たつかわさんの映画レビュー・感想・評価

たつかわ

たつかわ

30代男性。2017年映画ベスト10
①人生はシネマティック
②沈黙
③ベイビードライバー
④ダニエルブレイク
⑤ハクソーリッジ
⑥幼な子われらに生まれ
⑦ドリーム
⑧ELLE
⑨帝一の國
⑩サーミの血
次点 新感染、シング、彼鳥、女神、ひとりぼっち、夜獣、蜘蛛男、三度目、夜明けの祈り

映画(140)
ドラマ(0)

LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

4.1

「LBJ」は自称である

ベトナム戦争映画を観ると、だれが始めたのかを調べるとジョンソン大統領という名前が出てくる。そのために良いイメージを持っていなかったが、観終わると素晴らしい大統領だと思った。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

壁紙エンド

すべてPC画面の中で起こっており、skypeで電話をしたり、showroom的な生中継映像、自分で撮影した映像など、様々なもので構成された作品であり、そして父が突然消えた娘の行方を追うミ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

手垢のついていない若い俳優たちとクイーン様々

当初、主演はサシャ・バローン・コーエン、脚本は実話ベースの優秀な作品を作ってきたピーター・モーガン。しかし、結局は演者が撮影前、撮影中に監督が変わってし
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

本作はプロデューサーの父親をもとにした作品であり、
監督はアンディーサーキス。映画ファンであれば彼を知らない人はいないだろう。彼は、モーションキャプチャーの第一人者である。姉が重い障害があり、このよう
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.0

大人が観ても響くメッセージがある

舌鋒鋭く、言われた相手が言い返せないような正論を言う、絶対に友達にしたくないし敵にしたくない主人公。そして尊敬する作家には尊敬の念を抱き、近作が駄作の作家には見下し
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

全員悪人

実際に中国で起こった「時間」を利用したカンニングをベースに
監督自身がアクション・スパイ映画が大好きということで、
スリリングなカンニング映画になっている。

昔のスパイ映画の小道具は現在
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.8


大人になっても変わらないこと

5歳のころに誘拐された子供が20数年間に警察に発見された。その間、彼は「ブリグズビーベア」という熊が主人公のスターウォーズぽい子供向け教育番組をみて育った。この作品は
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

レンタルで観ようと思わないほうが良い

2回観ている。
1回目は37分の長回し映像に飽きて寝てしまい、起きた時にはほとんど終わっていた。
2回目はそもそも観る予定はなかったが、大阪弁のおばちゃんプロデ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6


前作「ハッピーアワー」は6時間という長時間もさることながら、
料金は3回分ということで、観ていません。

本作は観ている人を考えさせる余白を持つ作品で、ラストのセリフはもちろん、主人公二人が土手を走
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.4

全人類が観るべき作品

私は予告編は全く見ない、そしてあらすじをサラッと確認する程度で観ている人間ですが、本作については前半から裁判シーン連続で言葉の応酬が続きますので、以下の2点は知っておいたほうが
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輝ける人生(2017年製作の映画)

4.0

倦怠期の老夫婦は観てはいけない作品

勲章をもらうような自慢の夫(結婚35年)が
まさかの勲章授与後のパーティで
5年の不倫相手とキスをしていたところを
目撃してしまった奥さんが主人公の作品です。
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.1

軍事政権下にあり、翌年にはオリンピックが開催される韓国が民主化される闘争を描いている。

同じ時期の1988年チリの独裁軍事政権下で行われた民主的な選挙において、野党側に立ち、テレビの選挙広告を考える
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0

モザイク

時々、モザイクで全く意味が変わってしまう作品がある。
例えば、スウェーデン映画でアメリカでリメイクされた「ぼくのエリ 200歳の少女」がそうだった。

本作は、前半の一部以外は基本的にはゲ
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

昨年、個人的に「幸せなひとりぼっち」、「サーミの血」、「きっと、いい日が待っている」といったスウェーデンやデンマークの映画の良作が多い年だったが、今年始めて北欧映画を観た。タイトルの二人は知らないし、>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

とにかく見終わった後の高揚感がとても高い。バイク、ヘリ、ジャンプは本当に素晴らしい。メイキングがyoutubeに上がっているのを知ると、食い入るように見てしまった。

しかし、あれから数週間が経過し、
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フジコ・ヘミングの時間(2017年製作の映画)

3.8

この人のことを全く知らない自分でも飽きることなく観ることができました。
そもそも代表曲があるわけではなく、なぜ有名なのか知らなかったが、
そのようなことはどうでもよく、彼女の生き方そのものが作品です。
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

2.5

スターリン自体がレーニンの葬式をきっかけに後を継いだことを知っているので、かなり興味を持って観た。本作はブラックコメディという紹介をされているが、実際は前半はコメディ、後半はブラックボックスの中で後継>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

魔法は解ける

本作は、是枝監督作品「誰も知らない」を参考にしている。

誰も住んでいない一軒屋が沢山あるなかで、「マジックキングダム」というモーテルに主人公家族(母子家庭)は住んでいる。アンドリュー
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.5

関東大震災、大正末期から昭和初めにかけての昭和恐慌や大凶作により、女性の身売りが起こる。そして大正デモクラシーによって普通選挙法が制定(アメ)された一方で、治安維持法が制定(ムチ)されたそんな時代。>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.4

バリー・コーガン

自身が心臓外科医、立派な家、美人の妻と素晴らしい子供たちを持つ完璧な主人公に、意味ありげな少年がつきまとうところから始まる。

監督が、本作で描きたかったことは、正義と報復、信念、
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.9

ディザスタームービーではない、人間ドラマだ

ヤク中でどうしようもない若者(マイルズ・テラー)に突然子供ができたために、森林消防隊員に就職。体育会系の集団の中で成長していく話。その状況のために当初は奥
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花咲くころ(2013年製作の映画)

3.9

愛は、後からついてくる

物語の舞台はソビエト連邦が崩壊して独立直後に内戦が起こり、一度は収まったものの、数か月後にはまた戦争が起きようとしている時期のジョージアの首都トビリシ。

配給でパンを求める
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天命の城(2017年製作の映画)

3.5

韓国で映画化しただけでも、偉い

16世紀までは、明王朝が親、満州を勢力化にしていた金(後の清)が兄、李氏朝鮮が弟の関係であった。しかし、秀吉の朝鮮出兵などによる財政破たんや宦官の専横や党派闘争などに
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ゆずりは(2017年製作の映画)

4.0

寄り添う

物まね芸人のコロッケが主演、葬儀屋のとても真面目な部長役を演じています。コロッケは顔の筋肉を大きく使うことにより物まねをしていますが、本作では自慢の頬肉を全く動かさないことで、笑わせること
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.8

ちょっと古いのが、マイナス

シリアのラッカに暮らす、市民たちが町の凄惨は現状を世界に伝えるために結成した市民ジャーナリスト「RBSS」(Raqqa is Being Slaughtered Sile
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.5

監督のチャン・フンは前作「高地戦」で、朝鮮戦争の休戦直前での南北朝鮮の国境にあるエロック高地を北と南がその場所を取り合う中で、お互いを少しだけ知ることになる。そして休戦協定へ....そのあとは是非見て>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

再生

(少しネタバレ)

昨年公開の「帝一の國」の監督の次作ということで観ました。
橘あきらを演じる小松菜奈はとても美人にも見えたり、不細工に見えるたり、シーンによって表情が様々な変わる八面六臂の顔
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

世界の縮図

 前作「グランド・ブダペスト・ホテル」ではミニチュアが駆使されたが、この監督はCGを好まない。今回は1000体を超える人形を使い、15万枚近い静止画を撮影したストップモーションアニメです
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.2

予告やCMを観る限り、怪獣が暴れまわるし、ドウェイン・ジョンソンも暴れるという雰囲気で、それはそれで間違っていないのだが、一点だけ追加するとセス・ローゲンが作りそうなブロマンス映画であるということだ。>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2


東映実録路線を意識した白石監督作品

映画が始まって、「仁義なき戦い」の大友のような風貌をした男が人間の指を切り落としたり、シーンとシーンの間に独特のナレーションそして懐かしい東映マークが入るなど、
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

環境と出会い

最も多くの放送禁止用語が発声された映画としてギネスに認定された作品は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」だ。その作品でディカプリオの奥さん役を演じ、ヌードになったり、ヒールでディカプリ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

世界観

LGBT作品には、抵抗や差別といった外側からの攻撃が必ずある。例えば2000年以降はアカデミー賞をにぎわした「ブロックバックマウンテン」、「ミルク」、「ムーンライト」そして今年の外国語映画賞
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.2

昔の日本映画のような繊細さ

山田監督の前作「聲の形」を観てから京アニという存在を知った人間であり、テレビシリーズ「響け! ユーフォニアム」の存在は、本作を観てから知りました。

青年期の女子高生の感
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

恋愛は難しい

「ホワイト・ゴッド」という犬版猿の惑星で、食肉加工工場での牛の解体シーンから始まったが、本作でも同じようなシーンが最初に入ってくる。ホワイトゴッドではあまり意味のないシーンではあったが
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.9

インド映画界の至宝ことアミールカーン演じるマハヴィルはレスリングでメダルをとれなかった後悔を胸に秘める男で、息子に願いを託すとやる気満々。しかし、子供はすべて女の子。諦めて過ごしていたのだが、ある日を>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

「孤独」と「一人暮らし」は違う

映画は始まると「harry dean stanton is lucky」と黄色で書かれた字が
どーんとデカデカと画面に映る。

本作は、ハリーの出演作と私生活をベース
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