大きな代償を払い孤独を纏いつつ栄光をつかむ話が好きです。テンポが良いし苦悩が描かれないので、あんまり悲痛な感じはしないけど、ぼくにはこれしかないんだと一心不乱に編集作業をするジーンは美しいなあと思いま>>続きを読む
やっと公開。やっと鑑賞。
この作品単体での評価をつけるのが難しい。長い間お疲れ様でした。
ヒロインがレアセドゥでよかった。射し込むひかりに照らされるレアセドゥ、これがミューズ!という気持ちになる。レ>>続きを読む
とうまのた〜んと食いなっせ、すごい好きなんだよな。
お歴々の集まりみたいなやつにいる韓国代表の方、可愛いなと思ったらロマンスは別冊付録のダニでした…
確か映画館でみた。改めてみても、ドラマ版のときのスペックの方が強いのに、話のスケールはドラマ版より大きいというのが違和感。整合性を感じないのだ……
大きな単位でみたときの正義と、小さな単位でみたときの正義って違うよなあと思いながらみた。バザーのおじさんの怒り様をみながら、アメリカ製の銃で息子が死んだと言われても…という気持ちになったけど、個々人の>>続きを読む
厭な感じの映画でも胸糞悪い展開でもなかった。宗教の気持ち悪さが根底にあって、こういうのの怖さって想像はできても実感はできないんだよなあと思いながらみました。無宗教だかんね。
閉鎖的なコミュニティで煮>>続きを読む
東映の任侠映画全然観てない素人でも、東映の波しぶきで始まったらわくわく感が抑えられないよ。昭和の夏を経験したことはないけど、映像の質感・滲む汗・発される怒号に、これってきっと昭和の夏だなと思わされた。>>続きを読む
続編ありきでつくられた?という感じの、前日譚っぽい雰囲気を感じる作品だった。チェウシクがみたくて選んで、チェウシクに満足しました。
この際、謎の追手の正体とかもう気にしないけど、唯一気になるのはなぜは>>続きを読む
予想以上に原作に忠実だった。
この作品のテーマは若い2人の拙い恋、というより"実在しない理想の友人"をつくりあげてしまうこと、だと思っているので、少年が痛みとともに成長する様をみる映画だと感じています>>続きを読む
思ったよりもメロドラマ的青春映画で、でもまったく陳腐ではなく、映画館に観に行ってよかった。
チェンニェンの人物造形がすごく良くて、自分に甘えを許さない姿に、聡明さと気高さを感じた。貧すれば鈍す、はこ>>続きを読む
高校生の頃からキャリーマリガンが好きなのですが、ストーリーとポスタービジュアルを見た時からこの役をキャリーマリガンが?と思ってました。結果、最高でした。復讐の天使を演じるキャリーマリガン。
ところどこ>>続きを読む
念願のコーヒー&シガレッツでした。この可笑しさとやさしさを、コーヒーを飲みながら感じられるように。
静かで穏やかで、みんな幸せだけれどもの悲しさののこるお話。
大戦が終わっても脅威が残っていたハンガリーで、アルドとクララはそれぞれ前に進んでしあわせを掴む。でも時代が違ったら、もしかしたら2人には違う>>続きを読む
淡々とした前半は、連日の仕事疲れが溜まった私にとって試練だったけれど、ちゃんと乗り超えて最後までしっかり観られてよかった。揺らぐことない強固な、作品としての力を感じた。オルフェのエピソードも、途中白い>>続きを読む
毎年なつやすみに観たくなるような、そんな映画だった。
ユーモアの散りばめ方がやり過ぎでなく、でもちゃんと笑えて心地いい。しかも、ほっこり可愛いストーリーで終わらせないラストがいい。すべての夢見るひと>>続きを読む
青春神話が刺さらなかったので、腰が重かったけど、すべりこみでみてよかった…!
初めは『ヒル』(マンガ)みたいな話だなと思っていた(こっちの方がもちろん先)し、シャオカンの孤独を見せつけられるのか?と>>続きを読む
彼女は何から逃げたのか?
観客自身が埋めることのできる余白が、こんなにも心地よいかたちで残っているなんて。
ガミが旧知の友人と会話するシーンがメインで、特別なことは何も起こらない。しかも、ガミ自身の>>続きを読む
クスッと笑えるロードムービーとして身構えずに観る。この作品にはそういう姿勢が似合うのではないかと思いました。いまはまだ、ジャケットをみたときに人種差別を描いた作品なんだろうな、と反射的に思ってしまうけ>>続きを読む
チェウシクが最高だということを認識しました。ストーリーは大味でありつつ、主人公がちゃんと「魔女」な感じはよかった。
主演の子は梨泰院のヒロインだとは知らず。目力すごいし、ずっとリストに放り込んだままの>>続きを読む
湿度の高い台湾の夜景を背景に、刹那的に生きる若者の脆さを描く。畏れ多くもひとことで表すなら、そんな感じの映画でした。そもそも台湾の夜の情景が良いというのがありつつも、登場人物たちの不安や心細さが伝わっ>>続きを読む
若かりし日々が過ぎ去り、それぞれの憂いを抱えてノマドとして生きる人々の姿が、重くずっしりと心にのしかかる。人生の辛酸を舐め、喪失を抱えたとき、私はなにによって癒されうるのか。そういうことを考えながらみ>>続きを読む
特にエヴァに強い思い入れはなくても、ひとつの作品が長く愛され完結することには心動かされるものがあるなと思います。
はじめてみたときから私も歳をとって、登場人物たちのひたむきさに、ただ尊敬の念を感じら>>続きを読む
思ってたより「まとも」なお話の映画で、思ってたよりクスクス笑えて楽しい映画だった。ストーリーはそんなに奇抜じゃないけど、笑いどころがちゃんと笑えるようになっているのがいい。主演2人の会話の掛け合いはも>>続きを読む
小学校の英語の授業でウォレスとグルミット観てた。いまだに好き。
これは確かにマッツミケルセンを拝む映画。魅せるおじさん。なんだけど、途中もはやマッツミケルセンはゾンビで、彼がどこまでも追ってくるタイプのスリラー映画に見えなくもなかったです。
個人的にはラストシーン>>続きを読む
みている間ずっとこわかった。
複数の人間が作り出した機構が、あからさまに人を踏み躙っていく様がこわい。それが恐怖政治や暴力による独裁なら、変な言い方だけど恐怖に納得感がある。自分の利益を守るために、道>>続きを読む
公開当初に人に勧められてたのですが今更。奇を衒いすぎてなく、おもしろい。よい。
どうオチに持っていくのかなとやや心配になりながら見たけど、終わり方も良かった。
この夏は80年代ジュブナイルもの少年ファ>>続きを読む
うつくしいブルーに溢れた映画。空の青も海の青もリュックのブルーも。眩しくてきれい。
社会派ごりごりの映画だと思ってみはじめましたが、もちろん社会的な問題をはらんだストーリー展開ではあるものの、もっと1>>続きを読む
映像美!映画というか映像作品というか…、美しいという言葉で言い表すのを気後するような、ありのままの自然を切り取ったような映像がすごい。酷寒の大地の生命のリアリティという感じ。
レオナルドディカプリオ>>続きを読む
清濁併せ呑む友情の話だと思ってたんですが、想像以上に仔犬に懐かれた成人男性感のある話だった。
ヴェノムがぬるぬる動いてすごいね、技術。
タイトルと作品そのものがすごくマッチしていると感じる作品。パンチドランク・ラブだわ。コメディタッチでところどころ笑える、やや様子のおかしい恋の話。
恋の力でブーストして、L.A.から飛んできた主人公>>続きを読む
はじめてのアニエスヴァルダ。
前半にやたらと何かに写る描写が多いのが気になりました。鏡は割れるシーンもあるだけにもちろん重要なんだろし(やたらめったら鏡あったし)、ショーウィンドウとかに風景が写って>>続きを読む
原作既読でみた分、登場人物たちの感情を想像するための情報は多かったです。概ね原作に忠実だと思ってますが、私が原作で1番好きな部分がカットされておりかなりかなしい。
ケイトウィンスレットの演技がすごい。>>続きを読む
この作品が1942年につくられているのすごい。当時の人と私たちとではこの映画の持つ意味も違ったのではないでしょうか。
実はTENETをみて、ずっとリストに放りっこみっぱなしだったこの映画を観ることに>>続きを読む
私のなかのチャーリーの信用貯金が低すぎていまいち入り込めなかったのですが、美しい!はっぴー!となるだけの映画より深みがあるということなのかもしれません…。1週間で芽生えた兄弟愛はどれほど深いものなのか>>続きを読む