skm818さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

ちょっとここらの出来事の流れと主要人物復習してから行ったほうが楽しめるような気はするけど、見たいものは見ることができた感じ。物足りないという感想を事前に見たけど、おいらは元からナポレオンってこういう人>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

昔サブカル文化系の界隈でかなりおすすめされてた気がする。それで知って見てみたいと思ってたのよね。主人公イーニドの言動は今見ると1から10までアイタタなんだが、通常それでも最終的にはなんとかなって…とい>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.8

精神病棟から逃げ出した超能力者の女性が犯罪行為に手を染めたりしながらも自由を目指す話。警官や病棟職員が敵になるのは当然として、多くの映画で悪の側に描かれがちな街角にたむろしている若者が皆いいやつでさ。>>続きを読む

蟻の王(2022年製作の映画)

3.8

1960年代のイタリア。同性愛のカップルが引き離されて、年下の方は精神病院に入れられて電気ショックをかけられ、年上の方は教唆罪(表向き同性愛は存在しないことになっていたので)で裁判にかけられる。ひでぇ>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

3.8

星の見える生活を夢見てスペインの田舎に移住してきたフランス人夫妻と彼らに嫌がらせする隣人の話。村はかなり過疎っており、夫妻(というか夫のほうだろうな)の夢は農業で生計立てながら放置されてる廃屋を修繕し>>続きを読む

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

3.7

真珠湾攻撃直前の中国、女優のユージンは上海にやってくる。旧知の演出家の芝居に出演するためだったがそれだけではなく実は…っていう話。登場人物が多く、誰と誰がどう繋がってるのか混乱するが、とりあえず西洋人>>続きを読む

ハネス(2021年製作の映画)

3.7

ツーリング中に事故で昏睡状態に陥った親友ハネスへの罪悪感を抱えながら、彼の回復を待ち続ける若者の話。かなりベタな話を予想していたが、いい意味で裏切られた。登場人物みな味があるし、主人公も落ち込んだり感>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

1920年代にオクラホマのオセージネイションで起きた連続大量殺人事件を題材にしたドラマ。ディカプリオ演じる若者アーネストがおじのヘイルを訪ねて移住してくる。このアーネストってのが正直言ってバカなんだよ>>続きを読む

草原に抱かれて/へその緒(2022年製作の映画)

3.7

都会でミュージシャンやってる男の子が認知症のお母さんに振り回されつつ彼女と共に旅をする話。いわゆる孝行息子の話になるけど、なんといってもモンゴルで、ちょっとこのモンゴル系の人たちの地理感覚というかスケ>>続きを読む

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.8

ちょっと人間関係がごちゃごちゃしていて特に終盤よくわからないんだが、全体として何が起きていたかはわかる。古くからルーマニア人とハンガリー人とドイツ人が共に暮らしてきた村にあるハンガリー人が経営している>>続きを読む

ソウルに帰る(2022年製作の映画)

3.7

赤ちゃんのときに国際養子に出された女性が韓国で実の両親を探す。父親の居所はすぐにわかり会うことになるが、文化の違いもあって居心地の悪い思いしかない。てかこのばあちゃんとお父さん、多分韓国人でもウザがる>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.7

夫が失踪したあとおばちゃんと一緒に親から継いだ銭湯の営業を続けているカナエ。そこに堀と名乗る男が、銭湯組合の紹介を受けて現れ、働かせてくれと言う。堀も加えて3人で銭湯の仕事をこなしつつ、カナエは友人に>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.7

専門家ではないいち主婦の熱意で駐車場からリチャード3世の遺骨が発掘された話の映画化。主人公フィリッパは若い女性が優遇される職場の現状にうんざりしている。ある日息子と行った観劇の会でリチャード3世の劇を>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.7

引きこもり気味の元建築家バーナデットが夫から問題扱いされたことにキレて家出をする。こういう「人間嫌い」というか他人嫌いの人って実はかなり自己中で身近な他人には甘えまくってることが多いんですが、彼女も例>>続きを読む

熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

3.7

助手が訪ねてきたとこと村人たちが談判にきたとこあたり、ガッツリと寝てしまってて、何が問題になっているのかがいまいちわからんのだが、とりあえず村のほうの揉め事は、カップルの写真を撮ったことがまずかったの>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

関東大震災の折に千葉県の福田村で香川県から来た行商の一行が朝鮮人と決めつけられて殺された事件。これよく間違えられたって表現されるけど間違えたんじゃなくて決めつけたんだわな。村長はじめ止めようとした人は>>続きを読む

6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

3.7

絞首刑にされるアイヒマンを焼く焼却炉を作ることになった町工場で働くことになったアラブ人の男の子。アイヒマンが収監されている刑務所の担当刑務官、収容所経験のある警察官。途中しばらく寝てしまったのでわかっ>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.7

前半ちょっと寝てしまった。タイトルとテーマがあまりにも有名だが、今どきのホラー映画のテイストを期待してると肩透かしかなと思う。まず取り憑かれる側にぜんぜん落ち度がない。訳ありの家を買ったとか面白半分に>>続きを読む

君は行く先を知らない(2021年製作の映画)

3.7

レンタカーで荒野を旅する家族。最初はなぜ旅をしてるか分からないが、次第になんとなくわかってくる。家を抵当に入れて資金を捻出し、亡命希望の長男を国境まで送る旅、らしい。全篇にわたり幼い次男が金切り声をあ>>続きを読む

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.7

13歳の少年の一夏の経験。年上女子とどうのこうのって昔からある構図。夜の湖であかりもなしに泳いだり、こどもだけで水遊びしてたり、夜中に大音響で音楽鳴らしてパーティーしたり、10代の男女が同じ部屋で寝泊>>続きを読む

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.7

オーストリア皇后として有名なエリザベートのある一年(といっても9月ごろまでなんだけど)を描いた映画。劇中で演奏されるのがローリングストーンズの曲だったりして、どこまで当時の風俗などの史実に沿ってるかわ>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

3.7

過酷な労働環境ですり減って自殺に追い込まれた女の子と、彼女の自殺の背景を追う女性刑事。前半の過酷な労働環境…コールセンターなんだけど、日本にもこういうとこけっこうあるのかもしれない。海外実習生や障害者>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

3.7

数名の男女の恋愛模様と友情を描いた昔のトレンディドラマみたいな話やな。メインが何なのかよくわからないカルチャー企業が出てきたりしてバブルの頃が懐かしい。基本話は他愛なく、例によって途中で寝てしまったん>>続きを読む

アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

3.6

ギリシャ神話の金羊毛の話の映画化。なぜこれが地球防衛軍と同じ枠なんや?と思ってたけど、なるほど特撮か。まさかあそこで大魔神出てくるとは思わんやん笑。昔の特撮は今のように滑らかに動かないところがかえって>>続きを読む

サントメール ある被告(2022年製作の映画)

3.7

子供を殺した若い女の背景を明らかにしていく社会派映画かと思ってたらちょっと違った。主人公は大学で文学を講じる教師兼作家で、次作の参考にするためサントメールという町で開かれる裁判の傍聴にやってくる。被告>>続きを読む

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

3.7

収容所の幹部に気に入られボクシングで同胞を倒し続けることで生き延びた男のその後。アウシュヴィッツでボクシングをさせられていた人の話、以前も見たことあるけど、別の人の話。つまりナチは娯楽としてずっとユダ>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.7

富士の裾野である日突然謎の山火事、大規模な山津波が起き、怪獣が姿を現す。コンタクトをとってきた地球外生命体ミステリアンは移住のための一部の土地と女性を要求する。話し合いとか言いながら脅迫するというやつ>>続きを読む

遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.7

ノーベル賞作家のピランデッロの遺灰を遺言に従ってローマからシチリアまで運ぶ話。時代は戦後すぐ。特に大きな事件が起きるわけではなくセリフも少ないが、なんとも言えないおかしみと人情味がある。飛行機に搭乗拒>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

一部でやたらと評判いいので見てみた。なかなかの迫力。これ建物に憑いてる悪魔やね。15世紀の手書きの書物がそんな判別可能な形で都合よくそんなところに残ってるか?とは思うけど、その辺は映画だからな。背景に>>続きを読む

ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021年製作の映画)

3.8

オーストリアにドイツが侵攻した日、顧客の情報を渡すように迫られたヨーゼフはそれを拒んでホテルに監禁される。読み書きも会話も封じられた日々が続く中、彼は廃棄本の山から1冊盗んで部屋に持ち帰る。それは今ま>>続きを読む

裸足になって(2022年製作の映画)

3.8

暴漢に襲われて重傷を負い話すこともできなくなったバレリーナが、リハビリの場で出会った仲間とコンテンポラリーダンスで再生していく話。最後のダンスシーンは圧巻。バレエは決まった振り付けを正確に踊ることが求>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

思っていたのとちょっと違った。途中しばらく寝てしまって、肝心の、どうしてレミがキレたのかが全然わからないんだけどさ。でも彼らの関係がおかしくなり始めたきっかけはわかる。単なる好奇心で他人の関係性を詮索>>続きを読む

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

3.8

いやーすごかった。2時間の大河ドラマだった。場所はポーランドのウクライナとの国境近くにある町。ユダヤ人一家が下宿人を置くことになり、ポーランド人の軍人一家とウクライナ人の音楽家一家がやってくる。ウクラ>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.7

途中ちょっと寝てしまって、第2の事件ってのがよくわからんのだが、事情は分かった。殉職した消防士を父に持つ消防士兄弟の話ね。現場に子供を連れて行くとか火事なのにエレベータ使ってるとか、ありえない感じのと>>続きを読む

小説家の映画(2022年製作の映画)

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しばらく執筆していないベテラン作家が久しぶりに旧友に会いおしゃべりをする。前半30分くらい寝てしまう。それからたまたま公園でかねてからファンであった女優に出会って意気投合。女優も最近スクリーンから遠ざ>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.7

かつて軍で拷問に関わりその罪で刑務所入りをしたあと地味なギャンブラーとして生計を立てていた男が、ある出会いからかつての上官への復讐を果たすまでの話。前半ちょっと寝てしまったが、そういうことだよね。地味>>続きを読む