theoryさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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仮想空間を語る際に、匿名性の危うさや効率の良さが取り上げられることが多いけど、この映画を観て、ネットでの実名の可能性や、音楽のようなグルーヴ感の共有など考えさせられることがあった。

こういったリアル
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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なぜかはわからないけれど、昭和を感じるアニメ映画。世代の僕には、しつくりきて落ち着いて淡々と観られた印象。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

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あまりに厳しい現実の前に、おとぎ話のような魔法の世界が対比する。

美しくも奇妙な魔法の世界感がいい。現実世界の象徴である義父の死とともに、魔法の世界もまた終わる。

そこにある意味までは、一回では辿
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第9地区(2009年製作の映画)

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エイリアンを題材にしたファンタジーな作品ではあるけれど、排他的な差別などは現代社会にも通ずるものがあると感じた。

軽いノリの主人公が翻弄されていく様も面白かった。

コンタクト(1997年製作の映画)

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25年前の作品ということを感じさせない映画。
カタチあるものとカタチのないもの。何を信じて、何を信じないのか。それによって、感じ方や物の見え方が変わってくること。

観て良かったと思える名作。

セッション(2014年製作の映画)

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いまの日本では全く受け入れられないような師弟関係。でも、おそらく昭和まではたくさんあったであろう関係。

もちろん、相手を傷つけたり尊厳を奪ってはいけない。でも、グッジョブ!では見えない世界があるのも
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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歳をとるにつれて考えるようになった死について。人は死が近づくにつれて何を思うのだろうか。死を意識することで、また輝き始める生についてもよく描かれていた。
生きるとは、死ぬとは、人生とは。そんなことを考
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音楽(2019年製作の映画)

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音楽のグルーブを表現したアニメ。無骨な雰囲気から感じられるものがあった。岡村靖幸が出ていたことにビックリ!

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

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charaで完全にもっていかれたなぁ。
なんか最近はこういう懐かしい雰囲気の映画、よく見るなぁ年齢とったということか。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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大好きなアニメ。劇場版も素晴らしかった。

人の想いと想いが交差して、自然と感情移入してしまう。社会で失われつつあるものを見事に表現している。背景などの描写も美しい。

永い言い訳(2016年製作の映画)

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まだはっきりと言語化できないけど、負の感情に揺さぶられながら、随所に他者と関わりながら生きていかなければならない人の業のようなものを感じざるを得ない。もう一度ゆっくり味わいたい映画。

みかんの丘(2013年製作の映画)

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人を信じたくなるような映画。
国家は本当に必要なのか、なぜ争わなければならないのか、考えてしまう。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

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なんだろう。面白かったんだけど、何が面白かったのか、自分でも整理できていない。

概念を奪う。
愛の概念。
愛のカタチ。

よくわからないけれど、面白かった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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ストーリーに乗って一気に観て感動した。映画館で観ると、さらに良い演出があってそれも良かった。

言語の限界や、それを超えて伝わるもの。なにが自由で、なにが不自由のなのか。ありのままを受け入れる愛のカタ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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3時間飽きなく見せる展開と見せ方?が素晴らしかった。そして、後半で内面にグッと迫る。

人の弱さ。自分よりも他人を愛せるのかという問い。僕らは社会的な生きものだから、バーバルでもノンバーバルでも、コミ
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私の男(2013年製作の映画)

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難解だった。浅野忠信の表情、二階堂ふみの演技が素晴らしかった。

原作も読んでみたいと思った。

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

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見応えのある映画。こういう性愛ものを、いまの日本社会でどれくらい受け入れられるのか、とても興味がある。現実と非現実、ハレとケにも繋がるものがあると個人的には思っているこの手のタイプの話は、とても重要だ>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

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好きなタイプの映画。オダギリ・ジョーも蒼井優も素敵だった。函館弁も僕には心地よかった。

それにしてもどうして、男はああいう自分に非があるように見せかけて、非がないような態度をとるのか。胸が痛い(笑)
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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あまり、集中して観られなかったけど、アイナ・ジ・エンドのポーシャも稲葉も良かった。

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

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少しずつ主人公の人となりご見えてくる展開に引き込まれる。晩年の夫婦の心情を赤裸々に描くことで、人とは、愛とは、と自然と考えさせられる。

人と人との関係は、理屈だけでは語れない。自分自身を完璧にコント
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

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鹿児島テレビ制作のドキュメンタリー。日本の宿痾とも言える同調圧力の問題を取り上げながら、松元ヒロという芸人の人柄にも触れた作品。社会風刺とは一種の毒であり薬でもある。
誰も傷つけない笑いもあって良いし
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苦役列車(2012年製作の映画)

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こんな役を完璧に演じ切れる森山未來はすごい。出口の見えないループの中でもがき、欲にそのはけ口を求めるさまに考えさせられる。人の暖かさや温もりが生きていく上で重要だなと思う。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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タランティーノって自分も出るんだ?全然知らなかった。個人的にヤクザ映画の方がハマるのは、文化的背景を知らないからかな?