結局カレーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

結局カレー

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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.7

あぁこの主人公に共感できない人間でありたかったなぁ。別に鬱でも過眠症でもないんだけどなんでこんなに他人事として割り切って見れないのか。起きてすぐ見る目覚まし時計が、バイト先で割ったグラスが、何か覚えが>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

この作品はなんだか「見とかないと!」と思い1年半ぶりの映画館。やっぱ映画館すき。

この話ただまっすぐな男が社会復帰を試みるも冷たい社会の壁とぶつかって優しい人たちに助けてもらって「あぁ素晴らしい世界
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g@me.(2003年製作の映画)

1.6

『東野圭吾原作』縛りで映画を見る。5本目。狂言誘拐をテーマとするラブサスペンス。仲間由紀恵があまりに綺麗。

緻密なトリックがあるわけではないけれど男女が結託し誘拐犯と被害者としての関係に男女の駆け引
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

1.5

『東野圭吾原作』縛りで映画を見る。3本目。今回は東野作品の中でも異色のミステリー作品。
(以下ネタバレ...はないと思ってますが微妙)

見終えた後「これ”映像化不可能”って言われてるタイプのやつだろ
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天空の蜂(2015年製作の映画)

2.6

『東野圭吾原作』縛りで映画を見る。2本目。今回はミステリー要素は薄いサスペンス作。

テーマは「原発テロ」。ヘリからの救出劇は手に汗握る演出でドキドキさせられた(そら将来自衛隊目指すわってなるカッコ良
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

『東野圭吾原作』縛りで映画を見る。1本目。東野作品で描かれる”葛藤”って本当に精巧で、白黒ハッキリせずともグレーを正解だと認めさせてくれる説得力があって好き。

今作で描かれる「脳死」。倫理観のど真ん
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blank13(2017年製作の映画)

3.2

借金だらけの父が失踪してから13年。再会した時には余命3ヶ月。そんな父の葬儀を行った1日を映画にした斎藤工初監督作品。

70分の映画でタイトルバックが出たのは30分程過ぎてから。ブランク13年、埋め
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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年製作の映画)

2.4

ストレス製造映画みたいな。悪い意味じゃなくてそういう話ってだけで。フラストレーションの溜まっていく感じウゲェってなる。かろうじて陰湿さはなくポップな演出だったので観れたかな。

能力もなく嫌がらせをし
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.1

Twitterの世界トレンド1位に君臨した人気BL(?)ドラマ。ドラマも少し遅れてみたけどやっぱり世界は優しくてアホでハートフル。

ドラマ版は「好き」がどういうことなのか、いわゆる”そういう意味で好
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.7

ジャパニーズパニックムービー。グロ耐性はあまりないけどサクサク進んでったので比較的見やすかった。(所々目を逸らしつつ...)

世界の秩序が崩壊して死線を彷徨う時、再構築される組織を治めるものは力の強
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.7

学校を舞台にした大がかりな茶番劇は2000年代後半の学園ドラマ(イケパラ,メイちゃんの執事...等)を彷彿とさせてちょっと懐かしい。笑
こういうのは大人が見て「しょーもなっ」ってなるくだらなさこそ正解
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

1.9

少女漫画実写化ブームで山崎賢人無双期の一作。笑 原作未読ながらタイトルは知っていた作品だったので期待してたけどうーん。

椿の自由奔放なキャラクターは空元気感というか取ってつけた感が否めず全体的に薄っ
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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

2.6

銀魂はじめ福田監督の続編作品は遊び倒すイメージが強くてそれが吉と出るか凶と出るか...本作は個人的には後者かな。前作の衝撃を上回るものはなかったなぁ。でも相変わらずの本気の変態っぷりだった!笑

変態
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

V6の岡田くん、が今や邦画界トップクラスのアクション俳優であることを知らしめる一作。スタントなしであのスピードで壁登れんの間違いなくSASUKEゴールできるでしょ。

ファブルは世間への恨み辛みで激情
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.1

最後に見たのは小学生の頃だったか、金ローにて再鑑賞。

改めてこの世界観の作り込みっぷりに脱帽。舞台は産業文明が発達した後の世界戦争、そして巨神兵という名の兵器で人類がほぼ滅亡した1000年後。そんな
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

うわーー好きだった。良かった。過剰なキラキラはないんだけど、眩しい青春。ものすごい速さで過ぎ去ってく青春はから揚げ棒食ってる場合じゃなかったんだよなぁ。笑

人類みな家族かのように接する優しい町田くん
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

2.9

「僕は妹に恋をする」「僕の初恋を君に捧ぐ」に次ぐ青木琴美原作の作品。全部映画のみ見たことあるけど共通イメージは倫理的にタブーっぽいことが美男美女たちによってええ感じにさせられてしまう系。(ひねくれてる>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.9

リーガルハイの脚本・古沢良太氏とスタッフが再集結ということで。そして主役のお2人が結婚ということで再鑑賞。

とっちらかりそうな27人の登場人物をどこかで結びつけていて後半は「そこが繋がる!?」って驚
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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

2.3

何これ変態ぢゃん...って思ってたら見方としては間違えてなかったらしい。今回は変態が主役の話ってことなのね。スタイリッシュでクールな変態でした。いかにもサイコパスっぽいでしょって演出はあまり好きじゃな>>続きを読む

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.5

原作未読。思ってる以上にグロテスクで生々しい作品だったのに驚き。主人公窪田くんについては原作者がオファーしたのも納得な説得力を持たせるパワーがあった。トーカちゃんも◯。大泉洋は上手いんだけど、キャラも>>続きを読む

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

もしかして2013年の日本アカデミー賞最優秀助演男優賞って安田顕だった?鈴木亮平の素晴らしさは勿論のこと、それを凌駕する変態っぷりは1人だけR-18モノだった。偽変態仮面の生々しさに本気でドン引いた(>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

1.8

「愚かだね、人間は———」に始まり「愚かだね、人間は———」に終わる映画。それに尽きる。というかそれのみ。設定や各エピソードはおもしろいけど物語全体のストーリーが見えずぶつ切りのエピソード集が淡々と展>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.9

「信じる」ということがテーマにある本作。

殺人事件の犯人と疑わしき3人の男が新たな居場所で人と出会い物語は進んでいく。出会ったばかりの男に当初は不信感を向ける者もいる中言葉を交わし、時を過ごしていく
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.5

原作はすでに読んでいてその結末に最初はなんじゃそりゃ!!って感じだったんだけど、映画でみたとき自分でも驚くぐらいスッと入ってきた。この映画の立役者・上野樹里がまとう空気感、透き通る声の出し方、嫌味のな>>続きを読む

恋空(2007年製作の映画)

1.8

滲み出るガッキーの純粋さと三浦春馬の誠実さ、そして2人の絵的な美しさでなんとか成立してたけど全体的に美化が過ぎる。

まずヒロと付き合って元カノに逆恨みレイプ、妊娠してから元カノ逆恨み第2弾で流産、、
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新宿スワン(2015年製作の映画)

2.7

この手の作品やらせたら上手い人たちオールスターみたいなキャスティングで大正解だなと思ってた手前、そっちの意味で正解だった人がいたのが何ともショック...。他の人たち頼む白であってくれ...と願ってしま>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.9

「自分のストーリーに固執する検事は犯罪者に陥る」キムタク演ずる最上検事が冒頭に放った教訓を、時が経ち過去の事件の真相から自ら体現してしまうまさに”検察側の罪人”の話。

主軸となる殺人事件の起承転結は
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.2

支持率最低・史上最悪の総理大臣が記憶を失い、国民のために奮闘する総理に生まれ変わる話。
三谷作品らしいチャーミングなキャラクターたちと小気味いい笑いが散りばめられている。物語は茶番っちゃ茶番なんだけれ
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.2

淡々とした穏やかな映画なんだろうなーと全く身構えてなかったはずが、頭でっかちな私には予想外のインパクトがあった映画だった。考えてばかりじゃダメなんだよな、、、思い当たる節がありすぎる。

人生という望
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

ゲイカップルと育児放棄されたダウン症の少年の物語は、権利と居場所、そして愛情を問う物語だった。アラン・カミングの男性的な逞しい顔体に浮かべる表情仕草が決して過剰でない女性的な柔和な美しさで印象的。感想>>続きを読む

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

2.8

生きている私たちが「死」に対して感じる悲しみはいつだって見送る側の悲しみで、その死者の思いってものは偲んでもどうしても知ることができないもの。

だから必然的に秋穂くんに視点を重ねていて今はなき愛する
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.8

まったく前情報なく鑑賞。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする。」ってタイトルにも疑問符を浮かべながら見始めた。

最初の出会いからピュアなほのぼの胸キュンデートが展開されつつ、ちょこちょこ感じさせられ
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.7

犯人探しミステリーというより、周りの人間の主観が入り間違った”証言”の食い違いがミステリーを生み出す人間の怖さを描いた作品。さすがイヤミス女王・湊かなえ作品。ライトなつくりだったのでサラッとみれる。>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

松岡茉優の魅力を最大限発揮してる映画。個人的に松岡茉優・高畑充希・二階堂ふみがこじらせ女子三強なんだけれど、こういった思考を脳内で目まぐるしく渦巻かせて内向きに強いエネルギーを使うキャラクターは松岡茉>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.9

売れない貧乏役者と記憶喪失の殺し屋の人生入れ替わりムービー。無駄がなく二転三転するストーリーに振り回されてしまう感じが心地いい。伏線を緻密に張り巡らせた大どんでん返しがあるわけじゃないけど、だからこそ>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.1

児童文学のような映画だった。中盤までの全演出に既視感を感じるドベタな純愛ストーリーって感じで結構みるのがキツく感じたところもあったけど、ラストまでその純愛を貫いたところは良かったなぁ。みんながそこで終>>続きを読む