けんちんさんの映画レビュー・感想・評価

けんちん

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

粗暴な映画のようで、人類とは何か、生きるとは何か、死とは何か、を問う面白ろ不思議映画。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

広瀬すずが可愛い。中山美穂も歳を取った。映像美。世界観が幻想的。しかし、内容は重そうで薄いという岩井ワールド。森七菜の演技は光っていた。良い女優になりそうで楽しみ。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

安藤さくらの演技に尽きる。
ラストの「でも、やっぱり本当は弱い女の子なの」的演出は、敢えてなんだろうけど、好みではない。あそこは新井浩文を殴って、大声で走って、翌朝から実家で生まれ変わった自分の日常に
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

過去に戻る必要なんてない。
今、今を生きることが大切。
人生の真理をコミカルにSFチックに描いた作品。ただ、ちょっと長い。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.9

独生独死独去独来。「また、いつでも会える」って錯覚。あの瞬間、あの時はもう来ない。初めての出会い、一緒に寝たことが、その思い出でなかった。
両親が来るから今日はデートできない、って凄い嘘臭い言い訳され
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マッチポイント(2005年製作の映画)

2.8

いたたまれなくて、途中で観るの断念。久々です。途中で止めたの。

セッション(2014年製作の映画)

4.1

登場人物が少ない割に、音楽と演技で魅せる映画。音楽素人の私が心配するのは、あの師弟は一流の音楽家という設定でいいのかしら?それとも、音楽の世界に没入してしまった二流音楽家というオチなのか?どっちなのか>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

2.4

自分の感性が枯れかけてるのか、ストーリーに全く心が動かされなかった。
たしかに映像は美しい。役者も美しい。
だからこそ、逆にキャロルの利己的な生き方が際立ったように感じる。愛がなかったにせよ、妻を愛す
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.6

素性を明かさない殺し屋がターゲットの勤め先のオフィスビルに出入りして、流しのタクシー乗って殺し回るという意味不明な導入以外は素晴らしい雰囲気のある映画。殺し屋の悲哀、極々ありふれた人間のタクシードライ>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.2

詐欺もの、教訓ものにしては、ラストが明るいのがよい。
しかし、あの娘はどこから来た誰なんだというモヤモヤ。
父があそこまで、恋い焦がれるまでになった対象にしては、詐欺集団にちょっと雇われただけです的な
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アウトロー(2012年製作の映画)

2.6

中盤まで静かながら、ドキドキさせる内容で面白かったが、終盤、一気に陳腐な内容に。射撃場のおじいちゃんが、いきなり助っ人で大活躍は、あまりにも適当な展開にがっかり。

リミットレス(2011年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなし。
不幸な結末になるとみせかけて、普通の終わり方。だったら、もっと大成功して終わって欲しかったし、きっかけをつくった最初の奥さんのその後も放りっぱなし。
展開が早すぎて、良いような悪
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

ハッピーエンドなのは良い。
当然、ロージーとアレックスの恋愛話しですが、敢えて父娘の親子愛も内包されていると思いたい。
娘を信じる父がいての、ロージーのハッピーエンド。夫婦は他人ですが、親子は運命共同
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

シックスセンスもそうだけど、作品中の殆どが妄想っていう、大どんでん返しは、あまり面白くない。最初から1人怪しいので...
言うほど、伏線回収が素晴らしいとは思えない。
ケヴィンスペーシーの為の映画で
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

結末は分かりきっていて、しかも3時間あるにも関わらず、小気味好いテンポ感で見飽きることなく、最後まで観ることが出来た。
本当に稼ぐ事を目的に生きる詰まらなさ、まさに獣の道だなと。やはり私達は人間、人と
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.4

四十路に近づき、再視聴。
いやー、こんな良い映画だったかなと。
これは、仕事と家庭を持ってこそ感じ入る映画。
ミランダのカッコいい仕事ぶりには私生活の悩みもあるが、それを振り切る「悪魔」のような強い意
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下妻物語(2004年製作の映画)

2.9

超C級映画として見れば...
牛久大仏をバカにし過ぎ 笑

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まさか大泉洋と常盤貴子のラブストーリーとは思いませんよね...
常盤貴子さんは素晴らしい存在感のある女優さんなので、もっと活躍していただきたいです。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

精神病という設定である必要性が分からないし、躁鬱の表現もイマイチで、思った通りの展開だけど、なんかこういう強がりな女性が好きですということで。

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.0

ロシア語があまり出てこない違和感を除けば、海中の不気味なドキドキ感があって楽しめた

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

持たざる者は支配階級を妬むが、やはり同じ人間、誰にでも悩みがあることを、国王を持ち出すことで分かりやすく表現している。
‘ドクター’と喧嘩別れする、もやのかかった英国の公園が美しい。
静かに鑑賞できた
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愛の渦(2013年製作の映画)

4.0

いやー良い映画じゃないですか。
窪塚洋介、やっぱり存在感のある俳優ですね。どんどん良い作品に出て欲しいです。
前半がちょっと長いかな。
誰もが抱く愛とセックスの関係。何なんだと。それを、高度なギャグに
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

可もなく。
アニメに対する偏見かもしれないが、哲学的にシュール?に描くなら、過去は変わらずミツハも死んだままの方がいいし、生き返るなら、もっと大袈裟にハッピーエンド、再開後、結婚、出産まで絵コンテレベ
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.9

ジャックニコルソンとダイアンキートンの演技に尽きる。これぞ俳優。嫌味もなく大袈裟でもなく、ごく自然に中年の男女の恋愛模様を演じる。
若者には分からない、できない恋愛。カリブの海で30分で悟る、こんな所
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新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

4.0

思ったより面白かった。ただ中年男女の恋にしてはダスティン・ホフマンがおっさん過ぎる。もう少しシュッとしてて不器用で誠実な男がいい。あのおっさんには普通に恋しないだろう。あと、こういう恋愛物はリアリティ>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.6

映画を見て、あらためて視聴。
今となれば脇役まで大変、豪華。役者さんが揃ってます。
リリーフランキーさん、演技がナチュラル過ぎですね。アドリブもかなりあるのではないかという位に自然、ご本人の雰囲気その
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.6

リンカーンという車がアメリカでどういうイメージの車か分からないので、邦題がダサすぎて見る気がしなかったが、評判が良いので鑑賞。
最後のクール過ぎる?呆気ない終わり方までは、派手なアクションもないのにグ
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

4.2

こういう映画が好きです。
ニコラスゲージ、役にはまってます。
正直者だけどヤク中の弟、法に忠実な熱血漢の捜査官、武器商人の主人公。見事な描き方。誰が悪い訳でもない、まさに必要悪、その環境にいれば誰もが
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ケープタウン(2013年製作の映画)

2.0

サスペンス?
出たしのシリアスな雰囲気は、何かの伏線に違いないと思ってドキドキしながら鑑賞。ずっと映像も音楽もドキドキ、これは面白い映画ではないか、ドキドキ。
結果、意味不明な新薬の開発に関わる、現実
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許されざる者(1992年製作の映画)

4.2

さすがイーストウッド。
これぞ映画。
難解な伏線も特になく、社会の普遍的な矛盾、正義、人間を描く。
しかし、そこには作り込まれた世界観、脚本、カメラワークがあり、ストーリーに入り込んでしまう。
時代も
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

ここまで繊細に描かれるとリアルにAIの将来をイメージしてしまう。
人間の感情も脳内の物質によって形成される訳で、それとロボットの感情?の違いなんて本当にない訳で、たまごっちを大切にしている娘も同じよう
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.6

この頃のオダギリジョーと柴咲コウは最高にセクシー。
ゲイ映画?のようだけど、結局はゲイに恋する柴咲コウの失恋映画と思います。
ゲイの老人ホームを舞台に据えたのは、家族愛、親子愛、恋人愛、そんなものは全
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007 スペクター(2015年製作の映画)

1.7

...
四部作、最後ということで期待したのですけど、結局一作目からドンドンつまらなくなってしまいました...

壮大なスケールですけど、最終章ということで、ジェームスボンド像をこれでもか!と描こうとし
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.1

ベニレスマーロの演技が素晴らしい。というか、ベニレスマーロって誰?ということでググってもどうやら余り、国際的な作品には出ていない様子。勿体ない。怯えたような強がる美しさ、絶品。

ただ個人的にはネット
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.2

カジノロワイヤルの良さが逆に引き立つ内容。
マティスの「若い頃は善悪の判断は簡単だ。でも歳を取ると何が善で悪か分からなくなる」という台詞辺りまでは、何か複雑な含蓄のある結末を示唆しているように感じさせ
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