theoryさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

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福島を通して、人の醜さや愚かさが浮き上がってくるような映画。生と性の密接な関係なども含めて、人がどうしようもなく人だということを考えさせられる。

瀧内公美の演技が素晴らしかった。

横道世之介(2013年製作の映画)

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高良健吾が素晴らしい。
ただただ、世之介の生き様を綴る映画。何か特別なストーリーとか問題提起とかがあるわけではなく、昭和の日本を伸びやかに生きている大学生の話。なのに2時間40分飽きずに観られるのは、
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

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なんじゃこりゃ⁉︎(笑)
豪華キャストを揃えて、みんなでふざけてるようなエンターテイメント。個人的には結構笑えたので満足。
アンダーグラウンドな大学演劇部の講演を観てるような感覚だった。
もしかしたら
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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俳優陣がこぞって出たがる理由も納得。二作目も一作目に違わず、極道エンターテイメント。今回は国籍に関わる排他的な問題も絡めて、そこにヤクザの社会的な位置付けや役割の問題も。

現代には、この昭和的な問題
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

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ものごとをステレオタイプに判断することで生まれる偏見や差別。全ては自分の行いによる輪廻と懺悔してしまう心性。色々考えさせられる良い映画だった。

劇中に出てくる古き良きイングランドのクラブハウスが良か
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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔(2019年製作の映画)

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この時代を生きていたのに、細かいことはあまり知らなかったんだということに気づいた。もしも、バルセロナで怪我をしていなかったら、もしも移籍先がナポリじゃなかったら、もしも90年のW杯がイタリア開催じゃな>>続きを読む

蹴る(2018年製作の映画)

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彼らと僕らは何が違うのか、何も違わないのではないだろうか。でも、僕らが同じだと言ってはいけないのではないだろうか。そもそも、僕らはみんな同じなのだろうか。

電動車椅子サッカーに真摯に取り組むその姿に
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

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 言葉にするのが難しい。
 愛と性は密接で、決してきれいで崇高なものではないと思える。生々しくて、醜くて、みっともない。湧き上がるものであり、制御することのできないもの。だからこそ価値があり、失っては
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

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う〜ん、壮大なスケールの話を矮小ににまとめた感がある。映画じゃなくてドラマの方がしっくりくるかな?というのご個人的な感想。

この演出はやっぱりムロツヨシ、佐藤二郎、賀来賢人に一日の長あり。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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この曲、マシュマロマンのデザイン、そしてこの年代のアメリカの雰囲気。すべてが懐かしくて落ち着く。そして吹き替えが記憶の中でしっくりくる。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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女性の想いが随所に垣間見える映画。男性には、その全てを理解することは出来ないのだろうけれど、後半は胸を打たれるシーンが多かった。

ティモシーが存在感ある。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

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僕でも知ってる香港のスターが目白押し。
日本版のドラマがあったような……ダブルフェイスかな?

空白(2021年製作の映画)

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様々な人たちの心の弱さや醜さを扱った映画。人間誰しもそんなに綺麗には生きられないよなぁと思う。

藤原季節、最近よく観る。良い演技。好きな俳優の一人。

罪の声(2020年製作の映画)

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グリコ森永をモチーフにしてるんだ。もはや、それも知らない人が多くなっているんだよなぁ、きっと。

若葉竜也ここにも出てた。

岸辺の旅(2015年製作の映画)

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生と死、愛と執着、生きること、人間の存在そのもの。ゆったりと流れる時間の中で、テーマについてもゆっくりと考えさせられる。

賛否はあるだろうし、決して万人に薦められる映画ではないけれど、とても好きな映
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街の上で(2019年製作の映画)

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好きなタイプの群像劇。自然体のやりとりが心地よい。そんな中にも、恋愛における心の機微が描かれていて良かった。

役者の演技が光って見えるのは、演出の妙なのか、演技力なのか興味深い。若葉竜也も成田凌も中
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

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ただただ笑って楽しく観れる。三が日あたりには、ちょうど良いと思う。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

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デタラメな社会に対するアンチテーゼ。いまの日本にはとても必要な視点だと思う。他の国でも似たようなことが起きているのかと思うと興味深い。

ただ、全てにおいてハッピーエンドになっていることで、少し偏って
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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2時間半があっという間に過ぎていった。序盤は、分からないことが多かったけど、次第に謎が解けていく。

過去や時間軸を考える中で、自分に置き換えて考えられる問いも浮かぶ。

もういっかい、しっかり見たい
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

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とても好きな日本映画だった。すっとストーリーに入っていけて、その中に問題提起があって、役者の演技が素晴らしい。

本物とは何か、真実とは何かを考えさせられる映画。鶴瓶の演技も、瑛太、余貴美子、香川照之
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