かーくさんの映画レビュー・感想・評価

かーく

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなか映画を観る時間が取れない日々が続いていたのですが、久々に映画館で観られた映画がこれで本当に良かった

銀河のお尋ね者、落ちこぼれとして後ろ指刺されるようなところからスタートした彼ら
泥棒、殺し
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.6

ワインスタインのビッグネームの陰に隠れがちだけれど、私たち観客にとって一番身近で重要なことは「社会の構造(法律、周囲の人々など)が加害者に有利にできている」というセリフに凝縮されている

観ていて一番
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作既読組。

最高でした。
正直よくある昔流行った作品を使ったファン向け映画くらいかな〜と侮ってました。映画館によく行く人ならわかると思いますが、スロー再生と時計の音だけが聞こえる予告だけを何ヶ月も
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

75安楽死という設定はいいけれど、そのきっかけが老人ホーム襲撃事件とそれに端を発した暴行事件の増加というのはいかがなものかと思う
そんな暴力に思いっきり負けた政策を施行してしまっていいのか?そもそも殺
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前は正直「7曲も歌ってどうするんだ」と思っていました
けれど観たらなるほどこれは歌が大事なわけだと納得
歌うことが能力発動の条件であり歌うことでストーリーが進行する作りのため、ただのお披露目会にな
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
野球ではなく野球“部”、部活であることに焦点を置いた作りなのがいい
甲子園を勝ち抜くとか恋愛とかではなくひたすらに部活動の話
人によっては里崎さんのあるある解説がちょっと鬱陶しく感じるかも
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鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだかんだで1作目も2作目も映画館で観てきたので最後まで見届けるつもりで観てきました

まず言いたいのはこれ、もしくは2作目と同レベルのものが最初から出せていたらなあという気持ちです
ひとつの作品と
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.2

夏のちょっとした空き時間にギャグを織り交ぜた軽口の映画を求めてるならぴったりだと思う
ハラハラドキドキな状況はないがサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムの軽妙なやり取りはとても魅力的
またいかにも
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ゴジラもウルトラマンも大した知識を持たずシン・ゴジラにあまりノれなかった身ですが、シン・ゴジラの方が楽しめたなという感想です

シン・ゴジラはゴジラという謎の驚異に対応する現代日本社会を描いているので
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バブル(2022年製作の映画)

3.0

志尊淳さんと広瀬アリスさんの演技が違和感なく(特に叫ぶシーン)感心しました

絵が綺麗なのですが、魅せたい絵を見せるシーンの作画が違いすぎてちょっと浮いてる気がする場面も
ああいう手法はもちろん見たこ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

ギャグのテンポなど合わないところはあったものの、作画特にアクションシーンは流石の一言
また原作ファンが期待するものをしっかり理解したサービスシーンももふんだんに盛り込まれており呪術廻戦が好きなら観て損
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何とも評価の難しい作品
1本の作品としては悪くない
アンティークショップと外との行き来何回やるんだよとかフォーキーの存在感薄いとかいまいちな部分もあって傑作とは言えないがアニメーションは流石の出来だし
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プロメア(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

私には合わなかった
音楽はとても良かったのですが音量が大き過ぎたのか所々キャラの声が聞こえない所があり気が散った
登場人物達の主張がどうも受け入れにくい
特にリオがバーニッシュが火を起こすのは内なる声
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ツインズの不気味さ、地球人とは違う異様さの表現はとても気に入りましたが全体的に薄味でポップコーンムービーとしてもダメな方
エージェントCが最初からそんなに嫌な奴に見えなかったので疑いは持たなかったしハ
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

製作が決定の一報を聞いた時点で思っていたことですが案の定蛇足でしかない作品になってしまったと思います
製作陣はディズニーによる買収がなくとも今作をラストにするつもりだったと語っているようですがとはいえ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

多分この映画を冷静に評価できる日は来ないと思う
少なくともあと11年は経たないと無理
なぜなら自分はMCUファンでMCUを見続け最新作を心待ちにし月日を積み重ねてきたから
ありがとうアベンジャーズ

町田くんの世界(2019年製作の映画)

1.5

ほぼラストまではまぁまぁ予想通りの展開で「なんでこいつら頭の中の思考全部言葉にして垂れ流してるんだろう」と思いつつも普通に鑑賞してたんですけど、ラスト10分の急激なファンタジー展開に度肝を抜かれて何を>>続きを読む

空母いぶき(2019年製作の映画)

2.6

コンビニと記者パート削ってもっと簡潔にしてくれればまだ良かった
特にコンビニパートは日常風景として入れたのかもしれないけどただただテンポを悪くし気持ち悪くてウザい店長を見させられるという、嫌がらせか?
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

なんというか普通につまらない作品でこの退屈さを言語化する方法に悩んでいる
観ている間何度も集中力が途切れそうになった

まず主人公が小学生に見えないのでそこで一旦思考がストップし、物語を見る上で最初か
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待したほどではなかった
アニメーションと融合したかのような衣装とエミリー・ブラントの歌声は見事でしたが肝心の曲が印象に残らないので上映時間の大半を占めるミュージカルシーンがやや退屈
話の流れもとりあ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.3

空飛ぶタイヤより軽めのテイストでだれることなく観られるので今邦画見たい人はこれを選んでおけば間違いないかと
笑えるシーンもあるので予告で感じるほどのくどさはない
ただ主人公の立ち居振る舞いに違和感を覚
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

なんとなく、シャマラン監督は自分のためにこの映画を作ったんじゃないかなと思った
アメコミヒーロー映画が次々と公開され大勢の人がスクリーンの中のヒーロー達に熱狂する今だからこそ自分の想いを形にしたかった
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

話のたたみ方がそれまでの話の進みからすると急だなと思いましたがいいお話でした
ストーリーライン自体はよくある「人は外見だけじゃないよ、自信を持って」というものなので目新しいものはないです
一見コンプレ
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.3

基本会話を聞いているだけで動きは少ないですがなかなか楽しめました
海外婚の招待状を面倒臭いという理由で2度ほど欠席した事があるので冒頭のタイトルから笑ってしまった
ちゃんと出席するだけこの2人は偉い
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
機械の画面上のみで構成されたお話ということで所々見せ方に苦労してるなと感じることもあるけれど、テンポよく話を進め伏線を回収して行く作りは見事
大雨の件は特に感心した
冒頭で古いWindow
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

全体的に薄味かな
アリーは売れ線を半ば強要される事への反発が描かれるのかなと思ったらそれは特になし
グラミー賞取った曲の歌詞やジャクソンからのそれらしいセリフというフリもあったのに
すれ違いからの2人
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しい休日ムービーと思ってみるとがっかりするかも
序盤からラルフとヴァネロペのすれ違いが描かれているしお互いちゃんと蟠りを消化したと言うよりヴァネロペの心は新世界に行ってしまったまま動かず、ラルフが半
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.0

歌は良い
話はまあ生きることってそんなに悪くないよというありがちなものです
ありがちなオチが悪い訳では無いのですが、自殺者が増加する世の中で自殺のための道具専門店を営む一家という特殊な設定の割には平凡
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ホラーにありがちな大きな音で脅かす・急に怪異が大写しという展開がないと聞いて鑑賞
確かにそういった脅かし演出はなくじわじわと真綿で首を締めるように追い詰めていくテイストのホラーでした
お母さんの顔芸が
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来る(2018年製作の映画)

3.2

ホラーと言うより驚かせ要素のある異能バトル
出てくる霊媒師が半人前の小松菜奈を除き皆覚悟完了しており己の役割を全うする様がとにかく格好いい
お気に入りは新幹線に乗ってたおじいさん達
怖さとか芯の通った
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ好きです
正直映画として雑だなと思うところはあります
そもそも予告からしてトム・ハーディは魅力的だけど肝心のヴェノムがなんだか安っぽいな〜と思っていたくらいなので期待値があまり高くなかった
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

役者、衣装、セット、どれも美しく素晴らしいものなのだけどそれだけといった感じ
全体的に山も谷もなく緩い印象
味方がピンチに陥るシーンでは緊迫感ない辺りもそれを際立たせている
印象に残る場面もなくせいぜ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

最後のライブシーンで号泣してしまいました
それはフレディ、ひいてはQueenの歩みへの尊敬や曲それ自体の素晴らしさもありますが、何よりフレディを通して自分の悩みや人生に対する思いを見て心が揺さぶられた
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.3

完全に繋ぎ回といった印象
ハリーポッターシリーズについてそこそこの知識を持っている人なら設定や登場人物の行く末について興味が湧き楽しめると思う
一作品としてのファンタジー映画を求めていったら肩透かしを
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

前作は惑う一般人を冗長なストーリーで延々観させられるだけの映画だったけど今作は面白い
ただタイトルにも著されているように前作と話の展開が180度違うため、前作が好きな人からするとコレジャナイとなってし
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