奇跡の予兆さえ乞うような印象的な終わり。ここから理不尽な線引して手帳を交付してくれない未来に繋がるんだな
気力が満ちてから宵の明星を見上げるまで、坂本九の歌詞そのままの幸せ。梶芽衣子の漏れ出るような芝居も良かった
老いらく週間⑪ 終
セラピーか、はたまた再生の儀式か。
天国に着いてまずチョコなめてるの面白い
老いらく週間⑩
家族としての関係と、介護者としての役割の狭間で削られ続ける。症状を自覚する事の難しさが視覚的に理解できる。アンはこの映画を観られないけど、いくつも感情を抱えて介護してる観客をちょっと>>続きを読む
老いらく週間⑨
ヤング利重剛への信頼がすごい。執拗におもちゃにされる殿山泰司のイノセント爺ぷり
老いらく週間⑧
朝グラスから入れ歯を取り出し、そのグラスの水で整髪するチンさん。間の詰め方が難しいと語る92歳の新人俳優
老いらく週間⑤
終盤ナツイチ感が出てくるまで、かなり引き込まれて観た。一見無関係なカットばかりまぶたの裏に焼き付く
案山子といちゃついて「人妻よ!」が良かった。ミアゴスの影に隠れてるけど、強権お母さん役のタンディライトがいい仕事していた
老いらく週間③
積み上げてきたマチズモを、自ら解体し続けるイーストウッド。次で引退とのこと。すんごい気力
学校の講堂で観せても何の問題もない良作。誤った前提に立ってジャッジする人間にはなりたくない
老いらく週間②
浅丘ルリ子と人喰い熊のマッチアップ。年齢を重ねた女優は仕事が回って来ない理不尽と姥捨山を重ね見る
Into the wildに続きエディヴェダーの音楽は良かったのだけど、あまりに救いのない寅さんで苦しい
ちびまる子ちゃんで、寝てる間にコタツから布団へ運ばれて極楽みたいなエピソードがあったと思うが、さながらそれの地獄編
デザインアレンジは禁忌だった説は、さもありなん。でも全国的な傾向なので、禁忌土器カチワリ衆みたいなのが各地にいたとしたら縄文がこわい
ジョーンズさんのアトラクティブさが脚本以上にサスペンスを呼び込んでる気がしてならない。そこは原作を確認してみたい
くっきり80年代演出。ちょっとコマンドー感じた。渋谷の急発展を願った人間がいる
海物語をラッセンに描かせたような軽薄なエグさあった。カメラがグリグリ動く快楽はある
事実というのは歪なものだな。その歪なピースが過去作品の隙間を埋めてくれたり、くれなかったり。ジョンフォードがリンチの磁場に飲み込まれる怪奇シーンも