さおりーちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さおりーち

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私の男(2013年製作の映画)

2.9

地震で親族をなくした女の子と男が家族になるが、勢い余って恋人になり、お互いの関係を守るために人まで殺す映画。

うーん、なんか、びみょう!
絶対好きなジャンルのはずなのに、
演技に頼りすぎというか、微
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東京難民(2013年製作の映画)

4.0

人生なめてた大学生が、突然住む家も学生という身分も奪われ、
なんとか必死に東京で生きていく映画。

いやーいい映画だった。素晴らしい。
堕落しっぷりも、映画の終わり方も、本当に素晴らしい。
身一つで生
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

人と夢を共有できて、人の夢に入り込み、
アイディアを盗んだり啓示を与えたりできる主人公が、
家族のもとに戻るために引き受けた仕事で大立ち回りする映画。

夢の中なのにかなり物理法則に準ずる必要があって
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スキマスキ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

隣の家の女の子をカーテンのスキマから覗くうち
その娘を好きになっちゃうというピュアな童貞男が、
大学生らしい経験を経て立派な変態へと成長する映画。

最後脱いじゃうのかーという意見があったけど
ほんと
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あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)

2.8

若かりし成海璃子・前田敦子のW主演による、
女子中学生〜女子高生の微妙な乙女心を描いた映画。

元から好きだったけど成海璃子やっぱり素晴らしい。
でも脚本の流れは正直いまいち。
ヒナがそこまで前向きに
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君といつまでも(1995年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

現実に飽きた女の子が自殺しようとして屋上で男と会い、
うっかり監禁されイヤラシイことをたくさんされるんだけど、
実は全部彼女が現実に戻ってくるまでの妄想だった、という映画。

BGMや空気感、変態性は
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.4

全く同じ優秀な警官二人が、それぞれ真逆のスパイを演じる映画。

因果応報、盛者必衰という
ある意味日本映画っぽいテーマだなと思いました。
まんまヤクザ映画でできるんじゃないの。
と思ったら香港映画のリ
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメ車で旅している若者グループが、
全員マジキチの村に連れて行かれて、
ニコニコ笑いながら様々な方法で惨殺されていくという
トラウマ間違い無しの映画。

BGMに南部特有のカントリー調の音楽がずーっと
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

仕事も恋も優柔不断で行き詰まってるショーンが
ゾンビの出現をきっかけに責任感を取り戻し
両親を失いながらもたくましく成長する映画。

イギリスのダメリーマンの出勤シーン
(コーヒーと新聞はいいとして、
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ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春(2011年製作の映画)

3.4

主人公がゾンビになって、
でも意識もあってめっちゃよく喋るんだけども
恋人に本当の想いを伝えたくて
同じゾンビの親友と大冒険をする映画。

THE青春ロードムービーがゾンビ味になっている感じで、
最後
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月光の囁き(1999年製作の映画)

3.1

剣道に打ち込む可憐な美少女さつきと、
さつきに憧れる日高くんが、
ひょんなことで付き合うんだけど日高くんは変態で…という映画。

どんなカップルにも二人にしかわからない世界はあるし、
それがたまたま天
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

連続強姦殺人事件を追いかける二人の田舎の警官と都会の刑事が、
それぞれの方法で事件を調べながら、
何人もの被疑者をつかまえるも空振り、次々と被害者が増え、
ついぞ犯人を捕まえられないまま、犯罪の記憶だ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

南極に単身赴任した8人のキュートなオジサンたちが、
唯一の楽しみである『食』を中心に、
いろんな工夫をしながら毎日を過ごしていく話。

オジサンたち8人がそれぞれとっても可愛くて、
ホームシックのかか
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

感謝祭を祝う平和な家族から、二人の子供が行方不明になって、
父親は血眼になって探すあまり知恵遅れの容疑者を拷問し、
警察は僅かな手がかりを元に別の犯人を割り出すもそいつも精神異常者で…
という超ヘビー
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.0

スラム街にある麻薬王の住む高層ビルに警察の精鋭部隊が乗り込んでいっぱい死ぬ話。

シチュエーションだけ見るとジャッジ・ドレッドにスゴイよく似てるなと思ったけど
とにかくアクションの質が良い。
住民は素
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アポカリプト(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

マヤ文明時代の少数部落が都市に襲われて生贄として捧げられるけど、なんとか逃げおおせて次の世代へ繋がる話。

前編とおして「どうやって撮ったんよ」と思うような
構図、アクション、グロシーンの連続でとても
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.0

ひさしぶりに再視聴。
日本人の方と比べるとより面白い。
たしかにアメリカ人だとこうなりそう。
そして日本人だとああなりそう。
日本人の方が好きだなあ。

ゾンビ伝説(1988年製作の映画)

3.0

悪夢の表現は面白いし、何よりノンフィクションベースというのがそそる。
ちょっと古いからか全体的にこじんまり系で
アクションも心霊描写も低予算系。
ハイチに一人でいけなくなる。
本当にゾンビが現れるとし
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

4.5

役者というものに対する悲哀がすごくて
大学の時にいた役者志望の友達を思い出してしまった。
緞帳落ちきった後に研修生の友達がうわーっと寄ってたかるのも素晴らしいし、
おそらくそのスキャンダルがバラされた
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

未来が見えないひきこもりが一念発起して一人暮らしするも
女を食い物にする底辺の男に群がられて傷ついて
強くなりたくてボクシングをするという
書いてみたら結構カタいストーリーだけれども
だからこそのカタ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.0

設定も面白いし、最後も秀逸なんだけど
ラス前くらいがなんか妙にダレた感じがしてしまって残念。
あとメインビジュアルそれでいいのか感。
映画は要素が多いから告知宣伝要素も多岐にわたるから難しいよなぁ。
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メメント(2000年製作の映画)

3.4

かなり難解な映画。
撮影は多分すごく単純に撮って、編集で構成しなおしたんだろうなーと思ったり。
細かいところに気がつく人は途中でオチがわかっちゃうかもだけど
わかってもそういう話として認識し直すとまた
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.8

二階堂ふみの金魚感も最高だったし
大杉漣の老い先短いスケベな老作家も最高でした。
こういう昭和的浪漫と様式美は、伝え残したいなあ。
画面の色味や話の緩急もいい塩梅で、
言葉遣いが古くとも新しい映画に感
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カリフォルニア・ゾンビ逃避行(2013年製作の映画)

3.1

タイトルで若干ソンしてる気がする、
世紀末の青春ゾンビ映画。
ゾンビになるまでに少し間があって、そこを結構丁寧に描いてて好印象。
男女それぞれのたくましさだったり、
男の子の理想の男、みたいなのを目指
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ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.2

とにかくゾンビの質感と音がリアルでクオリティが高く、
ゾンビには集団性があり、人間はバラバラっていうところも
なんかぐっとくる設定でよかった。
メッセージ性も世界観も上質な作品。

8 Mile(2002年製作の映画)

2.8

最後のMCバトル部分はエモかったし
全てのヘッズ必見な理由もわかるけれど
15年後の今、日本語MCバトルのほうが全然アツいんじゃないかなー。
英語力なさすぎて韻が全然わかんなかった。
ゲトーな感じはよ
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.0

ちびっこゾンビーズが意外といい塩梅に怖くて可愛くて
気軽に見られるゾンビ映画としてとても良かった。
実際このくらいの年の小学生って生意気で可愛いので
ある意味モンスターに見えるし、
この話の場合は同僚
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ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.0

ゾンビといったらパンデミックだけれども、このゾンビは感染らない。
しかし生前の性格が残ったままより鋭角化するというのは
ビジュアルも相まって納得感あるし、困っちゃうし、面白かった。

主人公の割り切り
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でんきくらげ(1970年製作の映画)

4.0

女は何とセックスしているのか。
生まれ落ちた環境から彼女の生き方まではっきり筋が通ってて、
粋で切なくて最高でした。
こういう邦画をもっと観たいぞー!

黒い家(1999年製作の映画)

3.2

日本版悪魔のいけにえ。
大竹しのぶの怪演がやばい。
サイコパスこわい。
でも欲を言うならもう少し心理戦な感じのサイコパスが見たかった。
後半もはやホラーよりホラー。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

前半の美しいイタリアの夏休みは
ともすると眠たくなるほど緩慢なのだけど
それらが後半全て脳内でフラッシュバックして
上質な料理のための下ごしらえみたいな作りでした。
美しい恋愛映画でした。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.8

おじいちゃんやっぱ最高だぜ!
ってのはわかるんだけどもゾンビがあまりに生者すぎて

ねじ式(1998年製作の映画)

4.0

やっぱり最高すぎた。
自分の原点を垣間見た。

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.6

ちょっと泣かされた。
愛さえあれば世界は蘇る!的なメッセージは
本来そんなに好きじゃないんだけど、グッときてしまった。
主演男優賞。

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.0

アクションは良いのだろうけど
あまり俳優に詳しくない私としてはそこまで興奮できなかった。