theoryさんの映画レビュー・感想・評価

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カランコエの花(2016年製作の映画)

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理解できないもの、自分の中にないものを遠ざけたくなったり、理解しようともがいたりするけれど、理解できないそのままを受け入れることも大切だと感じた。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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原作・脚本・監督井上雄彦。
随所にこだわりを感じる作品。画角や音響、漫画では出来ない映画ならではの表現もあって、本当に素晴らしかった。主題歌のthe birthday、エンディングの10feetもとて
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⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)

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五本の短編オムニバス。若手の監督から五人を選出したらしい。もともとは香港の「十年」という作品から他の国でも同名の作品をつくろうという共同制作の企画。

「DATA」津野愛・監督
「美しき国」石川慶・監
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

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社会問題を扱った映画。それゆえに日本人にはピンと来ない部分もあったのかもしれない。ラストはズルい気もするが、それをやられたら泣けちゃうよ。

ラストは実の子どもを見て、血の繋がりよりも大切なものの幸せ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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映画館で観る大切さに改めて気づかされた作品。小川が流れる音、鳥のさえずり、筆で紙が擦れる音。家で生活音に囲まれた状況では、感じられるものが違う。

日本の伝統文化のひとつである水墨画を通して、生と死、
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

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人と自然の絶対的な関係。受け入れざるを得ない運命。自然の理不尽さ。遺されたものの想い。

さまざまな社会問題も織り込まれていて、少し複雑ではあるけれど、ひとつひとつ紐解きながら考えさせられる映画。
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8番目の男(2018年製作の映画)

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配信終了駆け込み視聴。
何の気なしに観たけれど、面白かった。
民主主義のこと、組織で起こる上ばかりを気にする性分のこと、家族の想い。

韓国映画もやドラマもいくつか見るようになって、役者の顔も少しずつ
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メランコリック(2018年製作の映画)

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作品を通して問われている、人生とは幸せとは何か。それは、もちろん学歴でも、職業でもなく、些細な喜びを幸せと感じることが出来るかどうかなのかもしれない。

生きちゃった(2020年製作の映画)

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最後のシーンのためにある作品。

鶴見辰吾、毎熊克哉、北村有起哉。脇を固めるクズな役が太賀の役をさらに引き立てる。

レ・ロマネスクも良かったな。若葉竜也も相変わらずいいなぁ。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

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Netflix配信終了駆け込み視聴。
時は金なり。いや、実は金よりも重要なのではないかと思わせる作品。持てるものと持たざるものとの問題も浮き彫りに。社会を風刺するような内容と時間に追われる切迫感で最後
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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バットマンがカッコいいなぁ。
脇を固める役者も素晴らしい。フォックス、ゴードン、ウィリアムズ。派手なアクションだけではなく、映画に深みや重みが出ているような気がする。

綺麗事ではあるかもしれないけれ
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

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老人が子どもの手をひく絵画の説明。誇示よりも謙遜。クルクル回る椅子が静かに止まる描写。

美術商としてのラストディールは上手くはいかなかったけど、人生のラストディールはまずまずなのかな。

分かってい
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

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配信終了駆け込み視聴。
重たいテーマをリアリティをもって、軽妙に表現するこの手の作品は好きだなぁ。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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岡崎京子原作の作品。久しぶりにみる行定作品。なんの前情報もなかったのもあって、なかなか難解だった。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

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序盤はドラマと映画の違いってなんだろう?と思いながら観てたけど、後半の漫画にはないアクションシーンが圧巻だった。

ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

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メインキャストの二人が好きで見た映画。

冒頭は良くも悪くもB級娯楽映画だと思い、流し見でも大丈夫かな?ぐらいに思ってたけど、後半からは成田凌の演技に引き込まれるように見入ってしまった。

環境に身を
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流浪の月(2022年製作の映画)

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広瀬すずも松坂桃李も子役の白鳥玉希も良かったなー。内田也哉子の存在感も。


人と繋がるということは、ときにお互いの感情をぶつけ合うということ。どうしたって、迷惑をかけたり、自分の価値観を相手に突きつ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

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Netflix駆け込み視聴。

ただただ宮沢りえの演技に脱帽。銭湯に代表される昭和の世界観や価値観に溢れた作品。
脇を固める役者、オダギリジョーや杉咲花も役っとマッチしていてよかった。

昭和にあった
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

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Netflix駆け込み視聴。
後半になるまでインファナルアフェアのリメイクだとは気がつかなかった(笑)。もちろん、話の展開にも力があるんだけど、豪華な役者の演技が最後まで飽きさせない。

個人的には大
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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それぞれの役に随時感情移入してしまい、あまり冷静には観られなかった。話の展開、韓国映画の雰囲気、役者の表情の演技、カメラワーク、どの部分にも違和感がなく世界に入り込めた。
ただ、感情が揺さぶられっぱな
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CURE キュア(1997年製作の映画)

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配信終了駆け込み視聴。
どこまでもわかり合えないという人の性。自分ですらも理解できない。犯罪者を通して浮き彫りにされる自分自身。個人的にはスッキリしない感じも含めて好きなタイプの作品。

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