imさんの映画レビュー・感想・評価

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第9地区(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エイリアンと人間の共存は可能か不可能か。
エイリアン映画にしては珍しく既に地球に20年住んでいるという設定。ただし争いは絶えず種族間の仲も別に良くない。そんな中で人間からエイリアン化してしまった主人公
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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『明かされるダンブルドアの過去と黒い魔法使いが狙う玉座の行方』
相変わらず魔法ワールドのワクワク感とグラフィック、世界観は最高峰。だけど残念ながら個人的には最後までキャラ達にハマりきれなかった。完全に
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

成り上がる男達と解けていく呪い。
橋の上での邂逅とセッション、そこから周囲を巻き込んでいく2人がひたすらに格好良い。ストーリーというよりほぼ犬王のライブ、アニメーションでここまで演出出来るの凄い。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

生まれた惑星とは違う場所へ取り残される、尚且つ独り。そんな中でも一切諦めずに生きる道へひた走るマークの有志に勇気付けられる。
人類は今当たり前のように宇宙へ行っているけれど、そこに至るまでに様々なトラ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

警察とギャング、2つの派閥に紛れ込むネズミが2匹。主人公それぞれが自分の身分を隠し最後にぶつかるアツさ、エレベーター前でのゴチャゴチャ、最高。
因果応報というか何というか、やはり最低な人間は最低な死に
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.4

好きを貫く大変さと素敵さ。
作品を通してのんの天然的魅力がギュッと詰まっていた。嬉しそうな時の表情が本当に嬉しそうで、見ているだけでハッピーな気持ちを充填出来る。
特別な人間ってそれだけで嫉妬や差別の
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

パソコンの中で繰り広げられるクライムサスペンスと親子の絆。
何もかもが可能なインターネットという広大な世界の中にはハッピーだけじゃ無い部分も沢山含まれている。
他人の事って知ってるようで全然知らない、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

牧場の秘密と雲の中の未知。
途中まではストーリーの起伏が少なくて割と退屈だったけど、エンジェルとホルストが加わっての決起集会から討伐までの流れはワクワクした。
ただ怯えて終わるホラーでは無くて、それに
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

今では誰もが知るエアジョーダンの誕生秘話。
かなりギリギリを攻めていくソニーに対してロブが言った「日曜だけ会える娘が君にはいない」という台詞が1番心に刺さった。
偉大なる成功に大いなるリスクを伴うのは
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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スーパーヒーロー故の勇敢さと孤独さ。
魅力的な主人公と惹かれるヒロイン、とんでもなくアーティスティックな作画とそれを強調させる音楽が合わさればもう最高。
グウェンが夜の街へスイングするシーンとマイルス
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

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天真爛漫少女と心優しい怪物。
子供を怖がらせる仕事から、笑わせる仕事へ変わるのが双方にとってハッピー過ぎるエンドでイイ。
最後がサリーの笑顔で終わるのがほっこり。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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トイストーリー3の終わり方が完璧過ぎたので4を観るのが少し怖かったけど、アニメーションもストーリーも音楽も相変わらず素晴らしくて大満足だった。
ボニーが作り出す命、遊園地とアンティークショップでの大冒
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

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大人になったアンディと闇深い保育園。
絶体絶命の危機に陥るも最後には必ず救われるのがザ・ディズニー映画って感じでいい。
エンドロールでサニーサイドのその後が描かれているお陰で更にこの物語が好きになる。
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

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おもちゃ達の冒険譚リターンズ。
前作ではいがみ合っていたウッディとバズもすっかり相棒に。
自分の過去を知るウッディ、バズ達inオモチャ屋、ザーグ登場、空港での救出劇。
1よりかなり好みなストーリーで今
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

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仲違い、逃走、仲直り。おもちゃ達が繰り広げるドタバタ冒険譚。
シド家のおもちゃと協力して脱出→飛べないバズが空を飛ぶの流れが完璧すぎて最高。
いつか子供が出来た時、家族でまた見返したい。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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今までのコメディ色強めなガーディアンとは違って、全体的にシアリス調で進んでいく今作。
無くなってしまったガモーラの記憶も、仲間を救出する為にいくらでも命を賭けるガーディアンズも、行き場を失った人々も動
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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愛と宇宙のクリスマス。
強いヴィランが出てくる訳でも絶望的な自然現象が起きる訳でも無いのにずっと見ていられるガーディアンズ達の日常。
マンティス、ドラックスを含めたみんながずっと笑っていて欲しい。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.7

光の当たらないチームの挑戦。
スター選手と呼ぶには程遠く、側から見れば素行が悪く実力不足。でもコンピュータのデータでは素晴らしい評価を受けている。そんな選手達をかき集めてチームを作っていくのはとてもワ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

アルコールがもたらす希望と破滅。
歳を重ねるにつれて人生への希望やら活力はどうしても削がれていってしまうのだろうか。お酒を飲めない自分だからこそ、人生への向き合い方を考えさせられた映画。
ワイングラス
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

如何にもな面々が訪れるレストランと徐々に雲行きが怪しくなっていくディナーのコース。美味しそうな料理とは裏腹に静寂な晩餐が段々と狂気へ蝕まれていく。
観る前に想像していたのは「注文の多い料理店」だったん
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.8

宇宙で1番サイテーでサイコーな負け犬チーム。誰1人欠けてはいけない仲間、壮大なスペースアクション、コメディとシリアスの絶妙な塩梅、そして何より素敵な音楽達。醜い部分もあるから良い部分がより際立って見え>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.2

誰もが一度はやった事がある有名人妄想ごっこを、いい歳した男が本気でやっているという違和感。そしてその行動とリアルがだんだんと交差していく気持ち悪さ。
最後は本当に実力で黙らせたのか、それとも獄中の彼の
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

何度も観ているし、何度でも見返せる自分史上最高の映画。最初に観た時は没頭し過ぎていて気付いたらエンドロールと多幸感に包まれていた。
今冷静に見返してみると、J・K・シモンズとマイルズ・テラーの狂気を孕
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.2

酔った勢いで作ったサイトと、そのサイトを作る為に窓へ書いたアルゴリズムから始まった物語。
天才って正直どれだけ性格に難ありでも天才故に許されるみたいな節があるけど、今作はアンドリューガーフィールドの熱
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

どうしても同じ庵野作品であるシンゴジラと比べてしまい、思わずのめり込むという瞬間が訪れないまま観終わってしまった。
ただメフィラス役の山本耕史がハマり役だったのと、エヴァの使徒を感じさせるゼットンのデ
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モービウス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

割と酷評されているけど、爽快感のあるアクションシーンと様々なエフェクトが観ていて面白かったし、何ならストーリーも好みだった。
時には軽口を叩き合うマイケルの親友、時にはモービウスを叩きのめすヴィランと
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

連続的に起こる猟奇的な殺人と、その犯行が迎える結末...。
割と先が読めるストーリー展開ではあったものの、描写のお洒落さやどこで切り取っても格好良いブラッドピットのお陰であっという間に時間が過ぎる。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

人生で1番読み返してる大好きな漫画だからこそ、映画化への大きな期待と不安が入り混じった感情で観に行った。
でもその不安は音楽と共に動き出す湘北のメンバーを見てすぐに吹き飛び、終始みんなが動いているとい
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ボンドルド卿の登場シーンで鳥肌が立つ。ここまで圧倒的に恐怖を感じる敵って素晴らしい。
プルシュカというキャラクターが魅力的だからこそ結末へのやるせ無さが途轍も無く襲い掛かってくるけど、リコ達の冒険はこ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

家庭環境や人種による差別で鬱屈とした日々を送っていたジャベドだけど、ブルーススプリングスティーンという音楽との出会いからみるみる自分を解放していくのが観ていて気持ち良かった。
今の時代はサブスクが主流
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

人間に存在する「希望」というポジティブな気持ちと、その足を引っ張る「欲」というネガティブな気持ちを両方味わう事が出来る映画。欲は必ずしも悪な感情では無いけれど、その気持ちとの付き合い方はとても大切だと>>続きを読む

フェイク(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

潜入捜査官としてマフィアの世界に入ったドニー。レフティとの出会い、そして構成員として様々な経験をする事で徐々に心がマフィア側へと偏っていくのが印象的だった。
FBIに種明かしをされても「ドニーを知らな
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

恋を追っていくうちに深まっていく2人の距離感が心地良い。
「どうして毎晩夜更かししてるの?」
「世界が寝静まればゆっくり考え事が出来る」
生き続けていく限り好きな事も嫌いな物も、思想も夢も変わり続けて
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現代CGの綺麗なゴースト達とフレッシュな新ゴーストバスターズ。
ピンチに駆け付ける旧ゴーストバスターズの面々に鳥肌立っちゃった。
ミニマシュマロマンとフィービーの天パ丸眼鏡、とても可愛い...。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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新たなるドン、マイケルの行く末と過去のビトコルレオーネ。
前作の好青年マイケルの面影はもはや無く、怒りや悲しみの感情が多く混在していた今作は全体的に暗かった。ロバートデニーロが演じる過去のビト編はゴッ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

裏業界のボス、コルレオーネファミリーがどのような人生を歩み、如何にして世代交代をしていくかをじっくり見る事が出来た。
重鎮としてのオーラが溢れ出るドンコルレオーネとそれを支える完璧な右腕、トムの関係性
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