杜口さんの映画レビュー・感想・評価

杜口

杜口

名作から前衛映画にB級映画までなんでも来い!

映画(74)
ドラマ(7)

バーニー/BURN-E(2008年製作の映画)

3.3

本編に隠れた1人のロボット。そのスラップスティックなコメディ。

ウォーリーと変わらずロボットが単純な仕事を遂行しようとして、画面を動きまくり最後まで駆け抜ける。
躍動するCGを眺めてるだけで楽しい!

ウォーリー(2008年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

トーキー時代の美しいサイレント映画。

静かな人ひとりいない地球で健気に仕事を遂行するウォーリー。そこに突如現れるイヴ。
この2人の心交差する行動が言葉少なく静かに、そして騒がしく壮大な冒険に連れて行
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

序盤から最後まで目が離せない。

序盤は時間がないとかなんとか言って、何も説明のないまま、主人公が非日常の世界に巻き込まれていく感じがいい!
後半はカンフー映画のパロから始まって、見たこともないイカし
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

壮大な物語を作る時、多くの作品がやりがちなのが登場人物をただの物語の駒にしてしまってキャラの感情がないがしろなパターン。しかし、ガンダムは人ひとりひとりが全く別の考えのもとに行動を起こしてゆく。それは>>続きを読む

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

4.4

テレビアニメの長い話を上手くまとめてる。説明できてない部分もいつのまにか乗客消えてるぐらいで、他は綺麗に収まってる。

ひとりひとりが戦う理由というのも国家のためとかいったものでなく、もっと身近な者の
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.5

壮絶なDV離婚劇と紹介するネット記事も見かけたが、そういった題から想像する直接的暴力はほぼ映されない。
そのようなことは登場人物たちのセリフからかすかに浮かび上がるのみ。だがセブンで生首を映してないの
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

4.3

ガンダムは作画が悪いってよく言われる。
もちろん、それはそうなんだけどこれは演技のさせ方は上手いし、演出はいいといったことが前提。つまり絵コンテはいいってこと。
だからダメなのは原画マンや動画マンで、
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

かなりハリーポッターから話の感じ変えてきてるなあ。

例えば前は基本はハリーやダンブルドアに代表される善良な側と、ヴォルデモートに代表される悪の側に分かれて進む物語だったのが、今回は主人公たち、魔法省
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.3

鮫色に覆われる世界。

この竜巻とサメの組み合わせは普通とういかとてもじゃないが頭が良い発想とは思えない。
が、しかしこの奇妙な組み合わせは、驚く程の映画的な魅力を図らずも見せる。
これは、なにもサメ
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エスター(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全てがほんとに上手い。

最初の出産シーンからしてどこかが変で気持ち悪い。
周りは何もおかしな素ぶりをしないのに不条理にどんどん進む感じが怖い。もうここだけですごい。

エスターもフリフリのついた子供
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魔界都市<新宿>(1988年製作の映画)

3.6

単純に面白い。

川尻監督の作品に漂うあの妖しさみたいのは話的にも絵的にも少なめで、物足りなさはある。

話もちょっと説明不足で、こいつ誰?感が否めないキャラがいたり、物語の運びが荒かったりはするけど
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バンパイアハンターD(2000年製作の映画)

4.3

サブカルチャーの王道として最高のひとつ。

王道から外れた突飛なものとか、まどマギみたいな作品はそれはそれでいい。
ただ、この頃ラノベとかなろう原作アニメで王道なストーリーの作品にんっ?てな完成度の作
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.7

こんなにここでの評価と自らの評価に相違あるのも珍しいなとここ見て驚嘆する中、よくよく思えば今作の数々の合わぬ辻褄たちは本来映画にはなにも関係ないなあと思って評価を変えようかと一瞬思ったが、否それでも駄>>続きを読む

シャークトパス(2010年製作の映画)

1.7

B級映画の帝王ロジャーコーマンによる堂々たる初サメ映画はなんと日常系だった!

もう初っ端から意図もなくホームビデオかよってな手振れしまくりで素人臭いカットの連発。監督作は50作以上、製作や製作総指揮
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.5

こんだけ、SFっぽさのない作品というのも珍しい。

設定はSFらしいのよ。アルファ60と呼ばれる機械により厳格な思想統制がなされ、言葉狩りが行われた未来都市アルファヴィル。でも、見た目が完全パリです。
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.5

この映画は常にこの世界の出来事がたまたまカメラに映っただけですといった感じで、見せられる。これを唐突に起こる死が加速させる。
映るものも現代の科学からさほど進んだものでないし、大勢の人々が物語とは関係
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.7

前作までの記憶がほぼ吹っ飛んでるが、金曜ロードショーでやってたので鑑賞。

あれハリーポッターってこんな暗かったっけ。冒頭からして、ハーマイオニーの家族との別れで始まるのが辛すぎるよ。
画面も影は落ち
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

トニースコットがどこまでタランティーノの脚本いじったのかはわからないけど、最後のとこ以外は基本タランティーノらしい感じ。

特に三つ巴になっての銃撃戦はまさしくタランティーノだし、ゲイリーオールドマン
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A.I.(2001年製作の映画)

4.3

子供の夢に大人が真正面から向き合ったことで、SFとファンタジーが美しく融和した作品。

AIである主人公の人間になりたいっていう子供の夢=ファンタジーを、大人であるスピルバーグがなんとかSFの科学的世
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華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

4.0

台詞はたった1つ。他はひたすらに見る、運ぶ、食う、落ちる、降りるといった動作のみで進行する。

ただただ食にむさぼりつき、落ちてゆく(物理)者たちが印象に残る。
映画的にはゆっくりと食卓から少しづつ離
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スポーン(1997年製作の映画)

2.9

確かにあんま面白くない。

そもそも、オリジンのとこ長すぎ笑

それに、スパイダーマン見た後だからかもしれんが、演出の悪さが凄い目立つ。
クラウンがべらべら無駄口を叩いてなければテンポ悪くて見てられん
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.3

ハリウッドと日本のサブカルの幸福な結婚!

これまでドラゴンボールからこの頃でいえば攻殻機動隊までと興行的にも評価的にも散々な日本の漫画やアニメ原作のハリウッド映画たち。
日本ライクな今作も本国では興
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サンライズ(1927年製作の映画)

5.0

もう、この映画を見てしまえばサイレント映画に対する無駄な偏見など吹き飛んじゃう。

サイレント映画というかそもそも古い映画全般、今の映画と比べてテンポ遅いよねと言った話はサンライズには通用しない。
9
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.3

別に言うほど悪くはないじゃん。

2で折角綺麗に終わらせたのに、それみんなぶち壊すオープニングなのがアレなだけで、単体としては普通のホラーアクション。

登場人物も程よく人間味あって、陰鬱展開と聞いて
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

いやあ良かった。

どのショットも文句無しに美しい。
しかも、そのショットがすごく心地よいところで切り替わって物語が紡がれてゆく。
光も外光のみのシーンが多く、この時間にしか現れない光と影。その中、人
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.6

今作をドゥニヴィルヌーヴの最高傑作と言う人も多い傑作。

人を探し、その中で自らの運命にある種気づき、受けいれるまでが描かれる。
主要な登場人物全てが家族を探す物語で、この平行する話が普通2つぐらいで
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

5.0

スタン・リーの訃報を受けて久しぶりに鑑賞。

人生まだ十数年。だから昔から何度も見直す思い出の作品となると子供の頃から見てたものになっちゃうから子供向けの作品ばかりで、今見るとアレなんだけど今作は例外
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メトロポリス(1984年製作の映画)

4.6

でっかいセットに膨大な人数のエキストラ。ひとつの世界を作り上げるのにはこれだけのものが必要だったんだと納得させられるだけの映画になってる。

映画はどでかいビル群にかっこいい字体でメトロポリスと題名が
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DAGON(2001年製作の映画)

3.8

あれ?思ったよりか面白いぞ。

ラヴクラフト原作の映画って総じてダメダメな作品ばかりなんだけど、これは結構面白い。
原作のインスマウスの影とは内容がかなり違う感じになってはいるんだけど、そのオリジナル
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世界の全ての記憶(1956年製作の映画)

3.7

移動撮影がふんだんに使われてる。
特に図書館の本棚の間を駆け抜けるショットがかっこよかった。

ヴァン・ゴッホ(1948年製作の映画)

3.2

ゴッホの絵画のみで構成されてると聞いて、どんな実験的作品なのかと思ったら意外とゴッホの人生を追った話になってる。
さすがに耳を切ったあたりからは映像も雲行きが悪くなっていき、ゴッホが病院でた時の話をす
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シャルロットとジュール(1960年製作の映画)

3.9

全編ジャンポールベルモンドの喋りに埋め尽くされてる。で、逆にジェラールの方はん〜とかふーんとかしか言わない。
でも、印象に残るのはジェラールのその手持ち無沙汰に動かす可愛らしい仕草ばかり。

台詞に埋
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男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1959年製作の映画)

3.7

小気味良いカメラワークで、台詞回しも洒落てて、落ちもサラッとしてる。
全体的に綺麗な小品といった趣。

死霊のえじき(1985年製作の映画)

4.5

ゾンビから戦い逃げる単純な物語。それも面白いが、そうしなくてもゾンビ映画はできるし、説明描写を避けた映画らしい体験も作れる。その意気が感じられる。

元々ゾンビも含め、ホラー映画は恐怖の対象が現れるた
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.6

とにかく視覚で見せる見せる、かっこいい演出の連続で息もつかせない。

銀残し?の映像は色が褪色して白と黒の対比が美しい。この前ウォッチメン見て撮影のラリーフォンはヤヌスカミンスキーに並ぶ撮影監督では、
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.2

とにかく暗い。
最初は文芸映画かな?とか軽い気持ちで見ていたら陰鬱すぎ。同じ日にポールマッカートニー のライブだったんですけど、同じ日に見たことを後悔する程。
舞台みたいなセットだし、なんか必要なのか
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