冒頭の壇弁護士のセリフに尽きるのではないだろうか?「ナイフを使用した者は罰せられても、ナイフを作成した者をなぜ罰せれるのか?」と。
結局最高裁で金子氏は無罪になったが、よく京都府警は起訴しようと考えた>>続きを読む
いい映画だった。正直日本人として複雑な感情はあったが、それを差し引いてもいい映画だった。
内容は大きく分けて、原爆にかかわるもの、そしてオッペンハイマー自身の政治的な過去に関するものだ。決して原爆を肯>>続きを読む
映画は本当に素晴らしい。あらためてそう感じさせる映画だった。
アル・パチーノの映画に外れはない。カリートの道、スカーフェイス、ヒート、ゴッドファーザー・・・あげればきりがないが、この映画も本当に素晴ら>>続きを読む
名作はいつの時代にみても素晴らしい。コンピューターグラフィックなしの戦いは、非常にリアルで見応えがあった。それにしても、農民を助けるために立ち上がった7人の侍、ホントにかっこ良すぎる(皆素晴らしいが、>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ監督の天才ぶりがわかる名作。
最初見たときに衝撃を受けた記憶がある。残虐なシーンが出てくるものの、強く引き付けられる作品。名作とよばれる映画に、間違いなく入るであろう1本。>>続きを読む
非常に楽しみにして見ましたが、正直期待外れでした。
本作をモデルにした事件(東大阪集団暴行殺人事件)と創作部分を無理やりつなげた感じで、消化不良な感じです。
ただ途中、山におけるリンチシーンは、確かに>>続きを読む
3度目だが書こう。デビッド・フィンチャー監督の映画は、暗く、長く、そして面白い・・・が、この作品は正直内容がよく分からなかった。
もやもや感が否めないが、好きな監督故スコアは4.0にしておこう。
「ゾディアック」でも書いたが、デビッド・フィンチャー監督の映画は、暗く、長く、そして面白い。この映画もしかり。
最近、ダンベルHEROという男女の浮気(不倫)を主にしたyoutubeを見て人間不信に陥>>続きを読む
当初人種問題がテーマのコメディかと思ったが、結構ガチな人種問題の映画だった。アメリカのこの問題は非常に根が深い。そもそもなぜ人種間で争いが起こるのか?「人類皆兄弟」という言葉もあり、アフリカ大陸から発>>続きを読む
エンターテイメントとしては面白いと思うが、北野作品としては「うーん・・・」という感じ。自身のなかでまだソナチネを越える北野作品は出ていないな。
※織田信長のセリフに「人生生まれた時から、全て遊びだ」云>>続きを読む
韓国に潜入した北朝鮮の工作員家族という設定はいいが、内容はいまいち。特に、最後のオチがなぜそうなるのかよくわからん。ただ、題名にもある「ファミリー」よろしく、家族の大切さは伝わりました。
面白かった・・・が、内容をもう少し分かりやすくしてもらえると、完璧に近かった(この映画のまとめ記事を読んでやっと理解できた)。
1人対複数というシーンが何回か出てきますが、斧やナイフを使用するので痛々>>続きを読む
長い。長すぎる。そして「結局金のためなら、ここまでやるのか・・・」という感想に尽きる(これ3時間30分も尺必要なんですかね?)。
印象に残った(というより驚いた)のが最後の方で、判事の横にいた役者がブ>>続きを読む
約20年前、テレビ朝日の番組「こちとら自腹じゃ!!」で井筒監督が、ボロクソに評価した映画であることを覚えています。確か、今後リドリー・スコット監督の映画を見ないとまで言ってた気がします。
一方、宮台真>>続きを読む
総じて面白かったと思います。ただ、「こんなはずじゃなかった」というキャッチコピーをこの映画では掲げていますが、これほど所謂リア充な20代前半の若者が、現実にどれほどいるのか疑問ですね。鑑賞する方は「こ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いやぁ~目茶苦茶面白かった。内容がインファナル・アフェアに似ているが、それを考慮しても面白かった。
警察のスパイとしてヤクザの組織に潜入するも、逆にヤクザの組織に情が移っていく主人公の姿や葛藤が見事に>>続きを読む
デビッド・フィンチャー監督作品の共通点は3つあると思う。
長い、暗い、そして面白い。自分は「セブン」を見て以来、ほぼ監督の全作品を見ているが、そのように思う。(特に暗い雨のシーンがあると、「あぁデビッ>>続きを読む
ビデオニュースの神保哲生氏がすすめてたので鑑賞。
正直、あまりにベタすぎてそこまでの感動は無かった。自身が中学生くらいに見たら感動を覚えたかもしれないが、年を重ねた今見ると、だいたい先の展開が読めてし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ビデオニュースで紹介されていたので鑑賞。
宗教2世の葛藤がよく伝わる映画だった。そして信仰の力がいかに強いかということも。
この映画鑑賞後、すぐに坂根真美氏著「解毒」を思い出した。この本に実の母親と著>>続きを読む
いい映画だった。人種差別などをテーマにした重い内容だったが、見応えがあった。そして是非2つの事を言いたい。
1つ目はハル・ベリーが本当に美しく、その存在だけで見るものを引き付ける。
2つ目はヒース・レ>>続きを読む
大作というのはこのような映画を言うのでしょうね。
朝まで生テレビで西尾幹二先生(電気通信大学名誉教授)が、「ドイツは1000年許されないでしょう」とおっしゃってましたが、それが理解できる映画です。
福>>続きを読む
森監督の本やノンフィクション作品が好きで見に行きましたが、正直微妙でしたね。簡単に言うと、リアルさに欠ける印象でした。特に最後の事件になる場面ですが、こんなカタチで事件になるのかなぁ?というのが正直な>>続きを読む
死刑を題材にした映画です。
先進国で死刑執行しているのはアメリカと日本くらいで、ヨーロッパでは死刑を廃止しないとEUに加盟できないとか。機能的には、死刑に犯罪抑止の効果が薄いと言われてますが、応報感情>>続きを読む
久しぶりに観たが、発想が凄すぎる。間違いなく、見るべき映画の1つにあげられると思う。
社会派の映画ですねぇ。簡単に言うと、ダイアモンドを需要する人がいるから、それを巡って紛争になるという。
ダーウィンの悪夢でも、確か似たようなメッセージがありました。つまり安い魚を需要する人がいるから、>>続きを読む
いやぁ面白かったですねぇ。
前に見ましたが、記憶が断片的でした。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトみたいなドキュメント風の取り方です(ていう風に思ってたら、Wikipediaにもそのように書いてました(>>続きを読む
オウム真理教が引っ越してきた地元の人の反応は正しい。地下鉄サリン事件の無差別テロ、赤ん坊も容赦なく殺害した坂本一家殺人事件、著名人達に対する未遂も含めた暗殺等々。このような組織に対して出ていけと叫ぶ気>>続きを読む
精神疾患の一般的な定義はともかく、この映画を見てると、精神に病を抱えた方は、何とかこの社会に適応しようとした結果、無理がたたって身体を壊してしまった人のようにみえる。(1日18時間も勉強してた人の話な>>続きを読む
少し左翼がかっていたが、面白かった。途中「なぜ戦争が起こるのか」云々話していたが、本当になぜ戦争が起こるのか?今のウクライナとロシアもそうだが、歴史を見ると多分に権力者が市民の意思とは関係なく始めるこ>>続きを読む
正直複雑な人間関係で、1回見ただけでは理解できませんでした。ただ、ファミリーを裏切った者は、例え血の通った身内でも許さないという価値観は理解できました(今さらながら、Amazon primeの存在を知>>続きを読む
最近まったく観たい映画がないので、「別に最新の映画を見る必要はない。過去の名作を見よう」と思い、真っ先に思いついたのがこの作品。確かに名作であり、2023年現在に観ても面白かった。
この映画を一言で表>>続きを読む
遅ればせながら、小説の不夜城を読了し滅茶苦茶面白かったので、映画版も観賞。
結論言うと、内容や登場人物の複雑さを考慮すると、2時間は少なく3時間はあってもよいのではと感じました。
ところで、冒頭のスタ>>続きを読む
戦争の狂気が分かる映画。
おどろおどろしい描写はないものの、戦争によって壊れた人間による常人には理解できない行動に驚かさせる。
特に最後の尋問のシーン、悪びれもせずかつての仲間を殺害したことを淡々と説>>続きを読む
アメリカのギャングスタームービーは大抵面白い。それは服装や態度等、総じて佇まいがカッコいいからだろう。
ロバート・デニーロ、ジョー・ペシ、レイ・リオッタ、全ての人がカッコいい。
上映当時に見たときは、いまいちしっくりこなかったが、この年になって見直すと面白い。じわじわと主人公を追い詰めていく殺し屋。そしてその途中で犠牲になる人達。それもよく一般の映画にあるようなドラマティック>>続きを読む
クェンティンタランティーノの天才ぶりがよくわかる作品。
デビュー作のレザボア・ドッグスを見たときも衝撃を受けたが、本作品も素晴らしい。
ブッチ役のブルース・ウィルスが日本刀で変態2人組をぶち殺すシーン>>続きを読む