maiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

mai

mai

映画(820)
ドラマ(1)
アニメ(0)

悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

ドンソクがカッコよすぎる!!
これは…ドンソク好きとか関係なく、エンタメに特化したサスペンスが好きな人にはたまらない作品だと思います。
法に則って動く警察と、自身の名誉のために動くヤクザ、そして冷徹な
>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.6

綺麗に纏まってる印象で、親子共に素敵だとおもうし、自然はすごく美しいし…ただ親子関係とか、彼の旅路とかに何か問題ごとがあってもよかったのかな〜と…展開としてのハラハラ感が欲しかったかも。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディアレンの最新作。
うきうきして観に行きました…正直、ウディアレンのお得意とも言われる1人語りが全然刺さらずで。泣
ただ、シャラメ・エル・セレーナ・ジュードロウなどなどの美形たちが雨に濡れる「エモ
>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

優しそうなおばあちゃんも、明るくって面白いおばさんも、ちょっと頑固だけど悪い人ではなさそうなおじいちゃんも。
みんなやっぱり「人間」なんだ…と思わされました。
一見すると(特別にってわけじゃないけど)
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

メグ・ジョー・エイミー・ベス。
4姉妹と母親、お手伝いさん…女性ばかりのちょっとした騒々しさの影に隠れる「女性だから」「女性だけど」を巡る話です。

4姉妹のうちの次女ジョーにスポットを当てた作品です
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

これは最高のエンタメ映画でした!!!!
まず冒頭から繰り広げられる「緊迫の脱出劇」。
女性が交際相手であろう男性に薬を盛って逃げ出そうとするけれど、絶対に起こしてはいけないし…そして出てくる秘密の部屋
>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.1

素晴らしい韓国映画。ビバ韓国映画。
と言いたくなる(というか言ってしまう)出来でした。

主人公の女の子「ウニ」は中学2年生です。
家族は険悪とは言わないまでも、家族に対する関心があるの?と言いたくな
>>続きを読む

悪の偶像(2017年製作の映画)

3.7

思いもよらない展開へといつの間にか転がっている…というのが面白かったです。
でも、「こういう映画好きでしょ?」感があって好き嫌いは別れそうな作品だなぁとも思いました。

公明正大だと思っていた知事候補
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

こんなにも長い尺でやる必要はなかったと思いますが、軽口叩きながらのコメディタッチな内容は面白かったです!
ディカプリオってこういう人間としてダメだなぁって役が似合いますね。笑
なんでだろう…すごく綺麗
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.7

マフィアといえば…!な展開や設定がつぼでした。
発揮されるマイケルの「マフィア」としての素質…シリーズとして楽しみですね。
若干長いなぁと思わないでもなかったのですが、総じて綺麗にまとめてあるし、見応
>>続きを読む

メモリーズ・オブ・サマー(2016年製作の映画)

3.8

少年が成長する物語と言うには苦すぎる夏のお話でした。

母親とは良好すぎるくらいの関係を築いていて、まるで友人同士のようです。
しかし、そんな母親はいつの間にか夜にめかし込んで出かけるように…旦那が遠
>>続きを読む

リトル・マン(2015年製作の映画)

3.6

さらっとみれる自分探しの旅。
主人公が面倒くさい憎らしいやつってところから、だんだんとその個性は捨てずに…でも溌剌として魅力的なキャラクターになっていくのが印象的でした。
お供の幼虫が可愛い。笑

>>続きを読む

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

3.4

バルバラを知らない私がみても楽しめないのは仕方ない…だけど、バルバラが乗り移ったかのような人物像ってまどろっこしいことするくらいなら、いっそのこと自伝的映画にしてしまっても良かったのではと思わずにはい>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

無料公開ギリギリで観ました。

黒人の方が最終的に過激な行動に移って…という点はちょっとモヤっとしてしまいましたが(そのように描くことが主軸ではないのですが、現在黒人の方をそういう固定観念で描くこと自
>>続きを読む

秋日和(1960年製作の映画)

4.3

岡田茉莉子さんってなんでこんなに可愛いの…そして原節子さんってどうしてこんなにも儚げで魅力的なの…。
母と娘の関係性を描いたストーリーも大好きなんですけど、2人の美しさと可愛らしさにやられました。
>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

哀愁と孤独が漂うラストが何とも言えなくって…小津監督の中でも特に好きな作品になりました。

恩師の娘がお嫁に行っていないところを反面教師に…というストーリーなのですが、女性にとっての門出のはずの結婚を
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.4

これは自分の映画の好みの問題なんですけど、ドラマパートが弱くてどうしても映画に乗り切れませんでした…途中何度も挫折してしまった…。

トム・クルーズはかっこいいし、超有名な天井吊りのシーンはハラハラで
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

ストーリー云々の前に、絵がきれいでため息が出るほどでした。
どうせなら映画館で観たい作品です。

夢に悩む少年と仕事に挫折した女性。
その組み合わせ自体は珍しくないんですけど、仕事で挫折したという経験
>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

思春期の成長過程にいる少年・少女の複雑だけど純粋な気持ちを描いた作品で、そういう葛藤とかある…!となれるストーリーでした。

泣くかとか響くかと言われると、そこまではないんですけど、絵は綺麗ですし、語
>>続きを読む

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.1

年代というかその時の流行を感じました。まさにセカイ系。
世界観は嫌いじゃないんだけど、SFとしては設定の詰め込みが若干薄さを感じるし、なんとなくどのキャラクターにも感情移入できなくて…。
わたしには刺
>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.4

鮮やかスパイものかと思いきや、かなり探偵ものな感じが強くって、鮮やかというより泥臭く…時に相手にやられながら…しかしショーン・コネリーは色っぽく!な映画でした。
内容としては面白いとはお世辞にも言えな
>>続きを読む

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.6

ストーリーに乗り切れませんでした…。
コロナ前から楽しみにしていた作品だけに、大袈裟にも思える演出で乗れなかったのは残念です…泣けなかった。

まず台湾映画という時点で観なきゃって思ったんです…とにか
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.8

キャストが豪華というのと、原作が朝井リョウさんというので観てみました!

みんな一癖も二癖もある設定で、その人のどこかしらに自分が当てはまってしまうから、みてる側として客観の立場でいるはずなのに「うわ
>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

3.8

しんどい…ひたすらにしんどい映画です。
でも観る価値は十二分にあります。

家族のためを思って国を出ることを決意した妻と、アルツハイマーの父の介護のために国に残りたい夫。
離婚するか否かで争ってたとこ
>>続きを読む

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

3.9

家族関係の嫌な部分を存分に描いた後に、それをバッサリと否定して、その縛りから解放される瞬間の心地よさ!
嫌な態度を取り続けた女性たちや我関せずだった男性たちを切りまくったシーンは最高でした。笑

父が
>>続きを読む

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

3.7

階段落ちが痛々しくって…というか、なんとなく階段落ちの雰囲気は漂ってるからこそヒヤヒヤしながらラストの方見てて、しかもかなり派手に落ちるから、映画の印象が階段落ちになっちゃいました。笑

苦しい生活を
>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

原作とは雰囲気を少し変えた…意欲作ではあるし、キャストも固めていて、ただの「青春映画」「実写化」の域は脱してるけど…いかんせん原作がそこそこの長さがあるので不完全燃焼感がすごいです。笑

あえて原作漫
>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.8

小松菜奈の作品を見よう!特集をやっています!

タイトルがラノベ?感あるなっていうので、なかなか手が出せてなかった作品なのですが…この機会に鑑賞。
作り込まれた設定に、その設定が効いてるラスト…久しぶ
>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.7

個人的な好みの問題で、ジャズを扱った作品には見る前から評価が高めです。笑

スタンダードなナンバーを変にアレンジや趣向を凝らしたりしていないストレートな演奏で聴かせる…その演出が好きでした。何と言って
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

これは!観て良かったです!

漫画原作でアニメもあるのですが、どちらも観ていません。
そして原作ファンでも楽しめるような、完成度高めの実写作品ってなかなか作られないから手を伸ばしていなかったのですが…
>>続きを読む

ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.8

適度にポップで、適度にシリアスで…最後の病室のシーンは凄く印象的でした。
初めは「死」に鈍感なフリをするのですが、だんだんとその存在が意識されてきて、その中で映画を作ったり仲たがいをしたり。
青春映画
>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.3

最後のお茶漬けのためにある作品といっても過言ではない!と思えました。

夫婦ってお茶漬けって名言すぎて。

赤の他人が一緒になるわけだから、それが恋愛結婚だろうとお見合い結婚だろうと、生活するうちに相
>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

3.8

息苦しい…本当に本当に息苦しい…。
暴動を起こして、自分たちの怒りを発露させているはずなのに、そこに広がる閉塞感とままならなさがひたすらに息苦しさを感じます。
そして、モーテルの中でのやり取りの、人権
>>続きを読む

彼岸花(1958年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ好きな作品でした!

いまでは亭主関白な父親・夫って嫌われ者の印象ですけど、そんな昭和風情前回のお父さんのことを嫌いになれず、むしろ好きだなと思ってしまうから不思議です。
自分の敷いたレー
>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.4

タイトルが全然関係ない…。笑
というか、タイトルのミスリード感が凄いです。笑

なんとなく連れ添ったままの状況でやっていた主人公がある元ミュージシャンと出会うことで人生を好転させていく話。

恋するし
>>続きを読む

長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.9

ぶつぶつとあちこちで愚痴を言いつつも、だんだんと子どもに対しての愛情が芽生えてくるおたねさんが好きでした。

子どもがあまりにも無碍に扱われるので、いくら拾ってきた子だからってもっと大事にしてあげて…
>>続きを読む