ブルームーン男爵さんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

少年と自転車(2011年製作の映画)

3.8

少年の内心を思うと切ない。ちなみに、本作は、監督が日本の児童養護施設の話に衝撃を受けたためにつくられたそう。海外では施設で子供を育てることはせず、里親に預けるのが一般的。日本でもっと観られるべき作品だ>>続きを読む

息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.9

ラストを描くためだけに1時間半を費やしている。
テーマは『赦し』。寡黙な映画ながら、深い感動がある名作。

父、帰る(2003年製作の映画)

3.8

意味深。冒頭の父親が寝てるシーンの構図はマンテーニャの描いた『死せるイエス』だったり、キリスト教のモチーフが多い。ただの父子の関係とみるのではなく、神と人ととの関係と捉えると、映画の描きたいことが見え>>続きを読む

ショパン 愛と哀しみの旋律(2002年製作の映画)

2.8

ショパンの生涯を映画で観るには良作だが、いかんせん展開だとか演出があまりに下手過ぎ。