空さんの映画レビュー・感想・評価

空

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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.0

単に登場人物の話というだけでなく、自分自身や取り巻く社会に置き換えて考えられることがある。
どのように生きるべきか、それを自分なりに考えられればいいのかなという感想。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

大きな成果をあげる人は逆境を経験しながらも自分を信じ続けている。見てよかった。

インサイド・マン(2006年製作の映画)

4.0

クレバーな刑事に好感しかない。モラリストな強盗もトリッキーで面白い。

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった事件に対して不謹慎かもしれないが、紆余曲折がリアルで見応えがあった。意図的に謎めかせているシーン(最初のカップルの被害者や映画ポスター描いた人など)は、脚色なのだろうか??

スノーデン(2016年製作の映画)

5.0

映画として面白いので、フィクションであってほしいほど。スノーデンが高次元の頭脳にモラルと勇気も併せ持つ、世界にとって超常現象レベルの人物だということがわかった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

異常な殺人鬼の顔面が重量級すぎて、夢に出てきそう。変なエアーガンの攻撃がキモ怖い。保安官の無意味さ、ストーリーの不条理さを楽しむ上級映画。埃っぽいテキサスの生活風景が味わい深い。

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

集中が途切れない構成がすごい。普通に要約したら単純な話なのに、めちゃくちゃ見応えがある。ただ最初の方の子供がどっちなんだか混乱したのと、ちょっと都合よく展開してる点がいくつかあったかな。でもどうでもい>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

不気味な世界観にまんまとやられてしまった一度目の鑑賞から時を経て観てみたが、やっぱりすごい。見てるこっちがパラノイアに陥りそう。

セブン(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングが最高に意味深でかっこいい。異常な犯罪心理を納得させる迫真のキレ芸。ミルズがこの街に越してきた理由とかちゃんと知りたかったけど、全部説明しないから逆にいい雰囲気なのかもしれない。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

どの料理もおいしそう。シェフがまさかのモテ男設定で最初ビビったけど、作品を最後まで観たら納得。ラテンミュージックに合わせたシーンが多くテンポが良い。疲れを癒す休日にぴったりな作品。

NUMBER37 ナンバー37(2018年製作の映画)

4.0

治安の悪さや心情が厳しくて世界の果てを覗いている気分。
浅はかな考えが次々と起こすとんでもない事件には共感も応援もできなかったが、それでもスリリングだった。
南アフリカの言語は英語混じりで興味深い。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.5

前半の目が痛くなるほど明度の高い炎天下のクライムシーンが良かった。会話のなかに個性や癖を盛り込んだタランティーノ演出はレザボア・ドッグスのあの感じ。タランティーノが好演していた奇天烈野郎っぷりも楽しい>>続きを読む

ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光(2019年製作の映画)

4.0

大小様々な事件が勃発する、警察のドキュメンタリーのようなタッチ。一つ一つを深追いしないので軽い消化不良の感じを連続して味わうが、そこに現実感を見出せた。意味深なものはいくつかあったが、本当に追うべきも>>続きを読む

ピースメーカー(1997年製作の映画)

4.0

90年代の良きアクション映画。(列車・車・ヘリコプターを網羅)

ボスニア、ロシアの冒頭部分が非常に闇を孕んでいて、期待感を生んだ。

国ごとの特色や多角的な視点という、一筋縄ではいかない問題を提起し
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