ヨツさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.5

小松菜奈は世界でいちばん可愛いということを再確認した。目が幸せな時間でした。
映画そのものはなんか絞りきれずにあっちこっちした印象があった。3人のぼやぼやした関係性を描くのはとてもいいと思ったけどそれ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

エロティックな美しさに全振りした映画かと思っていたらストーリー部分も楽しくて予想外に観やすいよい映画だった!
ポスターの雰囲気からこってり濃厚で観にくそうと思ってる人に観てほし〜!スカッとするし。クス
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.5

予想の斜め上をいく映画だった。LGBTが登場する映画最近多いし好きだけど、こういう作品も大事だなと感じた。
う〜ん、個人的には演出があまり好みではなかった。3人の関係性がもっとみえたり、1人1人の心情
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

現代の王子様ティモシーシャラメ、ルックスと経歴の掛け合わせがリアルな実在を疑ってしまうレベル。彼の存在と演技で映画が成立しているように感じてしまう。

鑑賞前はバスケッボールダイアリーズ的なドラッグ警
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.8

バッドエデュケーションが割と苦手だったのでなかなか手が伸びなかったトーウトゥハー。個人的にはバッドエデュケーションよりかなりよかった。

わたしはこの映画は愛についての映画ではなく孤独についての映画だ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

集大成ここに見参!という感じ。

ナターシャが推しなんですがホークアイとの闘いのシーン、すごく良かった。彼女の孤独な強さに支えられた暖かい心が見えた。

そしてナターシャの次に推してたトニーは、繊細で
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

悲愴な覚悟をして何かを成し遂げる人は、きっと孤独で、その分美しい。自分が対価を払える人だけが他人に犠牲を強いることができる。でも誰もが自分で対価を払えるわけではないから、彼女は孤独なんだと思う。みんな>>続きを読む

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.6

映画というよりノベルゲー?楽しかったけどそもそもノベルゲーそんなに好きじゃないの忘れてた。
クスッと笑える選択肢があるのがいいですね。ストーリーとしてそんなに好きではないけど、数あるEDのなかでtru
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.6

herと似ているけど、herの方が生々しい。人間の見たくない部分みたいなものを抉り出されてなくて、すごく綺麗な映画だなと思った。
たぶんその違いは、herのヒロインは実体を持たないからだと思う。例えば
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

すごく話題になっていると感じるけど上映館少ないしGWだしのダブルパンチで混み混みだった。満員御礼の映画館なんて久しぶりだった。

原作読み直してないのでぼんやりとした感覚だけど、小説よりテルコの不気味
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.6

トムホ可愛いかて。そしてピーターにぎゃん甘なトニーめちゃ良。子犬に懐かれる犬にしか見えない。ラストシーンとか最高だよ。あと個人的にはスパイダーマンスーツがゴリゴリに拘って作られてるのがツボでした。トニ>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

大味感増し増しだったけど、ロキが好きなのでオールオッケーです。めちゃめちゃお茶目なことになってるロキ。
ソー配下の重鎮とか彼女とかさらっとしてたし、ラグナロクが主題じゃなかったのかとつっこみたくなるよ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.6

あったか〜い家族だ。キャシーもスコットも、キャシーの現パパも。あったかくてほっこりする。好き。FBI捜査官もいい味出してた。
アントマンはおっきくなったりちいさくなったり、動きが面白くて楽しい。車のス
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心と体と(2017年製作の映画)

3.6

潔癖な主人公の影響か、汚れやくもりのない映画だと感じた。生肉加工工場の文字通り生々しい血や肉が映されても、それらの赤と床や壁の白の対比の美しさからか、現実感やグロテスクさを感じなかった。鹿の夢はただひ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

ホラー偏差値高くないと十分に楽しめない気がする。悪魔に詳しくないとそんなに恐くない。むしろところどころクスっとします。
そして悪魔学興味深い!こういうのをのんびり休日に学ぶ大学生でいたかったな。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

10連休、みんなTSUTAYAのお世話になっているのかフルレンばかりなので間をすっ飛ばして見たIW。いやほんとにマイティソー3作目観てから観たかったけども。ロキ好きだもん。
結構本数を重ねてきたので推
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

インセプション強化版だ〜!ガチンコファイトみたいなの見過ぎたので映像の迫力の種類がちょっと違って楽しかった。
ストレンジがヒーローたる所以が成功を求めたからでなく失敗を恐れたからっていう言葉に集約され
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.6

ど迫力戦闘と音楽のコラボが絶妙でよかった!主人公の選択にはいまいち釈然としなかったけど、今回の悪役は結構悪役だった。弱者を救うということは表面的な強さを与えるだけじゃ解決しないもんね。
カジノのシーン
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.8

シリアスだしそれぞれの思想の違いが色濃く出ていて面白かった。あとアクションシーンどんどん複雑になっていってて驚く。絵コンテ?みたいなのどうやって設計するんだろう。すごい。


〜以降ネタバレ含〜
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

トニー・スタークを好きになるアベンジャーズ2作目。不健全な脆さを持っているキャラクター好きなので、ここにきてグッときている。自分が全力を尽くさないことで仲間を失ってしまうかもという恐怖から、どんどこマ>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

3.6

アントマンってアリサイズの男だと思ってたしそういう意味なんだと思うけど、アリと共に戦う男となってて笑った。キャシーめっちゃ好きだわ。ugly!!!って言いながら喜んで受け取るぬいぐるみとか。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.7

マンパワー的戦闘が多いから楽しいねキャプテン・アメリカ。私はナターシャが1番好きです推しです。
フィジカル強めで頭脳派というより肉体派のイメージだけど、割といつも幸薄だしシリアスだし悲壮感漂ってるステ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

フェイズ1から順番に観ていると映像技術の進化に感動してしまう。宇宙戦も惑星の街並みも迫力あってそれだけで観る価値ある。これは劇場で観たら楽しいだろうな。そいえば個人的には惑星の街並みからFF13を思い>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.7

香港ノワール!
人もモノも飛びまくり、血しぶき上がりまくり、撃って撃って撃って撃ちまくる映画だった。はじめはテンポの速さと効果音の入れ方で、もはやちょいコメディよりのマンガやんと思っていたけど、最後ま
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.6

登場するときはいつもどことなく小物感が漂っていたロキがちゃんと終始かっこいいダーク・ワールド。
終盤の戦闘シーンがコミカルで面白いのが個人的にはツボ。ハンマーの使い方を考えるの楽しそうだなと思います。
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

シリーズ最後にして、人間味溢れるアイアイマンもといトニー・スターク。弱ってもうじうじしてやたら仲間に迷惑をかけたりしないのがアメリカンヒーローですね。なんでもかんでも自分で作れる自他共に認める天才なの>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7

フェイズ1の最後にしてやっとMCUを面白く感じてきた!なんかいろいろ大味だけど、これぞアメリカンヒーローという感じ。個人的にはブラックウィドウ単推し。ホークアイもよい。エンドロールが終わった後の映像め>>続きを読む

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.7

初アキ・カウリスマキ監督!
オペラが元になっているとは全く知らず鑑賞。貧しい芸術家たちの友情と恋。
自分にはまだ早い作品だったなとしみじみ。輝かしい時にあっても、哀しみや影にばかり魅力を覚えるような感
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.8

これぞ映像の力。しなやかで優美な踊りが青春時代の煌めきを感じさせる一方で、力強く奮い立たせるような歌からは集団による個の圧倒が伝わってくる。このしこりのような不安と抑えられない青春時代への憧憬がひしひ>>続きを読む

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.8

ホン・サンス監督、好き嫌いが分かれるみたいですが、わたしは好きかも。前にみた『夜の海辺で一人』もそうだったし、この作品にも、終盤に身に染みこんでくるような、秀逸なシーンがある。
ストーリーをみると可愛
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

直接的な表現でなく、じわじわと不穏な空気を作り出していくことが得意すぎないか?ということで聖なる鹿殺しに続いて2作品目の鑑賞。
個人的にはこちらの方が好み。登場人物に親近感を感じさせないカメラワークや
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

静謐で、強い情念を感じる映画だった。誰か1人を強く思う気持ちが直接的な表現によってではなく描かれていて感服。夢に想い人が出てくるとき、自分の思いの強さにゾッとしてしまう。その夢がロマンチックであればあ>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

3.6

雰囲気のいい映画だった!台湾に行きたくなる!
ひたすら台湾の街が可愛いし、ジエの家はゴミ屋敷と言われてるけど雑多な感じがよくて清潔さを保ちつつあんな部屋にしたら素敵だなと感じた。
ストーリーは駆け足感
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.7

この映画をうまく表す言葉を探すとしたらなんだろうと考えていたら悲痛なという形容詞が頭に浮かんだ。必死で、切実で、ひりつくような想いは悲痛さを感じさせる。

同監督のスプリング・フィーバーがとてもよかっ
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.6

結構ベタな青春だけど、直接的な下ネタと爽やかさの融合が上手だし、ラストの展開もベタベタ過ぎずよかった。この作品の前に観たのが僕らの先にある道だったので、なんとなく類似点のある作品を連続で引いたなと感じ>>続きを読む

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

3.6

王道ラブストーリーって王道だからいくらでも名作があるはずと思っても探してみると意外とみつからないってことがよくある。この作品は、痒いところに手が届くようなラブストーリーだった。表現が奇天烈だけど本当に>>続きを読む