木村優希さんの映画レビュー・感想・評価

木村優希

木村優希

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千年女優(2001年製作の映画)

4.0

この映画を最初に観た時、1人の人間の人生をこんな風に描けるなんて。って驚いたのを思い出した。

上手いなあ。
強い気持ちが人生を貫いてその先へ行く様がかっこよくもありどこか哀愁を感じる。

絵も演出も
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葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.0

祖父の幸せと、孫の幸せ。

祖父は妻を故郷に埋葬するという約束の為に故郷へ帰りたくて、孫と2人で妻の棺を運び国境を目指す。
孫は紛争の最中失った両親を思い出すために国境行きにはあまり乗り気ではない様子
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

今年の劇場納めになったかな…。

方々で話題になっていてどうしても年内に観たかったので観れて良かったです。
トットちゃん目線での当時の世の中、丁度戦争が始まった頃で楽しい学校生活の中にも戦争の影が射し
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.0

本当にあったこととは知らず、ラストの衝撃が凄かったです。

それまでは瑞々しい若者の恋愛、という見方をしていたけど、本当にラスト。
今年観た映画の中でも一番記憶に強く残った終わり方でした。は~~

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.7

レンタルで観ていたのをすっかり忘れていたんですが、2023年ベストを出すに当たってちょっと思い返して、いや、やっぱり入らないかな…でも面白かったし…ちょっと映画館で観なかったの後悔したもんな…と思いギ>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

Filmarks試写会にご招待いただき、行ってきました!

レッドカーペットやインタビュー、会場には関連コーナーや衣装展示などもあり大変盛り上がってました。
ザック・スナイダー監督を生で拝見できたのが
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バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

2.7

「この人が出ているアクション映画は安心して観れる」っていうのがいくつかありますが、リーアム・ニーソンはその内の一人です。
もう次はどんなピンチに陥れてやろうかって考えて次々出てくるのも、それを引き受け
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

2.0

面白かったけど、やはり1は関東が舞台だったので細かいネタも拾えたんですが、今回は関西が舞台なのでディープなところはイマイチ乗れず。

でも大阪が実家なので、大阪の人達が黄色いコスチュームに地名の書かれ
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PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

3.5

Xでたまたま見掛けたレビューを読んで気になっていたのと、ポスターがあんまりにもかっこ良かったのでこれは行かねばと行ってきました。

1933年の日本統治下の京城ということで、全編通してほぼ9割は日本語
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

観に行く予定にしていなかった(アニメシリーズも未視聴)んですが、周りであんまり盛り上がってるもんで行ってみたら大当たりだった映画。

個人的に「妖怪」「閉鎖的な村」という設定が好きなもので、出てる声優
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市子(2023年製作の映画)

4.0

観終わった後も、市子の人生について考えてしまいます。
ちょっとした、なんでもないようなシーンが印象に残ったり、どうにかできるタイミングはなかったのかとか、市子が長谷川に話していたら、長谷川が市子のこと
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SUNRISE TO SUNSET(2023年製作の映画)

4.5

PTPが好きだったので、この作品は特別なものになりました。

前半はバンド結成からボーカルKが亡くなるまで、後半は2020年のBLARE FEST.2020”での“Pay money To my Pa
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

4.0

ラストへの盛り上がりが楽しい!

私自身演劇をやっているので、舞台を作ることの大変さはいくらかは知っていますが、これはなかなか無茶なスケジュール。笑
脚本ができていないところからキャスティング、舞台美
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.3

3時間26分の上映時間が気になるならそれは気のせい。体感1時間半でした。

1920年代、石油を発掘した先住民族(オセージ族)の連続殺人事件の裏側をスリリングに描いた作品。
実際にあったことということ
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