードが欲しい。

異常に早口
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

88年の映画とは思えない。
世界観がかっこいい。金田かっこいい。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

開始からずっと主人公はマイナスのなかで生きており、最後に掴む希望を得てしてもなおやっとゼロになれただけというどうしようも無いオチが好み。

観ていてキツくなってくるポイントが多々あったが洗練された映像
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127時間(2010年製作の映画)

3.8

この作品を知ったときは、こんなの出オチであとはすぐに退屈になるんじゃないの?と思っていたが、全くそうはならず終始ワクワクしながら鑑賞できた。

普通なら想像し難いあの状況を、視聴者自身が陥ってるような
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スーパーヒーローはあくまでコミックの中だけの存在であり実在しない。
マーブルヒーローの様な分かりやすいヒーローも格好いいし親しみやすさもあるが所詮、彼らは現実世界にはどこにもいない。
しかしこの作品は
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MAMA(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この作品は当作のGIFが流行っていたときにワンシーンだけ見てよくあるB級ホラーなんだろうと思っていたが、いざ視聴すると怪異物の洋画の中では断トツに怖いうえに良作だった。

登場人物とMAMAの行動の全
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アクションや音楽は極上。
ただハリーの記憶が戻るくだりはもっとドラマが欲しかった。
ハリーが復活する手段もお粗末すぎる。
ステイツマンの中に裏切り者がいるという流れも無印と被っているし展開的に邪魔でし
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

民主主義の不完全さと危うさを分かりやすく教えてくれる作品。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.2

映像と演出は流石シャフトとは感じたが、ストーリーについては何も感じられなかった。

中学生のなずなを性的に描きすぎている感じも、多少の嫌悪感があった。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

個人的にオカルト系のホラーは趣味では無いが、この作品は当たり。
家族の人間ドラマを丁寧にみせてくれたので、登場人物に共感出来たところが大きいと感じる。

恐怖演出としては急に音と映像でビックリさせるよ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

昔のカルチャーの押し付けがあまりにしつこく感じた。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

この作品はゴアをフィクションとして楽しめる人間かガチの変態じゃ無いと観るのに厳しいかも。
それほどひとつひとつの殺人とその後の処理が濃厚に表現されている。

殺人衝動に支配され殺しを続けるジャックだが
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

人間がDNAに干渉することが可能となりそれが当たり前に行使されている世界。
出生時にDNA操作された超人を「適正者」
それ以外の者は「非適正者」に分類され、後者は社会から虐げられる。

だが、適正者の
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アフターショック(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールでの泣かせの雰囲気がウケる。
ひとりもそんなテンションでこの映画観てなくない?って。

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