こんなヤクザいるかよって白けちゃうところがあったけど、変声期の男子が歌う「紅」の尊さがまぶしい。奇跡の瞬間、第二次性徴。
とか言うとちょっとセクハラみたいで気持ち悪いけどでもこの映画の見どころはそこだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
12才のナヨンは韓国に置いてきたとノラは言ったけど、劇中最後に流した涙はナヨンの涙だったのではないかと想像してしまう。
非常に抑制の効いた大人の恋の物語だった。
その抑制が余計にこちらの感情を掻き立>>続きを読む
待ちに待ったプリシラを観るために予習しておこうと思って観たら面白かった。
かわいそうなエルヴィス。
だけど母親とパートナーには愛されていたのが救いかな。
ほんとにあった怖い話。
トリニティ実験で使用されたプルトニウム原子爆弾のおでましには背中がぞわっとするようなグロテスクさを感じた。実験シーンは怖くて直視できない。(したけど)
原子爆弾は禁断の果実だ。>>続きを読む
夫婦喧嘩は犬も食わないとは言うが何かよからぬものを見てしまうのではないかという不穏さに目が離せない150分だった。来客中あの音量でP.I.M.Pをエンドレスリピートするような旦那だから一世一代の嫌がら>>続きを読む
あまり気が乗らなかったんだけど、神木くんが出てるのならと観に行ったら面白かったです。なんだこれジュラシックパークのT-REXじゃんとか言いたくなってもグッとこらえて、神木くんを見守っていると最後にはハ>>続きを読む
恐怖でいっぱいのアンハッピーな出産シーンから物語がはじまる。薄皮一枚の境界で守られていたのにこんな世の中にひっぱり出されてかわいそうなボー。また不思議な映画体験を経験した。
不思議なことが起こるしみんな狂ってる。
向田邦子の「阿修羅のごとく」の中で良妻賢母だと思っていた3人姉妹の母親が、夫の不倫をきっかけにひとりの女性として苦しんで、ある時に呆気なく死んでしまう。3人姉妹で遺品を整理していたら母親が着物をしまっ>>続きを読む
こわいって!
ファーリー役の男の子どこかで見たことあると思ったらグランツーリスモの主人公だね。
育った環境があまりにも酷すぎた生きのびるのに懸命すぎて善悪を道徳を超えてしまった…。大嫌いな武田鉄矢の「人として」じゃないけど「それでも人しか愛せない」のか。
ただただ弱く非力で悲劇の女性としてだけ>>続きを読む
愉快!痛快!わたしを励ましてくれる最高の作品でした。俳優陣もみなさん最高!
上映時間のせいでぐずぐずと二の足を踏んでいたら年が明けてしまった。ながい〜!2024年元旦。
なにもいいことが起きなそうなライフゴーズオンだけどかわいい犬と好きなひとがいたらいいか。カラオケシーンは望郷の念に駆られる。ロマンを感じる。きらきらした新芽もいつか枯葉となって散る。退色した枯葉もまた>>続きを読む
豪華なコント。ピントがしっかり合っていてちゃんと笑えるが、過去の北野映画にある情緒とか色気は感じられなかった。娯楽映画としてはかなりいい線いってると思う。時代はやっぱり「映え〜」なのか。
俳優陣もとて>>続きを読む
当時、映画批評家のおすぎがこの映画について「そうよ!ブスは街を出なさい!」って言ったこと忘れられない。わたしはこのひと言で勇気をもらったくち。
最初に観たときは彼女たちと同じ歳だったのに40歳になって>>続きを読む
スナックでダンカンが悪女歌ってるシーンがスムーズなテンポで気持ちがいい。出てくる俳優がみんないい顔をしている。
やくざが無邪気に遊んでると泣けてくるのなんでだろう。誰よりも怖いたけしさんが笑うと誰よりもかわいくて悲しい。胸が苦しい好きすぎる。
ずっと観たいと思っていたのに冒頭のシーンから最後までずっと観たことがある映画でびっくりした。
平たく言うと気難しい男がねちねちとなんか言ってる映画だったけど、映画全体には独特の気品がある。How soon is now ?のイントロが流れて標的に照準を合わせるシーンはかっこよすぎてしびれた。そ>>続きを読む
う〜ん…じめじめとした陰鬱な雰囲気につい引き寄せられて最後まで観てしまったけど、思い返すとだいぶ退屈。
スミスがデビューして今年で40周年だそうです。
今月モリッシーのコンサートに行くので関連作品を見ておこうと思って。
スミスのファンだけどあと追いなので、当時スミスがどんな人たちに支持されていたとか知れ>>続きを読む
17歳のときに一緒にこの映画を観た友達のまゆみちゃんは映画が終わった途端に怒りだした。映画の内容に納得がいかないと言ってとても怒っていた。
わたしはわーお洋服がかわいい!とかプロムって行ってみたい!と>>続きを読む
心が満たされない病気のひとたちが出てくる映画。穴が空いてるバケツにいくら水を注いでもらっても満たされることがない。虚しすぎる。それならひとりで生きていくのも悪くない。
木村の父親が田舎のおじさんある>>続きを読む
交通事故にあうのが怖いから外に出ないなんてウッディ・アレンの映画に出てくる強迫神経症の男みたいで可笑しかった。
夜明け前のオフィス
ラストのエレベーターのシーン
いい映画を観た!と思いました。
旅>>続きを読む