ブルームーンさんの映画レビュー・感想・評価

ブルームーン

ブルームーン

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.8

60歳以上のファッショニスタに声をかけて写真に収め、ブログで紹介していたアリ・セス・コーエン。そんなブログが注目を集めてヴォーグなどにも取り上げられる。本作は彼が発掘した7人のファッショニスタのドキュ>>続きを読む

サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.4

遊び好きと繊細タイプという凸凹なおじさん2人のロードムービー。カリフォルニアの景色が美しい。マイルスとマヤがワインについて語り合う中で、人生とワインを重ね合わせる台詞は素敵だった。終わり方は観る人が想>>続きを読む

マドモアゼルC -ファッションに愛されたミューズ-(2013年製作の映画)

3.6

フランス版「VOGUE」編集長として2001年から10年務めたカリーヌ・ロワトフェルドが新しい雑誌「CR」を創刊するドキュメンタリー。

家族を大切にしながら雑誌創刊に向けて邁進する彼女はカッコいい。
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エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン(2011年製作の映画)

2.8

半年間営業し、半年は休業して新しいレシピの開発をするエル・ブリ。「世界一予約が取れないレストラン」といわれたが、2011年に閉店した伝説的レストランである。

ひたすらいろんな食材をいろんな調理法で試
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

「101匹わんちゃん」のヴィランであるクルエラ・ド・ビルの誕生秘話を、1970年代のロンドンのファッションシーンや音楽を巧みに取り入れて見事にエンターテイメント化している。

ヴィランの誕生秘話だと映
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

もう出演陣の演技力すごすぎ。主演のアンソニー・ホプキンスは本作で史上最高齢(83歳)でのアカデミー主演男優賞を受賞した。ちなみに、本人は受賞すると思っていなくて受賞会場にはおらず、家で寝てたそう。>>続きを読む

ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(2008年製作の映画)

3.2

高級ワインはフランスでしかできないと信じられていた時代、1976年での試飲会で、ワインの産地などは伏せた状態で審査したところ、無名のカリフォルニアワインがフランス勢を押しのけて1位に輝いた。ワイン界に>>続きを読む

世界一美しいボルドーの秘密(2013年製作の映画)

3.4

プリン体が心配なので最近ワインを主に飲んでいるので、ちょっと気になって観てみた。Filmarksの評価は低めだけど、個人的には結構面白かった。ただタイトルと中身がちょっと合致しない気がするのと、ちょっ>>続きを読む

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.9

色彩と生地感を重視するファッションデザイナーのドリス・バン・ノッテンのドキュメンタリー。ベルギー発のモードとして有名な「アントワープの6人」の1人である。

広大な庭を持ち、庭で育てた花を、まるで貴族
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料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命(2014年製作の映画)

3.5

ペルー料理をモダンに解釈し、ペルーの食文化を世界的に著名にした料理人ガストン・アクリオのドキュメンタリー。

ペルー料理は世界三大料理に挙げられることもあるぐらい豊かだという。現地の食文化に黒人、イタ
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ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

3.8

ノーマは英国誌で世界第1位にも選ばれたデンマークのレストランである。北欧の食材のみを使用したユニークな料理で注目を集めた。そんなレストランが本店を休業し、ノーマ・東京を期間限定オープン。日本の食材にこ>>続きを読む

ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.7

英国レストラン誌「世界ベストレストラン50」で、4回も第1位に輝いたデンマークのレストラン「noma」に密着したドキュメンタリー。「noma」はデンマーク語の「nordisk」(北欧の)と「mad」(>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

アカデミー作品賞候補として「ミナリ」と「ノマドランド」が有力視されている。ポスターの感じ的にミナリは大衆映画っぽくて観るのを迷ったが、作家性を重んじる「A24」が製作・配給しているので観てみた。

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99分,世界美味めぐり(2014年製作の映画)

3.3

世界各地の名店に地力で足を運ぶ美食ブロガー5人を追ったドキュメンタリーで、あくまで料理やレストランではなく主題はブロガー。

世界各地の星付きの名店が出てきて旅行気分だったけど、特に専門家でもない美食
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アラン・デュカス 宮廷のレストラン(2017年製作の映画)

3.8

ヴェルサイユ宮殿の中にあるレストランをオープンさせたのは天才料理人アラン・デュカス。世界各地にレストランを持ち、ミュランの星も多数保有する一流料理人だ。世界各地を訪れては新しい味を求めて貪欲に探求して>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

チャドウィック・ボーズマンの最後の主演作。「ブラックパンサー」で高い評価を得た彼だが、癌により43歳の若さでこの世をさっている。

本作はクライムサスペンスの王道。99分と短いが、マンハッタン封鎖から
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マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~(2007年製作の映画)

3.7

マーク・ジェイコブスがルイ・ヴィトンのデザイナーをやっていたときのドキュメンタリー。彼はヴィトンのデザイナーから離れているため、本ドキュメンタリーもレンタルも停止されている。私は中古DVDを購入して視>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

映画好きは必見のドキュメンタリー。とても良いドキュメンタリーです。

映画の音響は1920年代の「トーキー」(映像と音声が同期した映画のこと)に起源があるので、ちょうど100年ぐらいの歴史である。しか
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

ヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞作。ノマドは遊牧民・放浪者の意味だ。会社が閉鎖され、夫にも先立たれた主人公は車に住み、各地を転々として日銭を稼いで放浪する。

自由に生きる人たちというイメージもあるが、
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藁にもすがる獣たち(2020年製作の映画)

3.7

日本の曽根圭介原作のクライムサスペンス。それぞれが藁にもすがるほど追い込まれている。そんな彼らは関係なさそうに見えるが、実は繋がりがあり、話が進むにつれてバラバラのピースがつながっていく。クライムサス>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

評 価 不 能

テレビ版をリアルタイムで観ていて(テレビ版の最終回に困惑した子供時代)、漫画版も持っていたし、映画版も欠かさず見ているが、本作は理解の範疇を超えてて、率直に言って評価不能。逆に数値化
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ティファニー ニューヨーク五番街の秘密(2016年製作の映画)

3.7

ティファニーといえばオードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」でも有名なアメリカの宝飾品ブランドである。あのティファニーブルーはあこがれの的である。本作はそんなティファニーについてのドキュ>>続きを読む

レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.7

オランダの光と闇の画家レンブラントの作品と、作品所有者、美術収集家、政府、美術館などそれを取り巻く関係者の諸相を描いていくドキュメンタリー。これがなんとも面白い。

一番興味深いのは、レンブラントに描
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

爆発事件から大勢の人を救ったにも関わらず、爆弾魔と間違われてFBIの捜査を受けてしまうリチャード。誤報でありながら扇動するマスコミ。彼を信じる母親と弁護士。事件から捜査終結までを非常に丁寧に描いていく>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

アメリカの名作小説の映画版。とても見やすくて、映像も綺麗。ただ時間軸がところどころ変わるので若干混乱。個人的には大御所のメリル・ストリープに、若手はエマ・ワトソン、シアーシャ・ローナン、ティモシー・シ>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

4.2

モダニズム建築の宝庫のコロンバスを舞台に、偶然出会った対照的な男女の恋愛模様を繊細なタッチで描く。

ほんとに映像が綺麗で、モダニズム建築と自然との対比やシンメトリーを意識した構図など観ていて心地よい
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陶王子 2万年の旅(2021年製作の映画)

3.8

「陶王子」というキャラクターが、陶磁器を巡る2万年の歴史を巡るドキュメンタリー映画。ゆったりとしたテンポ感でナレーターもおっとりしていて眠くなるかと思いきや、陶磁器の歴史をとても興味深くみれた。陶磁器>>続きを読む

ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

3.8

NY五番街に居を構える超高級デパートのバーグドルフに迫ったドキュメンタリー。VOGUEの編集長アナ・ウィンターや著名デザイナーのマーク・ジェイコブス、マイケル・コース、カール・ラガー・フェルド、クリス>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.9

LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィト)を率いるアルノーが、ファッション業界で最初に買収したのがディオールだが、ディオールのために親会社ごと買収してしまったというのは有名な話だが、それだけディオールと>>続きを読む

FUNAN フナン(2018年製作の映画)

4.0

年明け初映画は、カンボジアのクメルルージュ政権下における悲劇を描いたアニメーション映画。監督の母親の記憶をベースにしているという。監督は日本アニメの影響でこの道に進み、高畑勲を尊敬しているという。>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

友達におすすめされて鑑賞したが、年末に重い作品を観てしまったが、非常に素晴らしい作品だった。ムンバイ同時多発テロはもう12年前の出来事。当時、ニュースで見たのは覚えているが、こんな凄惨な大規模テロだっ>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

DCエクステンデッド・ユニバースの第9作品目。何気にDCエクステンデッド・ユニバースは初見(笑)。ワンダーウーマンの前作は観ていないが、だいたい想像で補えるレベルの世界観。主人公は超美人だし、戦闘シー>>続きを読む

We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.6

決して素顔を現さなかった伝説のファッションデザイナー、マルタン・マルジェラ。彼の関係者へのインタビューを主にしたドキュメンタリーであるが、ドキュメンタリーというより映像資料として価値がある。ほぼインタ>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.9

大ヒットブロードウェイミュージカルの映画版(NETFLIX製作)。「Glee」や「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」などをてがけたライアン・マーフィー監督、大女優のメリル・ストリープ、ニコール・キ>>続きを読む

ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

3.7

スリリングな写真で話題を集めたドイツ出身の巨匠カメラマンのヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念したドキュメンタリー。エロティックな写真は「ポルノまがい」「女性蔑視」とも批判された。しかし、著名フ>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

全体は静謐で、映像は絵画のように美しい。基本的に自然音だが、祭りでの合唱と、ヴィヴァルディの協奏曲「四季〜夏 第3楽章」が凄まじく鮮烈に印象に残っている。合唱曲は原始主義風ながらモダンな響きだと思った>>続きを読む

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