skyblueowlさんの映画レビュー・感想・評価

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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

誰が正しいの?
みんながおかしいの?
自分がおかしいの?
往年のサスペンス映画のような状況は、
認知症だと日常なのだなぁ。

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

Fukaseさんの可愛らしさと狂気が光ってる(褒め言葉)

あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.0

ドラマとは違う世界線だった。
ドラマを先に観ておくのが吉。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

幼い頃はめっちゃ怖かったけど、
今はある程度冷静に鑑賞できる。

4人が親子ではない点が、適度な距離感と「隙」を作っていて絶妙。

全身撥水加工並みに汚れない女性がちょっと気になったけれど、それもまた
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断崖(1941年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

いつの時代もこういう男性っているんだなぁ。

疑心暗鬼な展開で言えば、『ガス燈』の方が好み。

まさかの結婚祝いの品には笑った。

これはハッピーエンドなのか、
バッドエンドなのか…

まだ一波乱もニ
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

フォーカスが、ズレていく…

前半は完璧なコンゲーム
後半は予想外の恋愛要素

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.2

「人生の唐辛子」

どの料理も美味しそう。
この宴にこの料理出す?!
みたいな驚きを共有できる、
フランス料理知識が欲しかった

突然の蛍の光にびっくり

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

良かった。

階段があるところに物語がある、というやつですね。

本作はある意味、街全体が階段化。
そしてソファの上からテーブルの下まで、あらゆるシーンで高低差が徹底されている計算ぶり。

シンプルで
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.2

ともかくマリリンモンローが可愛い。
あざとい…のか?と途中勘繰ったが、
やはり最後まで天然の可愛さだった。

かの有名なスカートふわりシーンは
全身は写らない、という奥ゆかしさ。
エロさを強調したポス
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

精神が安定した日に鑑賞を
二度と見たくはないが名作

“魅惑のチキルーム”に似た
明るさと不気味さと高揚感
もしくは晩年のゴッホ作品
そしてある種の現代アート
お笑いコントとも表裏一体
新感覚のホラー
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

知らないポケモンの名前が出たことに
時の流れと自らの老いを実感しました

PC上で話が進行する斬新さが面白い
中だるみもせず理解しやすいのも◎
今ではリモートドラマも増加したが
コロナ前はかなり先駆的
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.5

ホラー初心者は部屋を明るく
上級者は是非真っ暗で鑑賞を
私はカーテン全開で見ました

美しく怪しく、グロさは皆無
あの“写真”が頭から離れない
終盤の予想外の展開に驚いた

ミッケン君の声が聞けたので
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

我聞さんがポトフを煮込んで
待っててくれる家に住みたい
なんなら鍋の野菜になりたい

容疑者の動機見つけを発端に
各人の傷も共鳴し繋がる真実
心理劇系堤監督作品の中でも
特に洗練されていて良かった
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.3

めちゃめちゃホワイトハウス。
ホワイトハウスめちゃめちゃ。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.3

見た目は本格ミステリ
中身はニューウェーブ
魅力はここのギャップ

ポスターや予告動画が
少々ポップなのが残念

重厚さに包まれるほど
型破りなストーリーが
際立ったと思うのだが

浜辺美波さんは可愛
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

「ボニー&クライドか?」
「いや、ボニー&ボニーだろ」

イヤホンを両耳に突っ込んで
ノリノリしちゃう全ての人へ。

映像と音楽がパチパチハマって
ともかく気持ち良い!
そして甥っ子、可愛すぎ。

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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.0

しまった!かなり序盤で
結末に気づいてしまった

元気な日の鑑賞がお勧め
混沌・混乱・怪しさ満点
ネクタイの柄だけが陽気

観る度に発見がありそう
でもしばらくは…良いや

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

良かった。

でも原作好きとしては
ちょっと物足りなさも

文字・セリフではなく
映像で伝えたいという
制作陣の意志を感じた

多くを語らない映像が
残酷なほどに客観的で
それ故に鮮明さを増す
音の存
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

「キング・オブ・コメディ」への
深い愛と、同じ狂気を感じた

いや、狂ってるのは”彼ら”?
それとも世の中?

負の感情が連鎖して
大きなマイナスへ。
後味は悪いけれど
どことなくオシャレ

そして”
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

のんさんのみずみずしさ
大瀧詠一のすがすがしさ
林遣都のういういしさに
親友同士のギクシャク感

透明と混沌を行き来するような体験
機内のカラフルな浮遊感がたまらん
臼田さんの四次元ポケット化、好き
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ゴールデン・チャイルド(1986年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「トイレットペーパーで縛りやがったのか」

重々しい冒頭から一転
ノリで乗り切った展開
シリアスとコミカルの
ちょうど良いバランス

クレーンゲーム風誘拐
缶の踊り、カオスな夢
葉っぱで食い繋ぐ少年
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.5

あー、面白かった!

國村隼さんの歌声、素敵すぎます!

仕事でモヤモヤしたときにオススメ。

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

ミュージカル苦手な方にもオススメ
シンガー×舞台という演出が絶妙で
突然歌い踊る違和感がほとんどない

挫折も栄光も葛藤も愛も家族も友も
人生のあらゆる要素を凝縮した一本
歌だけでなく服やインテリアも
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「アメリカはやっぱり世界最高の国…」

才能の無駄遣い…いや、
正しい使い方なのかも。

パイロット技術を買われて
CIAや犯罪組織の運び屋に。
札束の雪崩が起きる自宅に
宝石まみれの奥さん、素敵
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卒業(1967年製作の映画)

3.0

こんなにシュールで不埒な話だとは

顔のアップ
極端なズーム
十字架でロック
有名すぎるラスト

エンディング直前で
少し我に返る2人
なんだか不安も感じた

潜水服のシーンが好き

太陽の季節(1956年製作の映画)

2.8

「人間の心をお金で測るもんじゃねぇぞ」

OPのフォントがかわいい
若者はヨットに乗る時代?
女も恋もおもちゃの一つ
裕福な若者の屈折した心

台詞が聞きにくいからか
心の動きがよくわからず
サイコパ
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.0

「黒い羊ってわかる?
 みんなとは違うって意味なの」

シンギュラリティ後の世界で
ロボットと人間の違いは何?
怪我や死、愛、家族の有無?
いやいや、”黒い羊”か否かだ

見所はチャッピーの成長ぶり
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

令和のゴッドファーザー

きっと彼らは優しすぎた
盃前の若者を助けたのも
薬をシノギにしないのも
一途に一人を愛するのも
誰よりも漢を上げていた

彼らは落ちたのではなく
時代につるし上げられた

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ミスト(2007年製作の映画)

3.0

「やるだけはやった
 それだけは確かだ」

世界は霧に覆われていくが
人の本性は鮮明になる皮肉

敵の姿がオモチャっぽくて
逆に臆せず最後まで見れた

本作で学べる災害対策3つ
・倒れそうな枝は切るこ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.4

「厄介なのは知らないことじゃない、
知っていると思い込むことだ」

やさしいリーマンショック入門。
完璧に理解したとは言えないが、
飽きさせない工夫が素晴らしい。
エローいお姉さんが解説したり、
当時
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キッド(1921年製作の映画)

5.0

「ほほえみを誘う映画
たぶん一粒の涙も」

感動!愛と笑いの凝縮
男×子育ての元祖かな?

何よりキッドが可愛い
パンケーキ焼くの上手
夢の国の異質感も好き

愛情も笑いも悲しみも
台詞がなくても伝わ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.0

「ここはどこだろう、
着いてみなきゃわからない」

とにかくチャーミング!
一挙一動考えられた仕草
誰もがご存知のあの格好
お上品で英国紳士な笑い

革靴の食べ方、綺麗すぎ
パンのダンス、上手すぎ
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