芸術家の仕事は、絶望に屈せず、人を存在の空虚さから救い出す解毒剤を見つけること。今を肯定できる人になるためにも、解毒剤を見つけないと。
二回見ることを薦めたい。散りばめられた伏線は見事だし、この台詞はこういう意味だったのかという発見が多く楽しい。
ただ、人間不信になりそうなのでメンタルが安定してる時に見るべき…。
「次はどんな手を使うのか」、ひたすらハラハラさせてくれる魅力的なストーリー。
何でも手に入れてしまう頭脳があっても、自分を理解してくれる人がいなきゃ何の意味もないんだなと実感した。
主人公が最後に本当>>続きを読む
終始、踊る、歌う。
扱っているテーマは重いのに、それをポップに感じさせる。見せ方が上手い。
格差社会のフランスで、互いの背景を気にせず、ただ純粋に友達のように接し合う二人の姿はとても尊く見えた。心地よい作品だった。