そういちろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

そういちろう

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルークが少しずつ自分を奮い立たせていく過程で涙。特にR2-D2が昔のホログラム再生して背中を押すシーン、ヨーダが失敗も引っくるめて云々話をするシーンが良かった。70歳前の老体に鞭を打ちイナバウアーする>>続きを読む

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.8

どうしようもない様な閉そく感の中で生きる2人の10歳くらいの男の子と女の子の話。ブタを飼い始めてほっこりしたり、2人でじゃれ合うシーンだけずっと見ていたかった…。最期の「あのおばさんよく見ておくんだぞ>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

3.6

ケツ、ケツ、andケツ。それも美ケツ。
ゴダールさんの私情が反映されまくってるであろうメロドラマ。ゆえに「知らんがな」という気持ちもほんのりあったのだけど、主人公の男に感情移入してみていると「そうそう
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.2

めっちゃカッコ良い。いつみても新しいんだよなー。プリスがのたうちまわるところ本当にリアルで怖い(生きたい、って気持ちがスゴイ込められてる)。

見返すと分かるけど続編はやっぱり別物として良さがある(ヴ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パッケージ(奥行きがない)であるジョイでも、造られた記憶のレプリカントでも、そこに魂が無いって否定はできないよね。Kがデッカードを父だと思ってウイスキー飲むシーンなんて完全に息子。実は息子じゃなかった>>続きを読む

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.8

一風変わった西部劇だなぁと思ってみていたけど、要所要所での緊張感、タメが良いし、ジャンゴの単なる善人じゃなく利己的なところに共感しちゃって、ラストシーンは感情移入して泣きそうになってしまった。銃を十字>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.4

何か哀愁を感じる…。恋はデジャヴやオールユーニードイズキルみたいに時間を繰り返す事で成長してます!ってところを明示しない作りで、主人公の心情の変化にフォーカスしてるのがクールだと思いました。

地獄のバスターズ(1976年製作の映画)

3.8

はぐれ者たちが頑張るチームモノは良いなぁ。笑えて熱くなれる良作でした。チープな感じとシリアスさのバランスがちょうどいい

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

最初はうわーハマらないやつかなー、と思って観てたけど中盤以降ナゾのワールドに引き込まれて笑ってた。特にやたら繰り返されるジョウナン大学に対するディスりと、吉本と体育教師のかみ合わない会話シーンが笑えた>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.7

弁当とかパスタ食うシーンが滅茶苦茶美味しそうでお腹が空いた。観た後に仕事頑張ろうと思ったり、家族にいつもより少し優しくしようと思える映画。

死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.6

ゾンビだけど優しいバブくんと、人間だけど暴力的な軍人、どっちが良いのかな。後半ゾンビが押し寄せてくるあたりからテンション上がる。個性あるゾンビたちが可愛いし、軍人を食べるシーンがなんかコミカルで魅力的>>続きを読む

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.4

最後主人公が少し成長していて良かった。個人的に好きな「ダメなやつが色々あったけどがんばって生きてくムービー」だったけど、ギャグが高度すぎてイマイチ笑えなかった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.8

悲しみや孤独を抱いたマイノリティにスポットを当てて彼らの輝きをみせる、という意味ではトロメオやスーパーの頃から監督らしさって筋が通っている気がする。泣くわいこんなモン。ヨンドゥのヘアースタイル、ネビュ>>続きを読む

ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.8

凄惨な絵をみせて日常の些細な愛情だったりを気づかせてくれる→レクイエムフォードリームに似てるかも。ストーリー、展開はよくあるものだけど主演の2人の存在感が超すごい。あと怖いシーンが多い。逃走を追っかけ>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.3

抜け出せないクソの連鎖が続いていて嬉しかった。映画自体は幽白最終巻2、3頁分のエピローグみたいな薄さ。2037年に後期高齢者になったレントンたち集めてT3待ってます。

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

4.0

超楽しかった。社会からのはみ出し者たちがめっちゃ頑張る。全編泣けるし、最期は感動しながら爆笑しちゃう超名シーン有。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.6

大変な境遇であっても主人公が絶望していないのは家族が居るから。娘の成長を花の蕾がふくらむ様子に例えていたシーン、主人公の嬉しそうな感じがとても伝わってきて印象に残っています。

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

3.6

殺人、食人、開閉アナル、スカトロ、獣姦…。これらがローテンポでまじまじと見せつけるように映されるのでなかなかキツい…。フェチがある人にとっては至高の一本になるのでしょうね。お下劣王におれはなる!的なバ>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

メタファー、メタファー、アンドメタファー。解説じゃなく映像で色々表現しているのはカッコいいし気持ち良いね。観てるこっちも洗脳されてきそうな感じは羊たちの沈黙を連想しました。

友人の心理学者は精神にア
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.8

野球の楽しさが濃縮されてる感がすごい!終盤は完全に大人向けムービーで、顔をしかめながら涙ぐみながら、よく分からない顔してドキドキしながら観てました。「ベンチを温めるために生まれてきたわけじゃないだろ?>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.3

ビルマーレイが美女に囲まれててうらやましいなぁ、と思いました。話や展開は特に前半、バカさ加減が振り切れていて面白かったです。

カモンロー・キャビン(1967年製作の映画)

3.2

「メス犬のサラブレッドめ!」
「すごいキングコングみたい・・・」
「プレイの完璧を目指しているんだ」
名言のオンパレード。
シュールな笑いと乳と。

タイムアクセル12:01(1993年製作の映画)

3.7

恋はデジャブ、と同じ1993年公開の映画で内容も似た展開のストーリー。さえない主人公がトラブルを経て成長していくって何かライトノベルっぽい話でもある。次はどうなる?!が継続して楽しかったです。ヒロイン>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

ロマンチストクソ野郎向けムービーで最高でした。ライアンゴズリングさんはこんなラストがよく似合う三枚目だなぁ。一番好きなのはミアが彼氏とデート中、セブのこと想いすぎて店内の曲がセブの弾いてるピアノに聞こ>>続きを読む

ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.6

結構序盤でオチが読めてしまったけど(珍しい)それでも興味が持続して楽しめました。グロとエロがもう少しぐいっときてくれたらなお良かったです。レーザー銃みたいなやつカッコイイ。

青髭八人目の妻(1938年製作の映画)

3.5

結婚を軽々しく考えている様子で、結婚する前に離婚時の慰謝料を決めちゃう大富豪(ゲイリー・クーパー)が本当の愛を見つけるまでの映画。話をこうもっていきたいんだろうなぁ、というのが分かるけど少し構成がしっ>>続きを読む

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.8

時代は移り変わるけどこんなゲキ渋カッコ良い人もいたんだよ(ジョン・ウェイン)、って映画だと思います。西部劇にも重なっていて、ジャンルとしての衰退を憂いているのかな。現代も面白い西部劇作られていますよ〜>>続きを読む

私の殺した男(1932年製作の映画)

3.8

戦争で残った遺恨について、ただ謝罪して許しをこうのではなく、前を向いてともに歩んでいこう。というようなテーマだと思います。かなり重厚なテーマ。ルビッチがこの映画を撮った数年後に、再び第二次世界大戦でフ>>続きを読む

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

4.2

刮目で凄腕な運転手、ミステリアスな美女、ご馳走すぎて何も言うことはないね…。タイトル出た瞬間「最高!」ってなっちゃう映画ってありますよね。

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

2.8

いつも冗談言いまくる友だちと二人きりで話したら意外とマジメだった、みたいなテンションの映画でした。ギャグ(すべり芸もあり)よりも、マジメなストーリーに関心!

生きる(1952年製作の映画)

4.5

息子夫婦の腹だたしさは東京物語の杉村春子さんとその兄貴に匹敵する…。どんな仕事でも主体的になって取り組んでいきたいものです。すぐに忘れがちだけど。

志村喬さんの超迫真の演技(目力)と、階段のシーン(
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相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(2010年製作の映画)

2.5

テレビで。結局最後まで観てしまった…。テレビドラマとしては良かった。正義は立ち位置によって変わるので必ずしも正しい訳ではないけど、ポリシーのある右京さんは魅力的だなぁということですね。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

ボーカルが主人公だと思っていたら真の主人公はボーカルの兄貴(ロン毛)だった…。挫折した兄貴が弟を手助けすることを通して一歩踏み出す、ダメ男成長譚としてもとても楽しめました。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

ドンパチ始まる前の溜めが超西部劇っぽくて良かったです。あとその後のアクションもカッコ良い。特にナイフ使いのパスパスッ!って投げるところカッコ良すぎ。ウエスタンリスペクトでハーモニカが一瞬出てきたりする>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.1

ロマンチスト野郎どもが絶賛しているクソムービー。最高です。

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.7

難解で理解出来ない部分が多かった。ストーリーは全く違うけどイレイザーヘッドを初めて観たときのような驚き。夢見心地な雰囲気の中で影だけがダンスしてるシーンや棺桶の中から外を見つめるシーンが印象に残った。>>続きを読む